アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

ビジネスは「キュレーション」の時代へ。

勝見明氏が書いた、石ころをダイヤに変える「キュレーション」の力を読んだ。



キュレーションとは聞き慣れない言葉かもしれない。
しかし、佐々木俊尚氏の「キュレーションの時代」を読んだ人にはおなじみの言葉だと思う。

いずれにしても、この先、時代のキーワードとなりそうなのがこの「キュレーション」である。

このキュレーションという言葉だが、キュレーターという職業に由来しているそうだ。

美術館や博物館で企画や展示を行う専門職で、
①既存の作品などの意味を問い直す
②コンテンツを選択し、絞り込み、結びつける
③新しい意味や価値を顧客に提供する。
そんな職業である。

そこから派生して、ビジネスの分野で使われるようになった。

すでにあるものを再編集して組み合わせ、まったく新しい価値を提供する。そんな意味である。

キュレーションという考え方で、あたりを見回してみると、
さまざまな商品やサービスがあてはまるよう。

たとえば、iPad。
アメリカではキュレーテッド・コンピューティングと呼ばれており、
作り手によってコンテンツや機能が選択され絞り込まれ、編集されたことで
逆に使いやすさという新しい体験の価値が提供されるという意味合いだそうだ。

その他にも、駅を通過する場所から集う場所へ再定義することで新たな価値を生んだ、
JR東日本の「エキュート」など豊富な事例が紹介されている。

さらには、
川モデルと井戸モデルなど、プランナーが企画に取り入れることができる、
顧客ニーズの考え方など、役に立つ情報も多い。

あらためて「キュレーション」、そのパワーを知ることになる本書。
プランナーはもちろんアドマンの企画の発想法としても使えること間違いない。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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