アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

「2022---これから10年、活躍できる人の条件」を読んで。

経営コンサルタント、神田昌典氏が書いた新刊。



冒頭、驚かされたのは神田氏自身のがん告白。すでに完治したとのことだが、その体験が人格に影響を与えたのだろう、以前はクールでともすると嫌な奴と言われかねない語り口が、本書ではすっかり優しいものに変わっているのが印象的だ。

10年後に備えて、個人は今何をなすべきかについて書かれた本書であるが、私が特に注目したのは第4章。章のタイトルは「2024年、会社はなくなる!?」だ。

ここで展開されているのは、ライフスタイルの原理というもの。

神田氏はコンビニのおにぎりを例に出しこう語る。当初3,4ヶ月は続いた新商品の人気が1ヶ月ももたなくなった時期が2003年のいわゆるコンビニ冬の時代。こうなった時、コンビニのおにぎりはまったく新しいレベルに生まれ変わるか、おにぎりに代わる集客商品が生まれることが予想できたそうだ。そして実際にその後高級食材のおにぎりが新たに登場した。これが神田氏のいうライフスタイルの原理である。

このライフスタイルの原理は株式会社にも当てはまるとして、2024年頃には「会社」が別の組織にとって変わられるだろうとのこと。

会社がなくなるとはにわかに信じがたいが、このところの大企業の不祥事を見るにつけまんざらでも無いように思う。さらには会社自体の寿命がこのところ急速に短くなっているのも会社組織の限界を感じさせる要因だ。

会社という形態が変われば当然働き方も変わってくる。大企業にいれば安泰とはいかない時代が目の前に迫っているのだ。

神田氏はこう続ける。
今までビジネスにおいては、社会性と収益性は矛盾すると思われてきた。つまり「社会によいことをやっても、なかなか儲からない」がビジネスの常識だったのだ。しかし、このところ急速に、「社会に良いことをしなければ、儲からない」に変わってきた。

ここでも価値観の大転換が起きている。すでに社会性と経済性は両立できる時代になっていることを見誤ると、あっという間に奈落の底に落ちかねない。繊細に常に時代をキャッチアップしていかなければならない、今はそんな時代にある。

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