アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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最強のサービスの秘密はバックヤードにあった。

「最強のサービス」の教科書を読んだ。



最強のサービスとは?をテーマに、今、光を放っているサービス業を営む会社を紹介している。

紹介されているのは、
加賀屋、スーパーホテル、えちぜん鉄道、ヤオコー、一の湯、喜久屋、大垣共立銀行、バロー、
以上8社だ。

景気低迷、しかもどちらかというと不況産業が多い中で、着実に収益を伸ばしている。
テーマ通り、サービスの徹底が表にはあるのだが、実はそれを実現している目に見えない部分にこそ
他社との違いの本質があったのだ。

筆者の内藤耕氏は、その8社には共通の特徴があるといい、次の三つを掲げている。

(1)オープンな企業文化
(2)異業種の視点
(3)科学的・工学的アプローチ

サービス業というととかく人がクローズアップされがちであるが、どの会社も
人に依存しすぎることなく、むしろ人を活かすためにサービスの平準化をITで実現すると
いうところが特に際立っているようだ。
これからのサービス業を考える時、ここでいう(3)こそ重要なポイントになるのだろう。

製造業ではITによる平準化が進んでいるが、サービス業では実際まだまだこれからといったところ。
常識を疑い異業種の視点でサービスを見なおしてみることでまだまだどの会社も伸びる余地があるに違いない。
不景気と嘆いて立ち止まっている場合ではないのだ。
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世界最高の知性が集うTEDとは?

最新号のCOURIER JAPONがおもしろい。



特集は、マスコミから自立する知的生活法 「情報格差時代」を勝ち残れ、だ。

なかでも興味深いのは、TEDの記事だ。

TEDとは、世界中の名公演が18分間という時間で集められたサイト。

有名大学教授の講演もあれば、作家の講演もある。今地球上のある最先端の講演を
いながらにして一箇所で楽しめるというわけだ。

大学の、あるいは教育のあり方そのものにも大きな影響を与えるほどに急成長している。

そのエッセンスを、最新号のクーリエジャポンで知ることができる。

日本の教育にも大きなインパクトを与えそうなTEDの存在。動向に注目したい。

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価格を下げずに価値を上げる。

敬愛する村尾俊介氏の新作「安売りしない会社はどこで努力しているか」を読んだ。



値段を下げる前にまだまだできることがあるというテーマで、
安易に値引きをする企業に警鐘を鳴らすとともに、価値を上げる戦略で
頑張っている企業を紹介している。

相変わらず、企業・人への思いやりに溢れた優しい視線が言葉にも表れていて、
読むだけで心が癒される。まさに村尾氏の書く本の真骨頂だ。

価格競争に一度巻き込まれるとなかなか抜けられない、蟻地獄のような状態にある。
仮に違う戦略を目指したとしても、少し状況が悪くなると、すぐに我慢しきれず値引きに走ってしまう。
つまり値引きをせず価値を上げるためには、強い意志と我慢が必要なのである。

村尾氏はこの本の中で、むやみな安売りはなぜしてはいけないか、をこうまとめている。

1)売上は出ても利益が出ない。
2)理不尽なクレームが増える
3)リピーターが減る
4)他店との安売り競争から逃れられなくなる
5)お客さまと価格のことで闘うことになる
6)アイデアのない会社になる
7)組織作りに時間を割けない
8)仕事が増える
9)協力会社に迷惑をかける
10)広告しても値段しか覚えてもらえない

今安売り競争に巻き込まれている会社には耳が痛い話だろう。
特に5)は強烈だ。お客さまとはパートナーの関係でなければならないのに、これでは
会社自体が長続きしないのではないか。

みんなが幸せな会社。それは安売りをしない会社からしか生まれない。そんな想いを強くした1冊である。

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何かと盛り上がりに欠ける、最近の名古屋。

今日も勝っていよいよ優勝まで秒読み状態となった、中日ドラゴンズ。

過去を振り返ってみると、ドラゴンズがこのような状態の時は、名古屋あげて、
大盛り上がりだったような記憶がある。

が、今年はナゴヤドームの中以外は、私の知る限り、とんと盛り上がっていない状況だ。

落合監督に人気がないとかの話があるが、それだけではないだろう。
優勝すれば経済効果が何億などという過去の例もあるだけに、景気対策としても格好のネタだと思うが、
どうも官公庁も私企業もそれどころではないらしい。

何とも悪循環である。

同様に、盛り上がりが一向に感じられないのが、トリエンナーレである。
もともと名古屋という土地と現代アートはどう考えても馴染まないという気持ちであったが、
予想通りというか、予想以上というか、このありさまだ。

大型イベントさえ盛り上がらない、この名古屋の現状。
円高もあってトヨタにいまだ往時の元気がないのが大きな要因のひとつだが、
このあたりで河村市長に起死回生の一手がないか、聞いてみたいものだ。
まぁ、議会のリコール問題でそれどころではないだろうが・・・・

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カウントダウン、三省堂書店名古屋テルミナ店。

今月いっぱいでビル取り壊しのため閉店となる三省堂書店名古屋テルミナ店。

開店から35年以上。社会人になってから本といえばここ三省堂書店のテルミナ店には
お世話になってきた。買った本は何百冊になるだろうか。

昨日も仕事帰りに立ち寄ったが、、すでに閉店準備が進んでいる感じがした。

というのも、新刊の用意、売れた本の補充があえて進められていない。
訪れる人は知らない人もいるのだけに、少し残念である。

その他のファッション店では閉店セールが早い時点から行われていたが、
本は再販制度があるだけに、値引き販売とはいかない、堂々と売り切るということができないので、
そこは致し方ないと思う。その分、隣りのタワービルの名古屋店で使用できるポイント券を配布している。

同じ三省堂であるが、テルミナ店と名古屋店では醸し出している雰囲気が違う。
漂う空気感というのか、規模もあるのだろう、なんとなくであるがテルミナ店の方が馴染み易かった。

さて、お気に入りの書店がまたひとつ無くなる。
景気の影響でただでさえ店じまいの早い名古屋駅の夜。
ジュンク堂の名古屋店が同様に9時までの営業であるが、名古屋駅から少し距離があるだけに
閉店間際の駆け込みが難しい。

さて閉店まであと5日ほど。私のような本好きのために、
スタッフの皆さんには最後まで笑顔で頑張って頂きたい。

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iPadが創造する180度のコミュニケーション。

松村太郎氏が書いた「タブレット革命」を読んだ。



タブレット革命とは、iPadに始まるこの先続々と登場するタブレットデバイスによって
生みだされる出会ったことのない近未来。

著者、松村太郎氏は、慶應義塾大学SFC研究所の研究員、
嘉悦大学、ビジネス・ブレークスルー大学の講師、
さらにはキャスタリアの取締役、フリーのプランナー、ジャーナリストという多彩な顔を持つ。

ただし一見無関係のキャリアと見えるものの、肩書きは違っても
「テクノロジーとライフスタイルの関係性」というひとつのテーマを追いかけているのだそうだ。

年齢は30歳。今までIT、インターネット、デジタル関係のさまざまな人の本・文献を
読んできたが、松村氏の造詣の深さと理解力はかつて知った他の人をはるかに凌駕している気がした。
凄い人が出てきたというのが率直な感想だ。
年齢的にはデジタル・ネイティブの走りだろう、新しい時代到来の予感を感じる。

パソコンは90度、すなわち立てて使うことで、どうしてもそこに壁ができてしまう。
対してデジタルデバイスは180度。前に壁がなく自然と周りにコミュニケーションが生まれる。
この違いが、松村氏が「タブレット革命」と名付けたように、今までとはまったく違う
新しい時代を運んでくるのである。

松村氏が今特に重点的に取り組んでいるのが、ソーシャルラーニングという分野。
大学での授業と大学外での学びとの連携など、さまざまな新たな取り組みが始まっていることが、
本書を読んでわかった。

広告のスタイルがどのように変わっていくのかも、本書を読んでいると何となくであるが、
想像が容易になる気がする。

タイトルの大げささからやや手に取られにくさはあるが、内容は盛りだくさん、
グーグルの次は?を知りたい人には、まさにおすすめの1冊だ。

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山崎将志氏、残念な人の仕事の習慣。

残念な人の思考法が、ロングセラーとなって絶好調のビジネスコンサルタント、山崎氏。

その山崎氏の新作「残念な人の仕事の習慣」を読んだ。



相変わらず鋭い観察力。ただ前作「残念な人の思考法」から見ると
少々おとなしめにまとまったかな、という印象。

それでもおもしろいエピソードが随所に散りばめられ、なるほど!と思わずうなづいてしまう。

特にうなづきが大きかったのが、ゴルフ場の無料朝食サービスの話。

人気のゴルフ場がなぜ、わざわざ朝食を無料でサービスするのかというと、
単なるサービスではなく、その裏には周到な計画が施されているのだ。

通常、朝のゴルフ場というと、遅れてくる人や急にキャンセルする人がいたりで、
スタート順を管理するキャディマスターがてんやわんやの状態。

ところがこの朝食無料サービスを始めたところ、遅刻してくる人が激減したのだそうだ。

無料ならゆっくり朝食を食べよう!とまさにゴルフ場の思うつぼだ。
まさに損して得取れとはこのこと、できる人はこう考える、のいい見本である。

今年の流行語大賞にもノミネートされそうな、「残念な人」。
できるなら、「できる人」と行きたいものである。

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ゆっくりできたか、あっという間だったか、3連休も終わり。

祝日がからんでの久しぶりの3連休。新しい会社に入社してからははじめてである。

さて、土日+1日、どう使おうか、というところであったが、
現実は考えるまでもなく書店めぐり&読書三昧の3日間。正直あっという間だった。

考えてみれば、前会社の倒産騒ぎ、失業、そして新しい会社への就職と慌ただしく過ごしている中で、
かなり余裕を失っているのは事実。
ゆっくり旅行へ行くとかは無理としても、美術館へ行くとか新しい趣味を始めるとか、
そういった前向きな取り組みは一切できていない。

ゆえに、せいぜい書店めぐり&読書がせいいっぱいなのだ。
そう考えればあまり前向きな休日の過ごし方とは言えない。

経済状況は厳しいので大したことはできないが、そろそろ新しい取り組みを始めたいとは思っている。

今は思いつかないが、できれば長く続けられることがいい。
何かを始めるにはうってつけの気候、まさに秋真っただ中。

そういう意味では、もったいない3連休を過ごしてしまったかもしれない。

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「売れ!」といわずに30日で「売れる営業チーム」をつくる方法。

不景気の時代だけに、営業力が経営の重要課題であることは、
どこの会社も変わらないだろう。

おそらくどの会社も営業にはかなりの負荷をかけていることと思われる。

そんな中で、元リクルート社員の営業コンサルタント、
庄司充氏が書いた「売れ!」と言わずに30日で「売れる営業チーム」をつくる法を読んだ。



庄司氏はリクルートの関連会社のリクルートスタッフィングで営業アウトソーシング事業を担当、
しろうとに近い外部の人間を率いて、数々の会社で営業の仕組みづくりの成功事例を残している。
しかも、アウトソーシングの営業社員は、派遣社員で構成しているというから恐れ入る。
そこで実績を出すには精神論ではなく、きちんとした仕組みづくりが重要というわけだ。

庄司氏が特に重要するのが営業ツール。しかも使っていく中で進化させていくことがポイントだそうだ。
実践でブラッシュアップを繰り返すことで、新入社員でも結果が出せる独自のツールが完成していくのだ。

今の営業には、かつてのスーパー営業マンが持っていた売る技術ではなく
普通の人でも売れる技術が求められているのであるが、
とかく成功体験を持つ営業マンが上司となると、やればできる的な精神論に走りがち。

そうなると、今の20代くらいの社員は、ついていけず即退社となる。
会社はそこを見誤ると、いつまでたっても営業ノウハウが蓄積されず、
やがてジリ貧の道を歩んでいくことになってしまう。

売れば売るほど売れない、というのが私の持論であるが、
じゃぁどうしたら売れるのかの答えとそれを実践するツールに対する方法論などが
この1冊にぎっしり詰まっている。ある意味明日からでも実行しようと思えばできるほど具体的、使える。

仕組みで社員のモチベーションは上げられるが、恐怖では絶対に上がらない。

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一瞬で魅了するバレリーナの力。スイフトCM。

久しぶりに感じたテレビCMの紹介。

バレエなのでということもあるが、それを差し引いても、
やはり一流は違うと、初見で鳥肌が立った。

スズキ「スイフト」の新しいテレビコマーシャルだ。



出演するのは、ベルリン国立バレエ団プリンシパルのポリーナ・セミオノワ。
これからのバレエ界を背負って立つ逸材との誉れが高い。

素晴らしい才能は、バレエをそれほど知らない人間にもそれなりにわかる。
それが秀でる、ということなのだろう。

躍動感がテーマということで、彼女の才能と見事な演出力が相まって、
それこそ躍動感のあるコマーシャルができあがった。

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菅だ小沢だと言ってる場合じゃない。

民主党の代表選が終わった。

結果は、菅氏の順当な勝利だった。ただし、国会議員票だけをみると、僅差。
いかに民意と国会議員の感覚がかけ離れているか、この結果を見ても先が思いやられるというものだ。

さて、この間も、円高が止まらない。
また、そういう危機的状況を知りながらも、
総理大臣就任後、これだという政策すら実行できていない菅内閣。

本当にこれで良いのだろうか。

個人的には菅氏も小沢氏も過去の人。思い切って人事刷新、新しいリーダーが出てきてほしい。

それくらいの革命的なことが起こらないと、今の惨憺たる状況は変えられそうもない。

小沢氏に勝ったものの先行き不安いっぱいの菅氏再びの船出である。

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これからの企業経営は、3.0がキーワード。

ダニエル・ピンクのモチベーション3.0に続いて、
今度はフィリップ子トラーのマーケティング3.0だ。
なにやら、以前の2.0ブーム同様、3.0ブームが起こりそうな予感。

そんなフィリップコトラーと二人のインドネシアのマーケッターが書いた、
「コトラーのマーケティング3.0 ソーシャルメディア時代の新法則」を読んだ。



マーケティング3.0とは、企業が消費者中心の考え方から人間中心の考え方に移行し、
収益性と企業の社会的責任がうまく両立する段階。

そしてその時代をつなぐコミュニケーションは口コミであり、ソーシャルメディアである。

マーケティング3.0の代表企業として、本書に何度も登場してくるのが、
ティンバーランドやボディショップ。

企業活動のすべてが、企業理念と見事に一致し、社会的責任を果たしている。

ほとんどの企業は一気に3.0に移行するのは難しいだろう。
しかし最初は収益を上げるための手段であっても何もしないよりはましではないか。

要は社会に貢献しようという気持ちが大切ということだ。

利益を上げようと思えば思うほど利益を上げるのが難しくなってくる今後。
今一度、企業理念、ビジョンの見直しが必要な時ではないかと思う。

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松久信夫氏「出社は月に3日でいい」。

松広信夫氏は、70歳にして森松工業株式会社の現役社長。

その森松氏の書いた「出社は月に三日でいい」を読んだ。



70歳の人生の回顧録的な色合いも強いが、それだけではないのは、
松広氏が今話題のクラウドコンピューティングの実践者であること。

タイトルの「出社は月に三日でいい」の理由は、実際に松広氏は月に2,3度しか出社せず、
それ以外の日は、自宅と会社の間にある喫茶店で仕事をしているから。

日本と中国の両方で7つある向上にWEBカメラを取り付け、遠隔で監視、
気づいたことがあればメールで指示を出している。

立派な社長室もなく、秘書も置かずで年間2000万円のコスト削減につながっているとか。

松広氏は自他共に認めるワンマン社長だそうだが、メールを駆使するにあたっての持論があるそうだ。

それは、部下を褒める時は直接メール、叱る時は上司経由の間接メールと決めているのだ。

ついついメールの手軽さを借りて直接叱ることが増えそうだが、そこは部下の心を
掌握できる能力に長けているのだろう。
メールだからこそ、そこまでの気遣いが必要なのだ。

年齢70歳にして、クラウドを駆使し、コミュニケーションの本質を知る、
恐るべき経営者。そのエッセンスが1冊に凝縮されており、
経営が何たるかで悩みを抱えている企業幹部にもおすすめである。

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1等地にある店舗の新たな価値。

名古屋の中心、栄を歩いていて気がついた。

地下鉄の改札を出てすぐのところに売店があるが、その一角が改装され、
テレビモニターと自販機が設置された広告スペースとなっている。

広告主はペプシコーラ。
壁面全体のビジュアルにテレビモニターではテレビコマーシャル。
そして設置された自販機ではペプシ商品が販売されていた。

販売収入だけのビジネスモデルが、販売収入+広告収入のビジネスモデルへ。

つまり人通りの多い一等地にある店舗自体の収入が
広告収入で賄われるという新しいビジネスモデルの見本である。

東京などでは当たり前なのかもしれないが名古屋の地下街ではあまり記憶にない。

オーナーが柔軟に考えれば、まだまだ広告スペースとして成立する店舗が多いのかも知れない。
要は仕掛ける方と仕掛けられる方双方がwin-winの関係になれるかどうかだ。
今後の展開が楽しみである。

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とかく目につくACのCM

最近テレビを見ていて目に付くのが、AC、公共広告機構のコマーシャルだ。

社会的な問題をテーマに啓蒙をする非常に意義のあるコマーシャルであるが、
一方で背景にはメディアの深刻な現状が見え隠れする。

それは、コマーシャルの空き枠対策という現実だ。

昔から1年の中でときどきACのCMが増える時期があったが、ここまで
目立つことはなかったように思う。

広告枠が売れないことは、それだけ広告業界に働く人の雇用に関わってくる。

それなりに取り組みはされている思うが、このあたりでCM枠の考え方に
抜本的な改革が必要なときではないか。

幸い来年には民放完全デジタル化が控えている。
これまでの概念が180度変わるような、新しい広告の姿が登場することを期待する。

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スタッフが遠ざかっていく寂しさ。

仕事に慣れてくるにつれ、長年つきあってきた広告関係、
特に映像関係のスタッフと距離ができてきている。

入社当初は慣れない分、頻繁に連絡を取ったりしていたのだが、
逆に慣れが出てくると、社内のスタッフとコミュニケーションをとる時間が少しづつ長くなってきている。

このまま昔のスタッフとは疎遠になっていくのかな、と思うと、
心にぽっかり穴が空いてしまったような不安を感じてしまう。

語れば語るほど、愚痴になってしまうので控えるが、やはり長年慣れ親しんだスタッフとは
言語が共通なだけに心置きなくコミュニケーションが取れる分、気が楽だ。

「もう広告業界、WEB業界へは永遠に戻れないのだろうか?」

最後に決めるのは自分自身であるが、なかなか答えが出せないでいる。
目下のいちばんの悩みの種である。

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猛暑の次は、台風の当たり年?

連日の猛暑が9月に入っても続いている。というか9月に入ってからさらに凄さを増した感じすらある。

そうかと思うと、いきなりの台風上陸。
日本海側を通過していくのかと思っていたら、なんと東海地方へ上陸。
岐阜を通って、当たり前のように愛知県を抜けていった。

何かがおかしいのである。異常気象と言ってしまえばそれまでであるが、異常以上に異常である。

今回の台風の経路を見る限り、今年の台風の上陸数は例年以上に多そうだ。

真夏日連続記録に続き、台風上陸連続記録が更新されるかもしれない、そんな雰囲気が漂っている。

なんでこんなことになってしまったんだろう。

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メディアプランニングならぬ、ピープルプランニング。

日米間ビジネスコンサルタント、石塚しのぶ氏が書いた「ザッポスの奇跡」を読んだ。



ザッポスはネットで靴を売るショップであるが、ただの靴店ではない。
すべてに既成概念を覆す数々の逸話を残すサービスカンパニーだ。

根底にあるのは逆ピラミッド型の経営。顧客と接する現場の社員を頂点に、
徹底した顧客志向を貫き、急成長を遂げた会社。

タイトルに掲げた「メディアプランニングならぬ、ピープルプランニング」は、
マーケティングに対するザッポスの考え方。

以下、本書から抜粋して紹介する。

広告主導のマーケティングは、どのメディアにどれだけお金を費やし、どういったメッセージを発信するか、
ということに企業の焦点が置かれていた。

しかし、ザッポスでは顧客であり、社員である「人」がメディアだ。

企業にとっては最も貴重なアセットである「人」を、いかに活用していくのか、
それは、顧客に対しては「口コミ」の働きかけであり、社員に対しては「ブランディング」の働きかけである。

顧客を驚嘆させるサービスの提供、そして、社員ハピネスを追求する経営の徹底、
それはいずれも多大なリソースを要することだが、マスメディア広告にお金をかけることと、
企業にとっての意義としてはそれほど大差はない。

以上。

見事な考え方である。
こうまで正論を投げかけられると、どれだけ有能なアドマンであっても、ぐうの音も出ないだろう。
これがこれからのマーケティングの考え方の主流になっていくとするなら、
広告会社の未来はますます厳しいと言わざるを得ない。

お金をかけるなら広告から人そのものへ。これからのビジネスの大きなヒントとも言える。
いまだ社員のけつをたたいて売上数字を創っている会社の幹部には、
一度目を通しても損はない1冊「ザッポスの悲劇」である。

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Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告最速集客術

グーグルとヤフーが日本国内で提携して近い将来に、
ヤフージャパンの検索システムと検索連動型広告がグーグルのシステムを使うことが決まった。

となると、基本的にグーグルとヤフーの検索結果、広告表示がまったく同じになる。
のであれば、そもそもグーグルとヤフーの二つの検索エンジンがいらないのではないか、と思うが、
それは素人考えらしい。

システムは同じものを使ってもグーフルとヤフーはそれぞれ独自の文化で今後も進んでいくそうだ。

そんな折も折、グーグルのアドワーズとヤフーのリスティング広告、
ふたつの検索連動型広告の使い方を紹介する本が出版された。



書いたのは、株式会社パワービジョン、山田案稜氏。

検索連動型広告のビジネスで得た山田氏なりのノウハウを紹介している。

グーグルとヤフーを平行して紹介していることで両者の違いを知ることができるし、
平行して使うメリットも理解できる。

いわゆる1冊で2度おいしい書籍である。

検索連動型広告もここ1~2年が最盛期だろう。
その後はまったく新しいスタイルの広告がグーグルにもヤフーにも登場してくる気がする。

そういう意味では、今がまさに使い時のタイミングではないか。
本書をきっかけに検索連動型広告のノウハウを積み上げたい人にぴったりの1冊である。

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スシローの躍進を支えるのは、有能な外部ブレーン。

できればこういう裏側は知らない方がよかった。そう思ったのは私だけだろうか。

永田雅乙氏が書いた「顧客満足度№1のチームマネジメント~スシロー7つの秘訣」を読んだ。



永田氏自身も、チームスシローと呼ばれる外部ブレーンのひとつ、
株式会社ブグラーマネージメントの社長で、店舗での現場研修を担当している、

永田氏の会社以外にも、
ブランディング戦略を担当する博報堂、市来氏、
戦略PRを担当するベクトルの西江氏、
そして驚きなのは、経営企画までアウトソーシングしており、担当しているのが
ジェネックスパートナーズの高橋氏。

つまり企業経営の核の部分をほとんど外部の人間に担当させるという斬新さ。

スシローは立ち食い寿司が発祥と聞いていたので意外な印象を持った。
と同時に、完成されたシステムで動いていると知って、今まで抱いていた
手づくりの寿司のイメージとのギャップに寂しさを覚えた。
ここまでの規模になると、やはりそういうことだったんだ・・・

このような一流の外部ブレーンに支えられている背景には、
2007年のユニゾン・キャピタルとの資本提携がある。

この時点から役員にユニゾン・キャピタルの人間が加わり、
寿司屋のアナログ経営から論理的なプロフェッショナル経営に一気に転換した。

先にも書いたが、このプロフェッショナルたちが
第二の創業からの躍進に果たした役割を7つの秘訣として紹介している。
家族的経営からさらに高みを目指す時には、こういった外部のプロの力を
借りなければならない時は訪れるのだろう。

この1冊には、そのエッセンスが凝縮されている。

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つぶやき進化論は、よくあるtwitter本ではない。

エリック・クォルマン氏が書いた「つぶやき進化論」を読んだ。



タイトルだけ見ると、今流行っている、いわゆるtwitter本だと勘違いしがちであるが、
実はソーシャルメディア全体のマスメディアに与える影響を多方面に渡り検証した本である。

その中に、検索エンジン連動型広告の今後について書いてある個所が興味深い。

氏は今後、検索エンジン連動型広告は、徐々に衰退していくだろうと予測している。
その理由は、広告主とグーグルやヤフーには利益がもたらされるが、肝心のユーザーには利益が提供されない。

今後は、検索エンジン連動型広告に広告主が費やすお金を、直接割引という形でユーザーに
もたらされるというビジネスモデルが急成長するとのことである。

となると、今隆盛を誇るクーグルやヤフーにとっては大きな痛手となることは間違いない。
が、ただではころばない両者だけに、また新手の広告技術を持ってくるのだろう。

いずれにしても苦しくなるのは、間に入ってビジネスをしている広告代理店だ。

代理というビジネスそのものが排除されていく世の中の流れが、一気に加速しそうである。
この本を読んでその想いをさらに強くした。

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名古屋の広告代理店、元課長の逮捕。

いや~懐かしいのひと言。そして昔仕事で関わりがあっただけに残念なニュースである。

プロトコーポレーションのハウスエージェンシーだったプロトールの元課長。
おつきあいしてる限りではそんな裏があることはわからなかったが、3年くらい前に今回の
横領の話は聞いていた。確か、お金を返して示談になったと聞いていたが・・・

新聞記事によれば、総額で4000万円。おそらく発覚した当初より金額が膨らんでいたことが
わかったのだろう、昨年告訴され、この度の逮捕に至ったようだ。

最近ではなかなか広告代理店でもこのような横領は難しいと思うが、
子会社のハウスエージェンシーということでチェックが甘くなったか。

それにしても上場会社のプロトコーポレーションで起こった事件であるだけに会社の責任も大きい。
IR的にどのような対応がなされるのか、その点も興味深い。

しかしながら、このような横領をしてしまった彼の心境はいかなるものだったのだろう。
自業自得ではあるが、本意を聞いてみたいところである。

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