アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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広告会社に足りないのは、ビジネスモデルではなくミッション。

正確にいえば、足りないのはビジネスモデルとミッションの両方というのが近いかも知れないが。

なぜそんなことをいうのかといえば、
今日、ベンチャーのIPOを支援する会社が主催する異業種交流会に参加して出会った、
ある広告プロダクションのプレゼンテーションに愕然としたからだ。

先方の売り文句は、ソーシャルメディアを活用した日本初のマッチングサービスということだったが、
どこからどうみても一昔前の広告依存のビジネスモデル。
マッチング=双方向=ソーシャルという論理だろうが、勘違いもはなはだしいのである。
極めつけはその成長性。ミクシーやフェイスブックを向こうに回して強大なプラットフォームを構築するという構想。F1をターゲットとして○年後に100万人、○年後には1000万人という急成長を想定して収益を立てているのだ。

その壮大さと裏腹に、なぜこの事業を行うのかという肝心のミッションがどこにも見当たらない。
あるのは、会員が何人になれば何千万円の収益が上がるというマネタイズの規模性ばかりである。

一昔前ならだまされる人もいるかも知れないが、今はそんな甘い時代ではない。
案の定、参加していたベンチャーキャピタルやファンドの人からは、ビジネスモデルの古さやマネタイズ性の問題点などが厳しく指摘されていた。

結局のところ、問題は広告セールスを生活の手段として長年経営してきた広告会社の時代感覚のなさだ。
今日の様子を見ても、なぜこのビジネスモデルがわからないのだろうと、きょとんとしている彼らの表情が印象的だった。自分たちの問題すら見えなくなっているのがこうした会社の現状なのである。

なぜ自分たちがこの事業を行うのか。なぜ広告なのか。今一度見つめなおす時期がきているのは間違いない。


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