アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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川上氏が提唱する、「モテる会社」とは。

ストーリーマーケティングの第一人者、川上徹也氏が書いた
「モテる会社~小さいけれどみんなが好きになる」を読んだ。



モテる会社とは、すなわち周りから認められる会社。
顧客だけでなく、社員からもその家族からも、さらには、会社周辺の地域の人からも。
そうなると、下手にごまかしてもすぐばれてしまう。正直で誠実であることが重要になってくる。
もちろん、広告やコミュニケーションツールの作り方も変わってしかるべきというわけだ。

大震災以降、消費者の価値観が変わりつつあることを少し前に書いたが、
本書に登場するモテる会社は、そのずっと前から個性的であるつつも社会に優しい会社として評判を重ねてきた。
そういう意味では、ようやく時代が追い付いてきた感がある。

さて、川上氏が提唱する「モテる会社」の具体像であるが、その条件として10カ条プラス1を掲げている。

1.従業員やその家族を大切にしている
2.お客さんとのコミュニケーションを重視する
3.欠点や短所も正直に話せて、誠実である
4.何らかの形で、社会や地域に貢献している
5.他にはない商品・サービス・売り方がある
6.会社の特徴を「心に刺さるひと言」で表現できる
7.多くの人が共感できる志や理念がある
8.誰かに話したくなるストーリーやエピソードが豊富
9.どこかしら愛嬌やユーモアがある
10.経営者に情熱があり、社員がイキイキと働いている
プラス1.継続してちゃんと利益を出している。

以上である。ある意味、川上氏の集大成というべき10カ条プラス1。

注目すべきはやはり従業員やその家族がいちばん最初に来ていること。
経営でいちばん大切にすべきは顧客の前にまず働く人という考え方。
どうやって社員のモチベーションを上げるかやっきになってあの手この手を考えても
なかなか答えが見いだせない会社が多い中で、モテる会社は
そんなことは当たり前と言わんばかり。考え方そのものが従業員からスタートしているのだから。

そしてもうひとつプラス1.やはり企業である以上利益が出されなければすべてが絵空事になってしまう。
そういう意味では、他社にない強みがちゃんと立っていることが重要である。

この10カ条プラス1を実践している会社の実例も豊富で、それぞれに個性が際立っている会社だ。

以前だとこんな理想的な会社はあり得ないと思ったが、今は逆にそんな会社でないと
生き残っていけないように思う。

それだけ時代が変わったのか、それとも自分の価値観が変わったのか。
どうせなら、モテる会社を目指してみよう。

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