アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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闘わない強さ。安藤美姫選手。

フィギュアスケートの世界選手権が安藤美姫選手の優勝で幕を閉じた。

今回は特殊な大会であったことは事実である。大震災により1か月の延期を余儀なくされた。
そんな中で、コンディションづくりも大変だったと思う。

いわゆる競技会であれば、当然ライバルを上回っての優勝が誰もが目指すところだろう。
しかし、今回の安藤選手にはそんな気負いが感じられなかった。

多くの選手がひとつでも上の順位を目指すあまり、緊張が見られる中、
あくまで安藤選手の表情は自然体だ。
誰を意識するわけでもなく、周りの選手が視線の中にもないようにも感じられた。

その結果が今回の優勝。

選手が成長していく上でさまざまな試練が待ち受けるわけであるが、
ある意味、それはあくまで個人レベルのことだ。

しかし、今回の大震災は個人がどうのこうのと言う前に、国民全体がひとつになって
解決にあたらなければならない大問題である。

それを彼女がどう受け止めたかはわからないが、
自分のことはさておいて困難に立ち向かう人のためになにが提供できるか、
個人を超えたひとつ上の次元に立てた結果の落ち着きであり、達観した表情だったように思う。

心技体というが、心がいかに大切か、彼女の優勝に見たような気がする。

聞くところによれば、この大会の前も練習先の福岡で、支援のための競技会を開いていたとも。

彼女の口から「がんばってほしい」というようなメッセージはない。
しかし、国を想い国が元気になるために自分ができることを一心に考えた、という優勝コメントを聞いて
安藤選手が人間として一回りも二回りも大きくなっていることを感じ、幸せな気分になれた。

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