アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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電通とFacebookが日本での広告主向け「Facebook」活用マーケティング・サポートで業務提携。

このニュースリリースを見たとき、広告業界も大きく動いていると実感した。

マスメディアからソーシャルメディアへ。大きく舵取りを変えるきっかけとなるかもしれない。

同時に、まさかFacebookがと、がっかりしている人も多いのではないか。

このところのFacebook人気が予想以上に盛り上がっていることに、
ここで手を打たねばという電通の本気度が伺える。

業務提携契約の主な内容は以下のとおり。

1.電通は日本での公式広告販売パートナーとして、Facebook社より最新の技術情報やサービス活用事例などを入手し、広告主や媒体社へのコンサルティングを行う。
2.電通はFacebook社の協力を得て、広告主、媒体社にとって付加価値の高い、Facebookの機能を最大限に活かしたFacebookページの制作を行う。
3.電通とcciはFacebookのプレミア広告枠の年間独占販売権(2011年2月18日より1年間)を取得し、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどのマス広告とFacebook上の広告を連動させた、新たな広告の開発を行う。
4.電通はFacebook社による技術サポートの下、Facebookプラットフォームを活用した新たな広告/プロモーションに係る企画やビジネスを開発する。
5.電通はFacebook社が新たに広告手法として展開しているソーシャルの要素が含まれたプレミア広告(※2)に積極的に取り組んでいく。

プレミアム広告枠を独占することはもちろんであるが、技術的な支援を受けて、
相当深い部分までの協力体制をフェイスブックから取り付けたことが興味深い。
とりあえず期間は1年ということであるが、これによりフェイスブックの国内市場が
どのように転換していくのか、大いに気になるところだ。
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トイレクイックル×植村花菜 花王のテレビCM

紅白歌合戦でも涙を誘った植村花菜のトイレの神様。

そのトイレの神様が花王とタイアップしてテレビCMに登場した。

商品はトイレクイックル。まさにストレートの商品。
しかもCMでは植村花菜本人が登場してトイレ掃除をするのだ。

→出演は本人ではなく、楽曲提供だけでした。お詫びして訂正します。

トイレクイックルでトイレの神様。

1本取られた!という感じでプランナーに座布団1枚、
どこの会社も狙っていたと思うが、トイレクイックルの企画がいちばん良かったということだろう。
楽曲の世界を上手に活かしている。

花王トイレクイックル×植村花菜スペシャルサイト・テレビCM
http://www.kao.co.jp/toiletquickle/cm/

ニュースリリース
ニュースリリース ポータルサイト News2u.net トイレクイックル新CMオンエア。 楽曲は植村花菜さんの「トイレの神様」!

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ユニクロ、衣料リサイクル海外展開。

先日、ユニクロの大量販売について書いたが、
金曜日付の日経MJでユニクロの衣料リサイクルの記事を読んだ。

記事によれば、現在行っている使用済み商品のリサイクル活動を海外に拡大するそうだ。

3月に韓国に広げ、今後5年程度の間に回収量を現状の約10倍の年3600万点に増やすとのこと。

従来は燃料化を主な再利用法と想定したそうだが、回収商品の8~9割が
着用可能な状態だったことから、国連難民高等弁務官事務所(UNCHOR)の協力を受け、
難民への寄贈に力を入れ始めたという。

8~9割がまだまだ着れるものであったことは、ユニクロの商品が
消費型の衣料であることを物語る。少なくとも愛着のある1着ではないのだろう。

低価格だけに気軽に買って、気軽に処分する。
その受け皿としてユニクロも立ち上がらざるを得なかったのだと思う。

世界進出する中で国際世論の声が大きくなる前にきちんと対応する点は
さすがユニクロという感じであるが、同時に販売の姿勢も改善する余地があるのではないか。

社会貢献というと聞こえが良いが、商売の道具にならないか、しっかり見ていかなくてはいけないと感じた。

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The Mesh メッシュ~すべてのビジネスはシェアになる。

書き手は違うが、今最も読むべき1冊、SHAREの続編というような内容。
書いたのは、シリコンバレーの名物起業家であるリサ・ガンスキー。

「The Mesh メッシュ~すべてのビジネスはシェアになる」を読んだ。



未来は希望に満ちている。志しのある人には大きなチャンスが開けている、
そんな高揚感とともに読み終えた。

シリコンバレーと言う起業家の生産工場のような場所にいるだけに、
いかにシェアビジネスが投資家の対象となっているかも手に取るようにわかる。

本書を読んで思うことは、シェアビジネスが確実に社会に影響を与え始めていることだ。
まだ初動という感じでもあるが、この流れを捉えている人は着実に動き始めている。
今年来年と続々と表舞台に登場してきそうな予感がある。
それだけに大手企業にとっては脅威という流れになってくるのでないかと思う。

特に販売量をビジネスの中心に据えている企業にとっては、確実に量が売れなくなるだけに
ビジネスモデル自体の崩壊にもつながりかねない。
まぁ大企業であればそうなる前に打つべき手は当然想定しているとは思うが・・・

さて本書のタイトルともなっているメッシュの意味であるが、
ガンスキーの定義では、
メッシュとは、ネットワーク対応のシェアリングを基盤に置く~モノやサービスを所有するためではなく、
モノやサービスにアクセスする手段を提供するビジネスを指す。

やや逆説的になるのだが、ITやネットワークが基盤となっていないと
メッシュビジネスとは呼べないということだ。

呼び方や定義づけは別としても、ITやネットワークがビジネスの中心にならざるを得ない世の中である。
ネットワークとはそもそも繋がることであるから、その本質がいよいよ世の中を
大きく転換させようとしている。

その大きな鼓動をわくわく感とともにリアルに伝えてくれる1冊である。
この動きを知っているか知っていないか、それだけでもビジネスの捉え方が180度違ってしまう、
羅針盤的1冊とも言える。

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中古品「この1年で売買」64%

博報堂買物研究所が実施した「中古品の売買意識」調査の結果が発表された。

調査によると、この1年で中古品を売買した人の割合は64.5%。
年代別では30代が75.1%と最も高い。
中古品を売ることが今後も「増えると思う」と回答した人も67.3%ということで
この分野のビジネスが今後ますます拡がりそうだ。

この傾向を受けて博報堂買物研究所は、メーカーが今後、商品開発する際も
生活者のリユース・リサイクル意識を念頭に置くことが必要」としている。

売買したことがあるものでは最も多かったのが本で、
売却72.6%、購入67.1%。

リユース、リサイクルというと、何も今に始まったものではないという印象だが、
昔のリユース・リサイクルとはまったく趣きが違う。
その背景にあるのはITの進化であり、SHAREやソーシャルメディアなどとも絶妙に連携して
再び脚光を浴びているのだ。そこを見間違えるとビジネスはうまくいかない。

生活者の意識も進化しており、売れれば良いという考え方だけでは
メーカーも役割を果たせなくなってくるだろう。

売るだけではない、新たなビジネスモデルがここでも問われ始めている。

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2010年日本の広告費、1.3%減。テレビ広告は回復傾向。

電通から2010年の日本の広告費が発表された。
3年連続の減少ではあるが、やや下げ止まり感のある前年対比、1.3%のマイナス。

媒体別ではテレビが上向きに転じるなど明るさも見られる。

媒体別では、インターネット広告費が相変わらず右肩上がり。

媒体費と広告制作費を含めたインターネット広告費は9.6%増、
総広告費に占める割合は13.3%(09年は11.9%)と存在感を示している。

そして、先にも書いたが特筆すべきはテレビの回復ぶり。
前年対比、1.1%増で、テレビCM否定論に一石を投じた感じだ。

少し意外な感じもしたが、このところの周りの話を総合すると、
なるほどな、と納得した次第。

広告費を1年の中身で見ると、10月ー12月の回復ぶりが著しいとのこと。
この勢いで行くとひょっとして2011年は久方ぶりの広告回復の記念すべき1年となるかもしれない。

なんだかんだいって、まだまだ広告は元気なのである。

しかしながら、冷静に今回の発表をみると、この先広告業界が回復するか否かの大きな転換点にあるようだ。

この勢いを確かなものに変えられるか、このままフェイドアウトしてしまうのか。
業界のアドマンの意欲と取り組み方次第だと思う。

そういう意味では、業界挙げて積極的にチャレンジすべき1年なのだろう。

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時代は、haveからshareへ。

物を所有するという欲が全世代において急速に薄れてきているようだ。

車が売れないという現象も決して景気の影響だけでなく上記の理由によるところも大きい。

また使い捨てによる環境に与える負荷への懸念も一因かも知れない。

つまり世の中の流れは緩やかに物を所有しない方向へ向かっているのだ。

そんな中で、このところにわかに注目を集めるのが、shareビジネス。

カーシェアリングがその代表である。特に欧米ではさまざまな形のshareビジネスが立ち上がっている。

そのあたりは以前に紹介した「SHARE」や新たに出版された「The Mesh」に詳しいので
ぜひそちらを読んで頂きたい。

その流れの中で気になるのは、ファストファッション、中でも今は絶好調のユニクロビジネスだ。

安さを理由に使い捨てを促す。安いからという理由で気軽に買うわけだが、
その結果、資源を無駄に使い、買った商品も多くは箪笥の肥やしとなるか、
ゴミ箱行きだ。

今はその予兆すら見えないが、使い捨てを良しとしない意識が強くなれば
こうしたビジネスは行き詰るのではないだろうか。

5年後、ユニクロは今と同じように成長を続けているのか、思わず?を掲げずにはいられない、
それほど価値観の移り変わりの流れは早いと見る。

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グレートカンパニー化こそ、最高の業績アップ法。

船井総研の五十棲剛史氏が書いた「グレートカンパニーのつくり方」を読んだ。



グレートカンパニーとは、業績が良いだけではなく、社員にも社会にも優しく
素晴らしい経営をしている会社を指す。
船井総研では、コンサルティングをした会社の中からこうしたグレートカンパニーを表彰する
グレートカンパニーアワードを制定している。

さて、五十棲氏は本書の中で、今のマーケティングを大きく3つに定義している。

「プッシュ型マーケティング」
「プル型マーケティング」
コミュニティ型マーケティング」の3つだ。

お分かりのように時代は、プッシュ型→プル型→コミュニティ型と進化してきている。
しかしながら、いまだプッシュ型を脱却できず社員に売上ノルマを課し、
悲鳴を上げさせている会社も多い。
こうした会社はとにかく売上を上げることが最優先で、お客さんは二の次になってしまう。
成熟した消費者からはこんな会社のカラクリはすぐ見破られてしまうのだ。

グレートカンパニーはイコール、コミュニティ型マーケティングを主体とした会社。
頑張って売るのではなく、自然に売れ続ける会社であり、社員にもお客さんにもストレスは少ない。

グレートカンパニーを目指すには経営者の覚悟が大切と五十棲氏。
その道のりは大変そうであるが、逆にそこを目指さなければ生き残れない時代でもある。
経営者の理念が重要な時代なのだ。

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メッセージを欲張らないことが、クリエイティブ。

広告を作っていた頃に気をつけていたことであるが、
広告を作るとなると、肩に力が入って、あんなことこんなことと、
とかくメッセージを詰め込む方向に行きやすい。

コミュニケーションは相手があって成立すること。
饒舌であればあるほど、相手が食傷気味になっていることを悟る能力がなければ、
コミュニケーションのプロにはなれないと思う。

これは広告に限らず、メールでも会話でも同様だろう。

特に広告の場合では、メッセージを詰め込み過ぎると、本当に伝えたいことがぼけてしまい、
結局は伝わらず終わってしまうことが多い。

どこまでメッセージをそぎ落とすことができるかに広告の成否がかかっていると言っても過言ではない。

このようにメッセージ過多となる理由に、実は作る人の性格も起因しているのではないかとひそかに思っている。

まずはサービス精神が旺盛な人。欲張りな人。ワンマンな人。
こういったタイプはもともと話したいこと、伝えたいことが多く、
どうしてもしゃべりすぎてしまう傾向が強そうだ。

逆に、気の弱い人。このようなタイプは常に不安を抱えていてメッセージを絞り切れない。
その結果、あれも言いたいこれも言いたいと詰め込み過ぎた広告が出来上がる。

ある意味、潔さが重要なのかもしれない。
できるクリエイター、アドマンは潔さがポイント、というのが私の長年の経験の感想だ。

答えは売り手が用意するものではなく、買い手が創るもの。
売り手は買い手に選ばれる情報をわかりやすく提供することに徹すべきだ。

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こう考えればお客さまから選ばれる。

採用コンサルティング会社ワイキューブ社長の安田佳生氏が書いた
「ぐっとくる?選ばれる新法則」を読んだ。



ビジネスにおいて消費者から選ばれるようになるためには、
やり方を変える前に、考え方を変えなければならない。
わかっているようで結果を急ぐあまり強引なやり方を通してしまう。
そんなジレンマを抱えている経営者も多いだろう。

そんな経営者やビジネスマンに向けて、選ばれるコツを安田氏はこう書いている。

消費の仕方が変わったいま、選ばれる存在になるためには、
消費者の心理を「読む」のではなく、消費者の感情を「巻き込む」こと。

巻き込みは時代のキーワードだ。
一時囲い込みと言う言葉が良く使われたが、今は巻き込みである。

巻き込むためには、経営者がどれだけその仕事に惚れ込んでいるかが重要で、
そのこだわり度、本気度に消費者が共感し巻き込まれるのだ。

その時、企業と消費者の関係は、横並びのパートナーになる。

ワイキューブが得意とするのは中小企業のコンサルティング。
それだけに中小企業がどのようにブランドを作るのか、
そのヒントとなる具体的な事例もたくさん掲載されており、参考にできる。

過去に出版された「千円札は、拾うな。」「検索はするな。」同様、
安田氏の書く文章は非常にわかりやすい。知らず知らずに引き込まれ納得してしまう。
経営本が苦手という方にもおすすめの1冊である。

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ホシザキ電機、過去最高利益の決算。

正直少し驚いた。先日発表されたホシザキ電機の2010年12月期の決算数字。

純利益が前期比81.5%増の88億円で4年連続の増益、かつ過去最高を更新したという。

ホシザキ電機は私自身も仕事として携わっていた経緯もあり愛着も一塩であるが、
今回このような数字がはじき出されたいちばんの理由は昨夏の猛暑だそうだ。

リーマンショック後、飲食業界も引き締め傾向にあると思っていたが、
やはりお金のあるところにはあるということか。

新聞記事ではあわせて新社長の就任が発表された。
創業家親族以外では初の社長。海外事業部門の統括を長くされていたそうで、
今後海外比率を大幅に伸ばす計画とのこと。

すべて不景気のせいで片づけるのではなく、やり方によっては最高利益も出せる好例である。
メディアにもこういったニュースをさらに深堀してくれることを望む。

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佐々木俊尚氏「キュレーションの時代」

佐々木俊尚氏は、類まれな読ませる力を持った人である。
そして、マイナーな文化に造詣が深い。

そんな佐々木氏の持てる力がフルに発揮された渾身の1冊といえる「キュレーションの時代」を読んだ。



情報流通を激変させるソーシャルメディアプラットフォームの上に形成された無数の情報ビオトープ。
それらのビオトープに接続し、視座を提供する無数のキュレーターたち。
そしてそれらキュレーターにチェックインし、情報を受け取るフォロワーたち。
そんな新たな生態系の誕生が社会を大きく変えつつある。

そんなテーマを、さまざまな角度から豊富な文化的事例をもとに分析している。

300ページを超える新書としては圧倒的なページ数であるが、久しぶりに一気に読みきった。

マスメディアの終焉と新たなソーシャルメディアの時代の幕開け。
歴史的な転換点に立っていることを改めて思い知らされる。

佐々木氏の書く書籍すべてに共通することであるが、読み終わった後に
今のままではいけない、新しい動きを今するべき、焦燥と衝動、そんな複雑な思いを掻き立てられた。

間違いなく言えること、時代が今この瞬間も大きく動いているのだと。

マスメディア主体の情報流通の時代は終わった。しかし、そう言いきれないマスメディア側の人間は
座して死を待つことになるのだろう。逆に言えば、価値観を変えることができれば
またとないチャンスなのだ。わくわくするような未来が待っている。
自分の中に、そんなわくわく感があるか、今一度胸に手を当てて聞いてみよう。

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中野博氏「エコブランディング」

エゴを突き詰めるとエコに変わる。

そんな考え方をもとに、エコとビジネスを両立させる方法を教えてくれる1冊、
中野博氏の書いた「エコブランディング」を読んだ。




本書は新刊ではない。去年の7月だからすでに出版されてから半年近く経つわけだが、
出版当初から読もう読もうと思いつつ今日までに来てしまった。
なぜ今かと言うと、それだけ自身の心がエコの方に向いてきているからだろうと思う。

冒頭の1行に書いたように、とかくエコと言うとお金儲けとは無縁のように思われるが、
著者、中野氏は自身の経験も踏まえて、お金儲けのためにエコを利用することは
決して悪いことではないと断言している。

たとえお金儲けであっても、エコのためになることがひとつでも増えれば、
世の中が良くなっていく。エゴを突き詰めていった結果、余裕が生まれてくれば、
純粋にエコで世の中のためになることができるようになるということらしい。

このあたりの考え方は、自分自身にとっても新鮮で目から鱗だった。
やはり自分自身にもエコでお金儲けは良くないこと、という先入観があるからだろう。

本書ではロハスから本格的なエコへの流れ、
エコロジーをどうやってブランディングに活かすのか、等々
具体的かつ実例豊富に記載されており、これからの企業がどう考えどう行動したらよいか、
おぼろげながらであるが見えてくる。
もし自分が経営者だったら、そんな絵も何となく描けてくる感じがした。

中野氏は、独立後、エコとブランディングをビジネスの中心に据えて13年あまり。
この間の中野氏自身のセルフブランディングの軌跡も非常に興味深い。
ある意味、セルフブランディングとはかくあるべき、という格好の見本だ。
そのあたりも単なるエコブランディングで終わらない、アドマンにも参考にできる1冊になっている。

もうエコを語れない会社は片手落ちだし、経営者は失格の烙印を押される日も近いだろう。
それほどエコは重要なテーマになりつつある。

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いい本を読んで、いい音楽を聴いて、いい映画を観る。

30年前、広告業界に入った頃、アドマンの心得として、よく先輩から、または書物を通して
言われたものであった。

広告会社にはさまざまな業種業態の仕事がある日突然やってくる。
それだけにアドマンとしての懐を深くするためいろいろな体験をすることが求められるわけだ。

若い頃はその教えに忠実に、いい本を読んでいい音楽を聴いていい映画をたくさん観た。
読むもの聴くもの観るものがすべて栄養になった。まぁイコールいい仕事ができるというわけではないが。

それがいつからだろう。
家族が増えるにつれ、観たり聴いたり出かけたりが少しづつおっくうになっていった。
正確にはおっくうになっていった、というよりは時間を割くことができなくなっていったという方が近いか。

今思えば、アドマンという仕事を続ける以上は、観たり聞いたり出かけたりが仕事の栄養になると
いうことを忘れてはいけないと思う。
そういうことができなくなるとしたら、その時点で仕事失格なのかもしれない。

いい本を読みいい音楽を聴きいい映画を観る。
アドマンに限らず創造する仕事には欠かせない条件だと今あらためて思う次第。

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大雪特需。さてありがたいか、ありがたくないか。

今晩から明日の夜にかけて、関東では大雪になるという。
特に都心で積雪があることが特徴で、5年ぶりの積雪量らしい。

今回は天気図的にほぼ100%間違いないと言われており、
テレビのニュースでは、カーショップにチェーンを買いに駆け込むお客の姿を映し出し、
店側も営業時間を延長して大わらわの様子。
店によっては早くもチェーンが売り切れ状態のようだ。

突然の大雪、車に乗る方にとっては有難迷惑であるが、カーショップにしてみれば、
降ってわいた特需。

寒くなれば売れるもの。暖かくなれば売れるもの。
景気的にはその変動の幅が大きいほど、物が動き景気に好影響を与えていくのかも知れない。
ちょっとしたきっかけで景気が上向く、そんなことがそろそろあってもいいのではないか。

3連休の大雪。
幸い会社は休みで傍観者となれる人も多い。
最終的には景気への収支はプラスだろうかマイナスだろうか。

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ツイッターのつぶやきで、カーボンオフセット

近頃、広告と社会貢献の関係に興味があり、いろいろと調べている。

そんな中、偶然見つけたのが、
ツイッターのつぶやきでCO2削減に貢献するというジーコンシャスという会社のリリース。

プレスリリースはこちら

ツイッターを使ったシステムにカーボンオフセットを組み入れた
企業・団体向け「Twitter グリーンキャンペーンシステム」の提供を開始したという。

リリースによれば、ひとつひとつのつぶやきに応じて割り当てる CO2 排出権を設定でき、
ジーコンシャスの排出権口座から国の排出権口座に移管し、
京都議定書における日本の CO2 削減に貢献いたします、とのこと。

つぶやきとCO2削減は何だか結びつきが遠いようであるが、今の段階では、
最終的に地球環境に貢献できるのであればそれはそれでよいのではないか。いささか軽率であるが。
(本当はこのシステムがよくわからない・・・)

ジーコンシャスによればツイッターのつぶやきとカーボンオフセットの組み合わせは国内初らしい。

ちなみにこのジーコンシャス、カーボンオフセット、グリーンマーケティング支援、
環境コンサルティングを主な事業内容としている。

カーボンオフセットを広告・プロモーションと組み合わせた企画は他にもいくつかあるようだ。

環境貢献が、アドマンにとっても、重要なテーマになりつつある。

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扁桃腺炎でダウン。そこで思うこと。

ここしばらく静かにしていた持病の扁桃腺炎であるが、先の日曜日からひさしぶりに暴れ出し、
昨日今日と会社を休んで臥せっている。

持病なので日頃から気をつけているせいで、ひどくなる前の予感があり、
たいていは少しはれる程度でこのところは済んでいた。

しかし今回は何か咽喉がいがらっぽい感じはあったのだが、まさか扁桃腺炎の前兆だったとは
思わなかった。

油断大敵である。扁桃腺が暴れ出す時はたいてい身体の免疫が衰えてきている時なので、
自分が思うより消耗していたということだろう。

思えば小学校1年生の時、すでに扁桃腺炎が持病となりつつある頃、担任の先生に
親からもらった身体なのでできれば切らない方が良い、大人になれば自然に治るからと言われたことを
いまだに思いだす。

正直に聞き入れて今があるわけであるが、まぁ今さら切るわけにはいかないので、
上手に付き合うことが大切だろう。

それにしても、日頃から気をつけるべきは、適度な運動とストレスを貯めないことだ。
特にストレスは身体の免疫力を低下させるという。

扁桃腺が腫れた時にいつもそう思うのだが、しばらくして元気になると忘れてしまう。懲りない人間である。

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迷ったら自然を見よ。第6の波~環境・資源ビジネス革命と次なる大市場。

コンドラチェフの波をご存じだろうか。

ロシア人経済学者コンドラチェフが唱えた、イノベーションが起きる周期を表した説で、

第1の波:綿・鉄・水力の時代
第2の波:鉄道・蒸気機関・機械化の時代
第3の波:重工業・電化の時代
第4の波:石油・自動車・大量生産の時代
第5の波:情報通信技術の時代

と、ある周期ごとにイノベーションは起きてきていることを表わしている。

そんな状況下で次なる波が起こりつつあるとする、
ジェームズ・ブラッドフィールド・ムーディ&ビアンカ・ノグレーディの共著
「第6の波」を読んだ。



その第6の波とは、「資源効率化の波」だ。

資源効率化とは、世の中のあまりに多い無駄を有効に活用することにより、
地球に優しい経済社会を目指すもの。

行き過ぎた文明社会のアンチテーゼとも言える。

ここで多くは述べないが、ほとんどの資源は有効に使われていない。
それどころか、過剰の無駄は地球そのものを傷つけ、地球そのものの死に着実に近づいているのだ。

今ならまだ間に合う。
それではどのように資源効率化を図ればよいかというと、
ふたりは、自然に学べと言っている。迷ったら自然を見よ、と。

太古より、自然は恐るべき自浄作用を持っている。
自然に中には、私たちが学ぶべき法則がまだまだいっぱい眠っているのだ。

第6の波の到来は、新たなビジネスチャンスでもある。
これから世の中がどっちの方向へ向かっていくのか。
どんな業種にも参考になるエピソードが満載、貴重な情報がぎっしり詰まった1冊だ。

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オガワカズヒロの片割れ小川浩氏の新作は「Facebook超入門」

漫才コンビのそれぞれの名前が覚えられない以上に、
オガワカズヒロのどっちが小川浩氏でどっちが小川和也氏か、私を含め大抵の人はわからないのではないか。

何はともあれ、ソーシャルメディアの世界では有名人のオガワカズヒロのひとり、
小川浩氏が書いた新作「Facebook超入門」を読んだ。



ただの入門ではなく超入門である。
フェイスブックのフェの字も知らない初心者に向けての1冊かと思いきや、
案外レベルは高く、最低限使う本というレベルではなくちゃんと仕事で活用できる本となっている。

またところどころに鋭いコメントも用意されていて、ちゃんとオガワカズヒロ流になっているのも感心した。

たとえば、映画「ソーシャルネットワーク」のプロモーションについての1節。

さすがにフェイスブックを扱っているので、ソーシャルメディアをうまく活用しているが、
ひとつだけ残念なことがある。

それは、フェイスブック上に公式ファンページを置かなかったこと。

また、プロモーションのメインサイトにトレーラーを置いているが、
それがフラッシュであること。そしてサイト全体をiPhone対応にしていなかったことだ。

アップルのモバイル製品ではフラッシュで作られたサイトやムービーは読みこめない。

フェイスブックやツイッターのヘビーユーザーの大部分がiPhoneユーザーであることは
誰でも知っていることなのに。

僕がキャンペーン担当なら、パソコン、iPhoneを含むスマートフォン、
一般携帯電話のすべてに同一のドメインでアクセスできるようなつくりにする。
トレーラーを見て、それをツィートしたりシェアするのが自然だから。
ツイッターアカウントだけでなく、ファンページもつくる。
それらすべてをして初めてSMO対策を万全にしたといえる。

以上、ソーシャルメディアのプロモーションに経験豊富な小川氏ならではの指摘である。

AKB48の板野友美のソーシャルメディア展開など実例も豊富であきさせない。

超入門ではあるが、ソーシャルメディアを仕事で使おうと考えている人にも十分に対応できる1冊、
安心しておすすめできる。

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目の前に大きく広がる、ソーシャル・ネット経済圏

ソーシャルメディアの勢いが止まらない。

SNSという、個人と個人をつなぐ新しい社会がネットに出現して、
ウェブという情報の網目が、人間の網目に変化した。
この人間の網目によって再定義されたインターネットの世界を「ソーシャル・ネット経済圏」と呼ぶ。

そんなコンセプトでまとめられた「ソーシャル・ネット経済圏」を読んだ。



日経ビジネスと日経ビジネスマーケティングの編著による。

さすが日経、豊富な取材力が、ソーシャル・ネットの世界を俯瞰して眺めることに成功している。

アメリカのフェイスブックの来襲、迎え撃つミクシー、DeNA、グリーのSNS3強。
それぞれの戦略の違いもこの1冊で手に取るようにわかる。
同じようでいて、その戦略の方向性が違うことが新鮮だった。

今後、企業はどの方向に進むべきか。その重要な羅針盤的存在になりうる1冊。
新たな野心的なサービスが続々と生まれていることに驚かされる。
ソーシャル・ネットへの取り組みは待ったなしである。

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紳士服アオキで体験した、2着販売商法。

前職からの習慣でスーツを着ることは今でもほとんどないが、この度スーツ着用がドレスコードの
イベントに出席することになったのでスーツを買いに行った。

しかも急な話で行きがかり上「アオキ」で買うという選択肢しかなかった。

というわけで、アオキへ出かけたわけであるが、正直その商法にはあきれて言葉も出なかった。

スーツ1着定価が60,000円。値引きセールで49,800円。
それが2着買うと、なんと2着目が1000円。
つまり50,800円で2着買えるというわけだ。

ところが、ここからがややこしいのだが、ホームページ上にWebクーポンなるものがあって、
持参して3万円以上のスーツを買うと15,000円引きになる。

今回の場合、49,800円から15,000円引きで34,800円、と思ったら、ところがどっこい
値引きは定価の60,000円からで、つまり45,000円というわけである。

このやりとりをしているうちにもうどうでも良い気分になってきたし、
金曜日にはスーツがいるので何があっても買わなければならない。

店員いわく「45,000円で1着買うより、あと5,000円足せば2着が買えますよ」

結局、2着を50,800円で買うこととなった。

アオキに来る人、皆が納得して買っているのだろうか。
私と同じように?を抱いていないだろうか。

少なくとも全国にアオキが存在しているので、この商法は上手く行っているのだろうが、
私がアオキで買うのは今回限りだろう。

慌てて買うとロクなことはない。
時間に余裕を持って、スーツは疑問もなく納得して買える店で買いたいものである。

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