アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

小さいことが強みになる。「小が大を超えるマーケティングの法則」

自分自身のマーケティングの考え方を再確認するために、時々は基本を押さえた書物を読む。
そういう視点で見た場合、非常にわかりやすくマーケティングを解説している本に出会った。

静岡県立大学経営情報学部教授、岩崎邦彦氏が書いた「小が大を超えるマーケティングの法則」だ。



小さな会社が大企業と戦うために、どのようににマーケティングを考えるべきか。
幸い、時代は小企業には追い風である。ほとんどの市場がシュリンクしている中、
図体の大きな会社ほど、方向転換に時間がかかる。その点、小企業は身軽さを活かせるというわけだ。
それだけにマーケティングという武器を手にできればさらにその勢いに弾みをつけることができる。

マーケティングをひと言であらわすとなると途端に難しい言葉になったりするが、
岩崎氏に言わせればマーケティングとは「顧客ing」。

顧客を生み出す→顧客を「創造」するための活動。
顧客でい続けてもらう→顧客を「維持」するための活動。
つまりは、この二つのingを求めることが岩崎氏の考えるマーケティングなのだ。

岩崎氏は、小規模を「強み」に変える3つの力をABCであらわす。

A=ほんもの力(Authenticity)
B=きずな力(Bond)
C=コミュニケーション力(Communication)

岩崎氏の調査によれば、この3つの力のバランスのとれた企業は業績好調である比率が高いとのことだ。

本書の特長はこの調査のように、消費者リサーチをベースにマーケティングの法則を紐解いていること。
統計的に検証されているだけに説得力が違うように感じた。

日本の企業の実に99%が中小企業。
その中小企業が元気になることで、日本全体が活気付くことは間違いない。
そういう意味ではまさにその力を与えてくれる1冊である。

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