アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

ジャック・トラウト「独自性の発見」

マーケティングの世界的権威と呼ばれるジャック・トラウトが書いた、
「独自性の発見」を読んだ。



「ポジショニング戦略」や「売れるもマーケ、当たるもマーケ マーケティング22の法則」など、
ベストセラーになった過去著作と同様、定番的な要素が強い本。
日本初出版であるが、この先長い時期に渡るヒット作となることは間違いない。

原題は、DIFFERENTIATE OR DIE 究極の強いタイトルだ。

独自性があるか、さもなくば死ぬか。
それほど企業にとって、独自性とは重要なものだというメッセージが込められているのだろう。

であるが、日本の企業はアメリカの企業ほど、独自性への意識が強くないように思う。
国民性の違いなのだろうか、どうも目立ち過ぎるのを良しとしない。

しかしながら、現代はコモディティ化が進んでおり商品の差別化が難しい時代になっている。
それだけに、今後日本でも独自性の重要性がますます問われるようになってくる、そんな気がしている。

本書は、真の独自性とは何か、それはどのように見つけられるのか、
成功している企業、見誤って失墜していった企業、豊富な事例を端的に数多く紹介。
ひとつひとつを読み込んでいくことで、自社がどのように考えるべきかを教えてくれている。

時代の大きな転換点になっている今、
自社の商品やサービスの強みは何か、他社との違いは何か、考えてみるいい時期のように思う。

株主を意識するあまりコストへの意識が強くなる経営者、
その結果長期的な視点に立てず目先の値引きに走ってしまう。
その先にあるものは何だろう?

もう少し長いスパンで、継続的に差別化を図っていく戦略。
そんな考え方のできる会社は伸びる会社であると私は思う。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/1035-5ad7fec7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad