アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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今年一年、ありがとう!

年末ともなると、今年の十大ニュースをいろいろな人が語る場面が多くなるわけであるが、
私自身の十大ニュースはというと、残念ながら十数えるほどニュースもなく、
1に倒産・失業したこと、2に再就職したこと。この二つの集約される。

そんな私であるが、いろいろな人に力づけられることも多かった。
力を貰うのと力を与えるのと比べてみれば、圧倒的に貰うことの多かった1年である。
あらためて私の周りにいるすべての人に感謝したい。

来年はまた1から出直しである。自分にできること。自分にしかできないこと。
いま一度チャレンジする1年としたい。
大切なことは熟考することではなく、行動することである。

人生に残された時間は年々少なくなる。
健康なうちに健康のありがたさを噛みしめながら、新たな一歩を踏み出したい。

今年一年、みんなありがとう!
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リアルタイムウェブ 「なう」の時代

今年の流行語ともなった「なう」。らーめんなう、といった感じで使うのだが、
さすがに今~なうと使うと時代遅れと思われそう。あらためて流行のサイクルが短くなったと実感する。

小林啓倫氏が書いたリアルタイムウェブー「なう」の時代を読んだ。
昨日今年最後の1冊と言ったが、さすが新書数時間で読んでしまった。
どうやらこの1冊が正真正銘、最後の1冊となりそうだ。



数時間で読めたのも、興味深いテーマであったことと同時に非常にかわりやすくまとめている
小林氏の筆力によるところも大きい。

リアルタイムウェブとは、小林氏いわく、文字通り「情報がリアルタイムに伝わるウェブ」ということで、
グーグルに代表される検索エンジンでのウェブと対極にある。

10年ちょっと前に登場し、あっという間に全世界を征服した感のあったグーグルの時代に
終わりが告げられそうなリアルタイムウェブの今日の隆盛。
次の10年は間違いなく、グーグルからツイッターをはじめとするソーシャルメディアが取って代わる。

ウェブの世界には絶対はない。あのグーグルでさえと思うと恐ろしささえ感じる。

リアルタイムウェブを牽引するツールはもちろんスマートフォンである。
PC+ブラウザからモバイル+アプリへ。

いつでもどこでもインターネット、少し前の言葉でいえばユビキタスコンピューティングというところか。
いよいよ本格化しそうな気配である。

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SHARE 共有からビジネスを生み出す新戦略

恐らくは今年最後の一冊になるであろう、レイチェル・ポッツマンとルー・ロジャースによる
「SHARE 共有からビジネスを生み出す新戦略」を読んだ。

ここ最近は、デジタルリーダーシップ、責任革命と、アメリカで書かれた話題作を読み紹介してきたが、
このSHAREは、今後の社会の流れを読む、集大成とも言える1冊だ。



出版は、FREEでひと山当てたNHK出版、果たして二匹目のどじょうとなるかといったところである。

感想はズバリ「なる」と思う。

所有から利用・共有、という世の中の新しい潮流に乗って続々と誕生する新サービス。
コラボ消費というキーワードで、まさにビッグムーブメントと言ってもいい、
消費の大転換点に時代があることを紹介している。

アメリカでの勢いに比べて日本はまだまだこれからだとあらためて感じるが、
それだけ潜在的なビジネスチャンスも大きいとも言えるわけだ。

SHAREの概念を理解するのに何より大切なのは価値感の転換だ。
たとえばカーシェアリング。車は自分の持ち物という感覚が強い世代には
なかなかカーシェアはなじまないだろう。

日本では特に20代にクルマが売れないと嘆く自動車メーカーの声が聞こえてくるが、
こういう世代にはカーシェアリングは自然になじめるのではないか。
こういったところが突破口となってSHAREは進んでいくのだろうと思う。
さて自動車メーカーはその流れをどのように止めるのか、興味は尽きない。

次のビジネスに頭を悩ませている経営者や幹部にはまさに目から鱗の1冊となるだろう。
いずれにしても日本にもSHAREの大波が近づいてきている、そんな予感がする。

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様変わりしつつある、年末の風景。

年末28日、今年も残り3日というのに、相変わらず通勤の地下鉄は満員状態。

いつもとまったく変わらない風景だ。どの人もとても正月を迎える顔ではないように見える。

いつからこんな状況になったのだろう。

しばらく前は、この時期になると気分は正月準備で、仕事は一段落といった様子だった気がする。
人々の表情もせわしなさはあるもののどこかのんびりしたものだった。

特に広告会社では正月の素材は20日前後に局に入れて今年の仕事はほぼ終了が毎年の恒例だった。

年末の一区切りもなくせわしなく働く結果として体を壊す人、精神に異常をきたす人、
そういった人がどんどん増えてくる。

こんな国がはたして幸せな国といえるのか。

年末の風景に今の世の中の縮図を見た気がした。

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まさに人生を賭けた闘い。全日本フィギュア選手権。

1対1で闘うわけではないが、結果的には火花散る激しい闘いとなった。
しかも観た目には優雅に芸術性を競い合う面もあるので、秘めた闘志の闘いというべきか。

まれにみる激戦となった今年の全日本フィギュア選手権、女子の部。

結果的には安藤美姫の6年ぶりの優勝に終わったわけであるが、
2位となった浅田真央、3位となった村上佳菜子、それぞれの人生を賭けた、勝敗を超えた名勝負に酔った。

安藤美姫フィギュア全日本優勝

そしてさらに興味を引いたのはその下のジュニア世代の頑張りだ。
つくづく日本人選手の層も厚くなったものだと感心する。

筋書きのないドラマと言われるスポーツならではの感動。
無心に自身を追い求める真摯な姿は涙すら誘う。

世の中複雑になりすぎている気がする。もっと素直に感動する心が大切ではないか、
そんな想いが胸をよぎった夜だった。

フィギュアスケート選手、それぞれの想いが詰まった4分間。。
上手くいった人も上手くいかなかった人もとりあえず感動をありがとう。

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小田和正の想い「クリスマスの約束」。

この年になるとクリスマスだからと言って特別なことはないが、
唯一と言ってもいい楽しみが、TBSの「クリスマスの約束」を観ることだ。

年に一度、クリスマスに小田和正が縁のあるミュージシャンを呼んで、
ライブを行うというものだ。

早いもので今年で10年。
初回から観ているが、初回は小田和正が共演してみたいミュージシャンの
リクエストを出してスタジオに呼ぶというもの。
確かほとんどのミュージシャンが様子見でスタジオにはやってこなかった。
こないということで楽しかった珍しい思い出がある。

そして昨年。集まったミュージシャンたちがそれぞれ自分の曲を歌いつつ
全員で歌い継いでいくという形。

小田和正も涙を流したように、出演者も観客も、そしてテレビの前の自分も涙、涙、涙・・・
感動の嵐がスタジオを包み込んだ。

その2010年版が昨夜放送された。
今年は参加のミュージシャンがスタートから出演し、それぞれ自身の曲を歌う。
その他のミュージシャンはコーラスで1曲を作り上げるというものだ。

昨年クライマックスという感があったので、今年はどうなるんだろう?と少し心配したが、
今年はシンプルな形に戻って、「歌うことで伝えられることは何か」の原点に帰ったような気がした。

社会貢献だとか、誰かを救うとか、大上段のテーマがないことが良い。
ただ心から歌うこと、それだけに集中し、あとは観る人が感じるままに感じてくれればよいという感じの
小田さんの潔さが心地よかった。

昨年も書いたが、こういう番組がひとつでも多くなれば、日本ももう少し幸せな方向へ向かうのではないか。
小田さんの想いに応えるスタッフの陰の力に感謝したい。

出演者:
小田和正

根本 要(スターダスト・レビュー)
大橋卓弥・常田真太郎(スキマスイッチ)

ゲスト:
キヨサク(MONGOL800)
清水翔太
JUJU
玉城千春(Kiroro)
松たか子
山本潤子

PS:それにしてもCMブレイクの多さが気になった。夜遅い番組なのでCMチャンスの貴重さは
   わかるが、それにしても雰囲気が台無しになる。事情はわかるだけに胸が痛む思い。

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サービスマーケティングのバイブル「あのサービスが選ばれる理由」

生産財のマーケティングと違い、サービスのマーケティングは形がないだけに、
また難しいところがある。

そんなサービスマーケティングについてアメリカでバイブル的な存在となっている本、
ハリー・ベックウィスが書いた「あのサービスが選ばれる理由」を読んだ。



1998年に「逆転のサービス発想法」として邦訳出版された本を、
新たに翻訳し直して今回再出版された。

というわけで、まず邦訳がこなれていることが、読みやすさにつながっている。

肝心の内容であるが、長い間読み継がれていることもあり、核心をついた法則が満載だ。
どのひとつをとっても著者のハリー氏が長い間の経験の中で見つけてきたものだけに説得力が違う。

商品自体がコモディティ化している現代には、
製品マーケティング中心的存在であった「差別化」はもはや意味をなさないとハリー氏はいう。

それではどうしたらよいか。
競合他社と似たような製品を前にしたマーケターに選択肢は二つしかない。
価格を下げるか付加価値をつけるかだ。この付加価値こそ、=サービスなのである。

簡単に値引きすれば売れるかも知れない。しかし、それは自らの利益を削ることに他ならない。
つまり利益を削らず売るためには、付加価値をつけるという選択肢しかないのだ。

ハリー氏は一貫して安易に値下げをすることに疑問を呈している。
そして値段を下げずに売るためにはブランディングが大切であると説いている。

当たり前のことだが忘れてはいけないこと。
サービス業に携わる人だけでなく製造業に関わる全ての人に、この本は役立つヒントが満載である。

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日本人にもクリスマス休暇を。

帰り道、名古屋駅を通りがかると、何やらいつもと違う雰囲気が。

人の数が圧倒的であふれんばかり。駅中の飲食店も9時過ぎというのに、行列ができている始末。
食事をする人達の言葉も大阪弁などが入り混じっている。

どこかへ行く人か、どこかから帰ってきた人か。
よく考えてみると、明後日24日クリスマスイブに有休をとると、明日から4連休となる。
まさに欧米では当たり前のクリスマス休暇といった塩梅だ。
キリスト教徒の少ない日本では、クリスマス休暇は縁遠い感じだが、
景気刺激策と考えればどうだろう。

しかし、今この不景気の中で果たして1日休んで4連休を取れる人たちは本当にいるのだろうか。
自分自身を置き換えてみればまずあり得ないとなるが、日本は広い。
不景気と言われる中でも景気のいい会社はありそうだ。

まぁ少し頭の良い政治家なら、「日本にもクリスマス休暇を!」といった感じで、
消費刺激策を打ち出してもよさそうだが。

人が動かなければ景気は動かない。
人を動かすには、今何が欠けているか、政治家の人達には真剣に考えてもらいたいと切に願う。

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「放送法改正案」という劇薬、とは?

まったく知らなかったが、
最新号の週刊ダイヤモンドの記事によると、放送法の改正案が11月26日の参院本会議で
可決されたそうだ。

この法案の成立により、なんと60年ぶりに、通信と放送を隔絶してきた垣根(法体系)が
見直され、有線テレビジョンなど四つあった放送関連の法律をひとつの「放送法」に統合したのだ。

聞いてみれば、ビッグニュース。
この改正により、さまざまな新たな取り組みが可能になるらしく、
ネット関係者には念願だった通信と放送の融合が一気に加速しそうだ。

しかしこれほどのニュースなのに、あまり話題になっていないような気がする。

すでに放送と通信の融合は既成事実となっているのか、それともこの不景気のせいでそれどころではないのか。

すでにこの改正を見越して新たな動きを取っている会社もあるのだろう。

チャンスをいかにタイミングよく捉えることができるかで成功の確率は格段に違ってくる。
早すぎても遅すぎてもいけない、絶妙のタイミングが大切なのだ。

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社会のために役立つこと。「責任革命」を読んで。

エコについての意識は?と聞かれると、せいぜいエコバッグを使う程度。
今までエコについて真剣に考えたことがなかったというのが正直なところだ。

そんな意識レベルである私が「責任革命~あなたの仕事が世界を変える」を読んだ。
単純であるが、この本を読んで久しぶりに自分の自覚のなさに身震いを覚えた。
すでに進んだ企業の考え方はここまで達しているのである。
この本に出会えなければのほほんとして暮らしていくだろう。それほどにインパクトの強い1冊だ。



著者のティム・サンダースは元ヤフーの最高ソリューション責任者(CSO)。
今は独立して講演やコンサルティングに活躍しているとか。

本書は、まず企業の役割が変わってきていることをあらゆる角度から教えてくれる。
ただ利益を上げればいい、そんな時代はとうに終わっているのだ。
従業員の幸せ、協力会社の幸せ、地域住民の幸せ、あらゆる幸せを考えてビジネスを続けていく必要がある。
そして究極は地球全体の幸せだ。

利益を上げるだけでもいっぱいいっぱいなのに、それ以外のことなど考えられない、
などとのたまう経営者は今すぐ社会から退場すべき。この本を読めばその理由がわかるというものだ。

先にも書いたが、という私自身も今まで社会貢献というものを真剣に考えてこなかったが、
この本を読んで考え方が変わった。

パタゴニア、アヴェダなどすでに「社会をよくする活動」に一貫して取り組んできている
会社の実例はもちろん、あまり耳馴染みのない会社でも懸命に取り組んでいる例まで、
それぞれに読んで強い覚悟を感じた次第。

このような活動をしながらほとんどの会社は大きな成長を遂げている。
強い意志があればやはり社会貢献と利益は両立できるものなのだ。

何ができるか考えてみよう。何でもいい小さなことから取り組んでみよう。
行動がすべてである。

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デジタルリーダーシップ~ソーシャルメディア時代に生き残るコミュニケーション戦略

アメリカの旧世代代表ポール・A・アルジェンティ教授と、
新世代代表コートニー・M・バーンズの共著による「デジタルリーダーシップ」を読んだ。



マーケティングには詳しいがデジタルに疎い教授、デジタルの申し子とも言える若者が
お互いの不足を埋め合い、お互いの長所を活かしあって絶妙の1冊が生まれた。

これからの経営者は、すべからくデジタルを理解できなければ、生き残ることはできない。
そんな示唆に富んだ実例が豊富に紹介されている。

この先、ビジネスの生き残りの舞台はオンラインプラットフォーム。

ツイッター、ブログ、フェイスブック、リンクトイン・・・
この舞台で、どのようなツールを使って、ステークホルダーとどのようにコミュニケーションをとるか。
そべてはそこにかかっている。

興味を持って読んだのは、「オンラインニュースルーム」の項。

メディアに取り上げられるためには、
メディアが情報を24時間いつでも入手しやすい状態を作っておくことが重要。

そこでオンラインニュースルームというわけだ。
ウェブビデオ、ニュースフィード、ウィジット、ポッドキャスト、アーカイブなどを置いておき、
ジャーナリストが欲しい情報にいつでもアクセスできるようにしておくのがポイントだという。

メディア・リレーションズに必要なものがすべて詰められていることにより、
メディアが記事を書きやすくなる利便性が提供される。

少し調べてみると、日本の企業でも「オンライン・ニュースルーム」を導入している企業が
いくつか見つけられた。

そのほかにも、CSRにおけるデジタル対応の方法など、実践的な情報が満載だ。

経営者に求められる能力として、デジタル対応能力が今後さらに上位に上げられるように
なることは間違いない。

年齢イコールではないが、デジタル対応能力、特にソーシャルメディアに理解が低い経営者が
退場する日はますます早くなるだろう。

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駅弁、50%オフ。ささやかな幸せ。

9時過ぎて仕事を終えて名古屋駅に立ち寄った時のこと。

駅の売店に並ぶ駅弁に釣られて思わず手に取った。

ちょっとまてよ、そういえば・・・以前立ち寄った売店がこの時間割引をして売っていたことを思いだした。

少し駆け足でその売店へ行ってみると、案の定割引の真っ最中で、なんと50%オフ。
半額の大処分である。

思えば駅弁の種類も驚くほど豊富に。地域ごとの名物が盛り込まれて、まさに花盛りである。

しかし駅弁まで半額処分とは、少し複雑な思い。まぁ売れ残るよりはいいということか。

結局、1000円の駅弁を500円で買えた。
いやな思いをした1日の最後に、ささやかな幸せ。いまはこれで満足としよう。
それにしても厳しい世の中である。

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ポンパレで買ったハーゲンダッツ券、とどく。

先月、ポンパレへの入会と引き換えに買ったハーゲンダッツのアイスクリーム券。

特にアイスクリーム券が欲しかったわけではないが、500円が100円、80%引きという破格の値段に
思わず釣られてしまった、というのが本音のところ。

ポンパレにしてみれば、シメシメというところだろう。
まぁ、400円で会員1名を獲得(獲得単価400円)したと考えればこの割引率も特別なものではない。
冷静に考えてみればわかることだけど、この割引率が冷静さを失わせる、
そんなマーケティングに市場が踊らされている感がある。

さてこのアイスクリーム券であるが、クロネコヤマトで配達されてきた。
ポンパレをはじめさまざまなクーポン共同購入サービスが雨後のたけのこのごとく誕生しているだけに、
クロネコヤマトのような宅配業者にとっても大きなビジネスチャンスとなっていることは間違いない。

ひとつのサービスの急成長で、関連ビジネスが伸びる。
ビジネスチャンスとはそういうものなのだろう。要はその兆候をどの時点で掴むことができるかだ。

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ビジネスのステージは、感動3.0へ。

しばらく前に、コトラーの新刊でマーケティング3.0が提唱されていたが、
こちら平野秀典氏が書いたのは「感動3.0~自分らしさのつくり方」だ。



非常に読みやすい本であり、素直に「なるほど」「そうだよね」と思えた1冊。


平野氏の肩書きは公演家でありビジネス作家。
プロフィールによれば、かつて演劇の舞台俳優として活動した経験を活かして、
日本で唯一の感動プロデューサーとして感動3.0の世界を伝え歩いているという。

それでは平野氏が提唱する、ビジネスステージの感動3.0とは。

お客様を満足させるための自己犠牲の仕事・・・(感動1.0)
マニュアルで一方的に感動を与える仕事・・・(感動2.0)
双方向の関係性の中で、心と心をつなげて感動を共有する仕事・・・(感動3.0)

というわけだ。

つまり感動3.0の仕事とは、自分ひとりでは完結できない、
相手とのコミュニケーションがあって初めて成り立つものである。

はたして今の自分はどのあたりにいるのか、いま一度確かめてみるのもよいかもしれない。

ここ最近の採用条件では、コミュニケーション能力が要求されることが多いように思うが、
まさに、コミュニケーション能力が高い人は感動3.0能力が高い人ということになる。

ちなみに平野氏は私と同じ1956年生まれ。考え方が非常に近いと思えたのは、
同じ時代を歩いてきたからか、そんな気がする。
ちなみに、クリエイティブディレクターの岡安道、そして幸福の科学の大川隆法も1956年生まれ。う~ん。

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今僕はどこにいるのだろう?「ノルウェイの森」を観て。

最後の最後に、主人公のワタナベが放ったひと言。
ここまでに経験したさまざまなこととこれからはじまる新しい人生。
すべてが凝縮されたひと言だった。

村上春樹原作、トラン・アン・ユン監督作品。映画「ノルウェイの森」を観た。



村上春樹作品で青春を過ごし今日までその作品はすべて読んできた者として見ておかなければならない、
今回の映画化である。

というのは、原作を読む限り、映画化は到底無理、というか映画化しないでほしい作品だから。

村上春樹が唯一認めたといってもいい今回の映画化なのでということもある。

正直な感想、やはりムラカミ作品の映画化は難しい。それ以外の言葉は思い浮かばない。

映画そのものは村上ワールドというよりは、完全にトランの世界の気がした。
そういう意味では、原作どうこういうより、純粋に映画の面白さを楽しめばよいのだろう。
長回しの演出、少し色が足りないような独特の色彩の美しさ、など
トランでなければ撮れない世界感が画面に溢れている。

とはいえどうしても小説のイメージと配役を比べてしまう。
直子役の菊池凛子は、トランが当初イメージが違うと外したように、
私の中でも「違う」という一言だ。なんだろう、一所懸命演じているものの、
明らかに線が太い、ガラスのような繊細さが感じられない。そんな気がする。

収穫は、脇役陣。
レイコ役の霧島れいかとハツミ役の初音映莉子、
ふたりは、この作品をきっかけに女優として大きく飛躍する予感がしている。

そんなこんなのムラカミ作品「ノルウェイの森」、はたしてこれに続く映画化はあるのか。
村上春樹がこの映画をどのように見ているのか、下世話であるが少し聞いてみたいものだ。

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クーポン共同購入サイト、早くも淘汰の時代へ。

通勤途中、地下鉄駅を降りたら、グルーポンの営業マンが訪問先へ
携帯で連絡を入れている場面に出くわした。
名古屋でも本格的に顧客開拓が始まっているようだ。

最大手のグルーポンやリクルートのポンパレなど、資金力に勝る企業の追い上げが急であり、
先行していた中小の競合サイトはどうも歩が悪い状況になってきている気がしていた。

そんな中、日経MJの昨日発売号で、
ワゴーンというクーポン共同購入サイトの立ち上げを支援する会社が、
サイトの運営権を引き継ぐ仲介サービスを始めたという記事を読んだ。

サービス名は「繁盛サイト引継ぎ開業プラン」。
人手不足などで運営が困難になっているケースが増える一方で、
大手企業が新規参入を検討する動きが出始めていることに対応したとのこと。

大手にとっては新規参入に対してサイトを引き継ぐことにより、事業開始時から
ある程度の会員を確保できるメリットがあるという。

ある調査機関の調査では、クーポン共同購入サイトはすでに130サイトを超えており、
市場規模は毎月、倍々ゲームで増えているようだ。

あっという間に、というのが正直な感想で、この先淘汰が進むというのも、わからないでもない。

大手の相次ぐ参入で流行りものに飛びつくことのデメリットをもろに受ける格好に。
大手が気づく前に一気にポジションを固めないと中小に勝ち目はない。

それにしても、需要と供給の原則を巧みに捉えた、
この仲介サービス「繁盛サイト引継ぎ開業プラン」。どうビジネスとして成長していくか、
楽しみでもある。


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坂本光司氏がみつめる「正しい会社」とは。

中小企業経営論が専門の法政大学大学院教授、坂本光司氏。

「日本でいちばん大切にしたい会社」のベストセラー著者としても有名だ。

その坂本氏が掲げる「正しい会社」の条件は次の通り。

「社員とその家族」
「外注先・下請企業の社員」
「顧客」
「地域社会」
「株主」の5人に対して使命と責任を果たしている会社。

(日本金融新聞、ちょっと一言 文/笠井正史氏より)

3つ、4つ揃う会社はたまにあるが、5つ揃う会社となるとめったに出くわさない。

特にこの不景気真っただ中の今、
「社員とその家族」はまだしも、「外注先・下請企業の社員」となると、
そこまで気が回らないのが正直なところだろう。

しかしこんな世の中でもキラリと光る、条件が5つ揃う「正しい会社」はあるのだ。

「正しい会社」が存在する以上、できないことではないのである。

要は経営者の本気度の違いなのではないか。

社長でもないのに偉そうなことは言えないが、金儲け金儲けでは、
気がついたら後ろに社員が誰もいなかったという状況もありうる。

意外と今の社員たちは見ていないようで見ているものである。

中小企業を取り巻く環境は相変わらず厳しいが、こんな時こそ
「隠し事をせず、全員参加で目的や問題を共有し、5人の幸せをどうしたら高められるかを
第一に考えてほしい」と語る坂本氏。

そんな素晴らしい経営者のいる会社で働きたいものである。
そんな経営者に出会えた社員は幸せ者だろう。

皆さんの会社は「正しい会社」だろうか。経営者は「正しい会社」を目指しているだろうか。

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モノのリユースから、コトのリユースへ。

ちょっと前になるが、新聞で気になる記事を見つけた。

名古屋の金山駅で、感動した話を聞いて、お礼に自分が持っている感動した話を教えてあげるという、
いわゆる話の交換を行っている若者の話である。

リユースというと、本だとか衣類だとか、いわばモノのリユースが常識だったが、
こちらはコトのリユースだ。

感動した話そのものは、もともと自分で秘めているかせいぜい友達に話す程度だったが、
この若者は、それを集めて、感動した話を聞かせてくれた人に全く知らない人の感動した話を渡す。

話そのものは無料であるだけに、いわばお金に変えられない価値がある、というところだろう。

モノからコトへ。ひとつの流れであるが、今はボランティアであってもいずれビジネスとして
成立していく気がしている。

モノとお金を交換して行われる商行為から、コトとコトを交換して、それを集めることにより、
次のビジネスがはじまる。社会貢献の結果が商売になる、そんな時代が今なのかもしれない。

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炭谷俊樹氏「ゼロからはじめる社会起業」

炭谷俊樹氏の書いた「ゼロからはじめる社会起業」を読んだ。



一言で言うと社会起業家を目指す人のバイブル的な本。
炭谷氏自ら「ラーンネットグローバルスクール」という小学生向けのフルスクールを開き、
社会起業家として活躍している。
その経験をもとに他の事例も加え、社会起業家に必要な要素をひとつひとつ丁寧に解説している。

他の本より優れている点としては、起業に重要なお金について、
わかりやすくかつ実践的に書いているところが特長的。

とかく理念や夢が先行しがちな社会起業であるが、実のところお金で躓くことが多いと見る。
それだけにこの本を読むと、お金の重要さがわかるというもの。

以前は社会起業というととかくボランティア的な要素が強かったが、
社会起業であっても収入はきちんと確保することはもはや当然のことである。

今起業を考えている人には社会起業もひとつの選択肢である。
特にこれからのビジネス成功には大義は必要不可欠なのだから。

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12月のこの時期は新刊ラッシュ。昨日の収穫本。

街はクリスマス装飾一色となった。本当にあっという間の1年だったと、今振り返ると思えてくる。
怒涛のごとくの3月4月も今は遠い昔となりつつある。

さてこの週末、本屋には買いたい新刊が買い切れないほど並んでいた。
その中で3冊を購入。

(1)日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方



リンクアンドモチベーションの組織診断において2年連続で「日本一社員満足度の高い会社」と認定された
ECstusdio代表の山本敏行氏の書いた本。独特の企業感に強く惹かれて購入。

(2)マーケッターを笑うな



マーケティング/人材育成プランナーの山本直人氏の新刊。
過去になんども紹介しているので詳しくは省くが、マーケッターの役割ををあらためて世に問うている。
著者の新刊は必ず買っているので今回も。

(3)全部無料でもっと宣伝してもらう、対マスコミPR術



株式会社コミュニケーションデザインの玉木剛氏の新刊。
以前出版した本の続編という形になっているが、この表紙は安っぽい情報通販的でいただけない。
が中身は本物。こちらも出たら必ず買う著者の1冊。

以上3冊、ゲット。

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絆づくりって、こんなに簡単だった?!

そう叫びたくなるような、理路整然とわかりやすく顧客との「絆づくり」のコツを1冊の本にまとめた、
加藤芳久氏の新刊、「お客様の9割をリピーターにする33のしくみ」を読んだ。



まずはタイトル。
ヒット本の法則である、数字でタイトルをつくる法則に則っている。
ここでは9割、33。この数字に惹かれてなんとなく手にとってページを繰ってしまうから不思議だ。

さて加藤氏は、「絆づくりコンサルタント」で「熱烈なファンを増やすしくみづくりの専門家」。

旅行会社から出版社を経て独立、よくある話であるが、会社員時代のダメ社員から気づき、
やがてトップセールスマンになった、そこで得たノウハウをもとに、
今の絆づくりコンサルタントというストーリーができあがっている。

彼の絆づくりの方法は、正直これまでにもいろいろな人に紹介されてきた
いわゆるよくある「売れるしくみ」づくりの法則で、特に目新しくはない。

しかし感心すべきはその手法の多彩さにある。
タイトルにもある33のしくみがそれだ。詳細に具体的に紹介されている。

顧客との関係を水とダムにたとえ、
「大切な水を流しっぱなしにするのはもったいない。
でもそれを受けようとザルを持ちだしても水は流れっぱなし。
そこでダムを作って水を受け止めれば、その水を使って田畑を潤すことができる。」と加藤氏。

ダムで受け止めた水は、この33のしくみを使えば役に立つ水になるというわけだ。

売れるしくみを作ろうとしているが、今ひとつツールの使い方がわからない、
そんな実践的な悩みを抱えている方には、今すぐ役に立つ1冊ではないかと思う。

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ヤフージャパンとグーグルの提携、公取容認。

以前からアナウンスがあった、ヤフージャパンとグーグルの連携。
具体的には、ヤフージャパンの検索エンジンと検索連動型広告のシステムが、
グーグルのものへの変更される。

これにより日本の検索エンジン市場の9割以上がグーグルで独占されることになり、
独占禁止法に触れるのではないかと公正取引委員会が調査をしていた。
その行方を気にしていた、ここ最近だった。

結果的に、この連携は独占禁止法に違反しないということで、容認された。
理由は、グーグルとヤフーでまったく同じ結果が出るわけでなく、独自性が保たれているというものだ。

特に検索エンジン連動型広告については、いまのところ表示において違いが明確に出ている。

があくまで今のところである。裏を返せばそれだけグーグルの検索エンジンが優れているという証、
ヤフージャパンも認めざるを得なかったいうことだろう。

正式にスタートするのはこの12月内ということだが、はたして正式リリース後に
現状の延長線で続くのか。

気になるのは今回の連携で検索エンジン自体の衰退が進むことだ。
すでに時代のメインストリームはソーシャルの方向へ向かっている。
検索エンジンを経由しないネットのコミュニケーションが主流となるつつあるのだ。

その流れの中で、検索エンジン連動型広告は少しづつ縮小の道を歩むのだろう。
はたしてそれに代わる新しい広告モデルは生まれるのか。
そして生まれるとしたらどんな姿をしているのだろうか。興味は尽きない。

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パス・ザ・バトン。リサイクルに美意識を。

川島蓉子氏が書いた新刊、「モノ・コトのデザイン」を読んだ。



川島氏といえば、これまでもビームスや虎屋など、業界のなかでも革新的な取り組みで
強いブランドを構築している企業を本で書いているが、今回も知る人ぞ知るブランド企業を6社取り上げている。

その中のひとつがスマイルズが手掛ける「パス・ザ・バトン」。

パス・ザ・バトンは、リサイクルショップであるが、あまたあるリサイクルショップとはまったく違う。

特に異なるのは、
出品者自身に値づけしてもらい委託販売の形をとっていることで、自分のプロフィールや写真など、
そのモノを出品する個人や価値観を感じさせる情報を一緒に提供していることである。

無機質なモノになりがちなリサイクル商品を、思いやセンスが詰まった特別な商品に仕立て上げる。

ある意味、リサイクル品のセレクトショップという位置づけである。

パス・ザ・バトンを運営するスマイルズの遠山社長は、スープストック東京をつくった人。
当たり前の商品に新しい役割を与えることができるのは彼の価値観によるところが大きいと見た。

この本には、その他にも「ディーン&デルーカ」「エステー」「アスクル」など、
デザインをベースにひと味違う企業価値を構築している事例が紹介されている。

デザインに意識の低い企業が多い中、間違いなく時代はデザインを求めている。
デザインのわかる経営者がこれからの企業を成長させていくのではないかと私は思う。

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10万時間ひとつのことに打ち込めば一流になれる。

最近自己啓発やキャリアアップの本によく登場する話。
言葉を変えれば、継続は力なり。ちょっと違うかな。

10万時間といえば、1日1時間とすれば10万日。ざっと30年弱か。
1日3時間とすれば、約10年。妥当なところだ。

つまり1日3時間、せっせせっせと勉強すれば、多少の違いこそあれ、誰もがその道のプロになれるという。
厳密に言えばなれる可能性がある、ということなのだが。

肝心なのは、この1日3時間を継続できるか否かにかかっている。

自分に置き換えて考えてみると、まずは広告、中でもCM制作ということになるのだろう。
こちらは間違いなくかかわった時間は10万時間を超えている。

次いでインターネットマーケティング。
1995年くらいから15年。勉強時間を合わせればこちらも10万時間くらいには達していると思う。

現在この二つは間違いなくプロフェッショナルと呼ばれてもよいレベルにあるはずだが、
残念ながら、今の私はどちらも職業とはなっていない。

逆にいえば、ここまで継続してきたなら、なぜそのキャリアを活かさないのかだ。

そう考えれば考えるほど、自分の選択が果たして正しかったのかどうか、疑問を覚える。

一時の楽さに流されていないか。悩みは尽きない。本来それほど10万時間は貴重なものなのである。

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大学受験にも、ネット割。

名古屋駅を歩いていたら、大学のポスターの連貼りを見つけた。
よく見ると、ネット割出願とある。

中京大学が開始したインターネットで願書を出すと割引されるというサービスの案内だった。

ネット割といえば、受付の手間が省けるということで、金額を割引するサービスは過去にも
たくさんあったが、こと大学受験のネット割とは初耳、
大学の受験ビジネスもいよいよここまできたか、という感じである。

まぁ少子化で学生の取り合いとなっているのが大学の現状であり、受験料を確保するために
あの手この手の戦いが繰り広げられているわけであるが、その手段としてはなかなかではないかと思う。

このほかにも中京大学では、学部を併願した場合には割引金額が増えるなど、
ネット対応を拡充させているようだ。

どこまで受験生(この場合は親が対象だろうが)に受け入れられるか
そして、他の大学がどれくらい追随するか、さらには新たなサービスが登場してくるのか、
真剣な受験生には申し訳ないが、少し楽しみでもある。

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