アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

スタバで見つけた最良の人生。「ラテに感謝!」を読んで。

クリスマスにふさわしい心が温かくなる物語、マイケル・ゲイツ・ギルの「ラテに感謝!」を読んだ。



読み物としても秀逸だが、なにより素晴らしいのは、この物語がギルの実話であること。

ギルは、裕福な家に育ち、何不自由なくイェール大学を卒業、
広告会社J.W.トンプソンでクリエイティブディレクター・副社長まで登りつめたエリート中のエリート。

しかし25年目にして、会社の若返りの代償として解雇を言い渡され、そしてそこから転落の人生がはじまる。

コンサルタントとして独立するも紆余曲折あり財産も失い、64歳の今は食べるのにも四苦八苦の毎日。

たまたま訪れたスターバックスのお店は、採用試験真っ最中の会場で、
そこで店長クリスタルの何気ないひと言から、ギルは面接を受けることになる。

嘘みたいな奇跡的な出会いからギルの新しい人生が始まると言う訳だ。

エスタブりッシュな広告会社の毎日とは180度違う、人種もさまざま年齢も育ちも関係がない世界。

20歳そこそこの若者たちに交じって働く毎日に最初は戸惑い、さまざまな苦労に出会うが、
スターバックスの厳しいけれども個性を重んじる社風、そこで働く人たちの優しさ、人間っぽさと
交わることにより、ギルは新たな人生の目標に出会い、自らを取り戻していく。
そんな物語である。

ギルが置かれた立場はまさに50代クリエイターのほとんどが体験するであろう人生の通過点。

しかしあくまで通過点であることをこの物語は教えてくれる。

肝心なのは、次のゴールに向かってどう自分らしく生きるかだ。
まだまだ人生は長い。ギルのような人生最良の目標が見つけられれば、それは何よりの幸せであろう。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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