アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

カイゼンとイノベーション。今、企業に必要なものは。

ボストン・コンサルティング・グループの井上潤吾氏が書いた「守りつつ攻める企業」を読んだ。



事業のライフサイクルは、誕生から成長、成熟を経て衰退を迎える。
誕生から成長は「攻め」の時期、成熟から衰退は「守り」の時期。
重要なのは、攻めから守りへの転換、そして守りから攻めへの転換。
しかもそれは一気に切り替わるのではなく、攻めつつ守る、守りつつ攻める、
そのバランスが企業の存亡を決定づけると井上氏。

そもそも攻めと守りでは、考え方そのものを変えないと行けないだろう。
守りは、カイゼンが中心になる。カイゼンに必要なのは規律であって、
決めたことを確実にDCAを回す手堅さが必要になる。求められる人材像も枠からはみ出さないことが
ポイントになるのだろう。

しかし難しいのは、守りから攻めに転じる時だ。
時代そのものが成熟している中にあって、カイゼン型の攻めでは困難期を乗り切ることはできない。
必要なのはイノベーションである。
前にも書いたが、イノベーションで重要なのは、過去の既成概念に捉われない柔軟な発想だ。
ある意味、経営者をはじめ組織そのものがイノベーティブでなければ、早い段階で壁にぶつかってしまう。
この辺りはクリエイターの役割が重要になるように思う。

繰り返しになるが、既存の事業が頭打ちとなって、
今はイノベーションが求められている企業が多いのではないか。

イノベーションをどのように実現するか、そこに必要な考え方、
求められる人材の資質とは?

成し遂げた企業の例も豊富に参照しながら、壁の前に立たされている経営者・幹部に
この先の道筋を教えてくれる1冊である。

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