アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

100年後の子孫のために。縮小に向けた経済、精神改革が必要な時。

月尾嘉男さんが書いた「100年先を読む~永続への転換戦略」を読んだ。



高度成長期から今日まで、ひたすら進化を続けてきた社会。確かに私たちの生活は豊かになった。
が、どうだろう。人々は疲弊し、心を病み、うつむいて生きているように見える。
成長と引きかえに失ったものはあまりに大きく、すでに取り返しがつかなくなっているのかもしれない。
最近、そう思う機会が増えているのは、私だけだろうか。

本書で月尾さんは、私たちが取るべき行動を、
現在から未来を予測するのではなく、
バックキャスティングという手法で、100年後のあるべき未来の姿から現在を想定している。

月尾さんが提言するキーワードは次の4つ。

(1)開発から回復へ。
(2)拡大から縮小へ。
(3)画一から多様へ。
(4)物質満足から精神満足へ。

開発、拡大によって破壊された地球本来の姿、人間本来の姿をこれから取り戻すために、
私たちは長い長い旅にでなければならない。
残された時間は少なく、まさに今がその時なのである。

月尾さんには、大学教授を経て今に至るまで、数々の著書を通して影響を受け続けてきた。
知識の幅の広さ、知見の深さ、この本は間違いなく彼の集大成とも言える1冊だ。

時代の転換点にあり、今こそ正しい行動が求められている。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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