アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

文化まで買収できるか、イタリアの老舗百貨店、タイ百貨店の傘下に。

日本中がバブルに踊っていたとき、日本の大企業がこぞってアメリカの有名ビルや企業を続々と買収していた。

当時は「いやぁ日本企業は凄い!」くらいにしか思わなかったが、
今から考えてみれば尋常ではなかった。きっと気がつかないくらい、浮かれていたのだろう。

なぜそんなことを思い出したかというと、新聞でこんな記事を見つけたからだ。

タイで30数店の百貨店を経営するセントラルという会社が、
イタリアの老舗百貨店リナシャンテを300億円で買収した。

リナシャンテのミラノにある本店は私も行ったことがあるが、
ミラノの中心にある高級百貨店という印象だ。

その百貨店が、バーツ高でお金があるとはいえ、まさかタイの企業に買収されるとは。

しかしどうだろう。イタリアといえば相変わらず不景気が続いているようで、
利益目的とはこの買収は思えない。
イタリアの老舗百貨店のブランドが欲しかったのか。
タイの国状はわからないが、高級ブランドの代名詞としてのイタリアはまだまだ使えるということだろう。

こういった形で、イタリアのブランド企業がアジア圏の企業に傘下になることには違和感を覚える。

どんなにお金があっても、長い時間をかけて育まれてきた文化まではお金でかえないと思うからだ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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