アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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ミシマ社のまっすぐさに、一票!

ミシマ社社長、三島邦弘氏の書いた「計画と無計画の間」を読んだ。



ミシマ社は、副題「自由が丘のほがらかな出版社」の話、のとおり、
自由が丘にある社員7人の小さな出版社である。

本書は、そんな出版社を立ち上げた三島氏の起業から今日までの山あり谷ありの奮闘ぶりを、
社長自らが記したもの。

創業からわずか6年あまりのまだ発展途上の出版社であるが、気がついてみると、
私自身、ミシマ社の本を何冊も読んでいる。

まずいちばん最初に出会ったのが、博報堂の社員が独立して立ち上げた会社エニグモの
「謎の会社、世界を変える」、つづいて『脱「ひとり勝ち文明論』、
「創発的破壊」、そして直近では、「今、地方で生きるということ」。

振り返ってみれば、いずれの1冊も魂がこもっていて、その都度ある種のショックを受けたものだ。

本書を読んでその理由がわかった。
魂の理由は、ミシマ社社長三島邦弘氏の志の強さだったのだ。
強いというのは少し言葉が違うかもしれない。
あくまで自然体、秘めたる思いというところが近い感じだ。

三島氏本人が、原点回帰の出版社と謳うだけあり、出版界のしがらみや既成概念に
とらわれることなく、自身の求める道をひた走るミシマ社のあり方に、
応援する書店、読者も着実に増えてきているようだ。

もうひとつ目から鱗は、本書における三島氏の作家としての文章力だ。
強引ではなく、自然に文中に引き込んでいく力は作家としても潜在能力の高さを感じさせる。
ついつい涙がこぼれ落ちそうな(実際に涙が出た)場面にいくつも出会った。

時代が大きく変わっていく中の象徴的な会社がいくつも出てきた。
出版界においては、その先頭を走っていくのがミシマ社ではないか。
新しい作品にも大いに期待したい。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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