アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

SQが高い人は、幸福な人である。さて私は…

社会学者、鈴木謙介氏が書いた「SQ “かかわりの知能指数”」を読んだ。



大震災を経て大きく変わった、私たちの価値観。

ついさっきまで隣にいた人が、次の瞬間遠い存在の人になってしまう。
そんな大変な体験を見聞きするにつけ、あらためて身近にいる人との絆の大切さに気づいた人も多いようだ。

さて、本書の中心となっているのは、何に幸せを感じるかについての1万人調査の結果。

SQ(Social Quotient)とは、社会的な関わりの力を表わす指数で、鈴木氏たちは、
「SQが高い人ほど、幸福を感じる度合いが高い」という答えを導き出した。

つまりは、自己中心な人は幸せ度が低く他者への気持ちが強い人は幸せ度が高いということだ。
なぜ、そのようにいえるのか、豊富な実例をベースに冷静に分析されている。

利己から利他へ。誰かのために何かをすることに喜びを感じる。
人の心の有り様に限っていえば、一時の成果主義全盛の時代から比べると、
世の中が良い方向に向かっているのではないだろうか。

SQの高い人が世の中に増えてくれば、ビジネスのあり方も働き方も
大きく変わってくることが予想できる。

考え方によってはそこに新たなビジネスチャンスがあるし、
次の成熟した時代へのヒントもあるに違いない。

時代は今、大きな転換期にある。

願わくば、世の中の人々の気持ちの変化を政府が理解して、
その変化をよりよい社会づくりへ活かすべく適切な政策をとってもらいたいものだ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/1145-8ef00888
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad