アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

押切孝雄氏「1分の動画が世界を動かす。YouTubeビジネス革命」

2009年も最後の1日、読了した最後の1冊となったのは、押切孝雄氏が書いた新刊、
「YouTubeビジネス革命」。



以前に、神田敏晶氏の書いた「YouTube革命」という本があったが、
今回はビジネス革命とあるように、YouTubeもいよいよ本格的にビジネス活用される
フェイズに突入したというのが本書の要点のようである。

今年話題になったオーストラリア・クイーンズランド州観光公社の
「ザ・ベスト・ジョブ・イン・ザ・ワールドの例や
現代のシンデレラストーリー「スーザン・ボイル」の例など、
YouTubeを活用して話題をさらったプロモーションが紹介されている。

が、ビジネス革命というタイトルの割には、ビジネスでの目新しい実例が少ないというのが率直な印象だ。

そういう意味では、2010年はYouTubeがビジネス活用される大きな転機となる年といえるのかも知れない。

YouTubeをどうやってビジネスに活用すればよいのかわからないという入門者には、
早わかり動画投稿手順という使用マニュアルもついており、利用のきっかけとなりそうな親切な1冊。

YouTubeに限らず動画コンテンツが企業サイトの中にどんどん入ってきそうな予感はしている。
来年は一気に爆発するかもしれない。

2010年を自身もダイナミックに動画を活用する1年としたい、そう決意する次第である。

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ビリーに伝えてほしい、バイバイ・ブラックバード。

ジョニー・デップが伝説の銀行強盗、ジョン・デリンジャーを演じた
映画「パブリック・エネミーズ」を見た。

年末ということで混んでいるかと思ったが、意に反して入場者は5分の1程度。
座っているのは中央やや後ろの一角という状態で、ほぼベストポジションでゆったりと見れた。
タイトルの言葉は、ラスト、ジョン・デリンジャーが愛する人ビリーに向けて残したひと言。

バイバイブラックバードとは、ジャズのスタンダードナンバーで、
ふたりが出会ったナイトクラブで演奏されていた曲。
そのシーン以外にもポイントとなるシーンでこの曲が象徴的に流れ、映画に奥行きを与えている。



心配と悲しみを全て詰め込んで
さあ行こう、静かに歌いながら
バイバイ・ブラックバード
僕を待つ誰かの所へ・・・

映画自体がアメリカの恐慌時代直後という設定であり、
古き良きアメリカのシンプルなジャズナンバーである。



さて、ジョン。デリンジャーを演じるジョニーデップの好演もさることながら、
収穫は恋人役ビリーを演じるマリオン・コティヤールの迫真の演技には心を射られた。
さすがアカデミー賞受賞女優の看板に偽りなしだ。

その他、脇を固めるクリスチャン・ベイル、ビリー・クラダップの演技も見事。

何かとあわただしい年末であるが、映画に没頭できた貴重なひととき。
やっぱり映画はいい。

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僅差、フィギュアスケートの鈴木明子さんと中野友加里さんの明暗。

予想どおり、聞きしに勝る名勝負となった、今年のフィギュアスケート日本選手権。

ほんとうの僅差で、中野友加里さんに競り勝った鈴木明子さん。
見事バンクーバーオリンピックの代表選手となった。
全日本選手権2位の鈴木明子

落選した中野さんは、トリノに続いてのあと一歩での代表漏れだけにさぞや残念だと思う。

ふたりの差はほとんどないといって等しい。

ただ個人的に思うのは、鈴木さんの恐れを知らないような無垢の演技に比べて、
中野さんには今回こそ、という、知らず知らずの力みがその差となったのではないか。

テーマ的にも、鈴木さんは前向きな表現で観客もつられて思わず笑顔になるようなもの。
対して中野さんは、内に内にと自分の世界に入っていくようなもの。
わかりやすい楽しさ、明るさが高評価にもつながったのではと思う。

五輪の代表落選は残念ではあるが、五大陸選手権、世界選手の代表となった中野さん。
気分一新で、ぜひ頑張ってもらいたい。

それにしても村上さんも含め、5位までが愛知県出身選手とは、
まさにフィギュアスケート王国の面目躍如である。

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小川忠洋氏「インターネットマーケティング最強の戦略」

ダイレクトマーケティングの世界的権威、ダン・ケネディ氏の日本唯一の代理人、
小川忠洋氏が書いた新刊「インターネットマーケティング最強の戦略」を読んだ。



ダン・ケネディ氏といえば、日本でもおなじみ「プロアクティブ」を仕掛けた張本人。

ダイレクトマーケティングというと、ダン・ケネディ氏のほか、
元祖ともいえるワンダーマン氏をはじめ、最近クラッシュ・マーケティングを出版した
J・エイブラハム氏、そして、日本では神田昌典氏が有名である。

ダイレクトマーケティングの肝は、レスポンス。
そのレスポンスのカギを握るのが、コピーワーク。

コピーワークといっても、レトリックを使ったいわゆる広告的コピーではなく、
売るための要素を凝縮したコピーワーク。
このコピーひとつで売上げが何十倍も違ってくる。

著者、小川氏は、ダイレクトマーケティングをインターネットに特化させて本書を書いている。

本書を読んだ最初の印象は、アメリカで出版された書の翻訳ものという印象。
体裁はもちろん文体も訳書的なところがあり、少しなじめなかった。おそらくは
ダイレクトマーケティングの本場はアメリカでダン氏の代理人も務めている小川氏の
バックボーンから来るものであろう。

すべての経営者がインターネットと無縁とは、もう言っていられなくなった現在、
経営者の基本スキルともいえるネットをより戦略的に考えるきっかけにできる1冊だ。

そしてまたまたオールドタイプの、マスメディア主体のアドマンには頭の痛い話のめじろおし。
ダイレクトマーケティングは不景気の時代はよりクローズアップされるのがわかるだけに、だ。

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言葉にできない、音楽の力。

かれこれ10年になるだろうか、TBSクリスマス恒例の音楽番組「クリスマスの約束」。

小田和正が声をかけてひとりも参加しなかったところから始まって、
いよいよ今年は、さまざまなアーティストが参加する、「22分50秒」。

素直に感動しました。音楽って素晴らしいとあらためて感じました。

厳しいこと、つらいことがいろいろ或る中で、参加したアーティストも、
立ち会った観客も、テレビ越しの視聴者も。みんなそれぞれに素晴らしい贈り物を
手にした、そんな時間だったように思う。

ここ最近、味わったことのない幸せな気分をくれた小田和正に感謝。
小田和正の活動はもうりっぱな社会貢献活動です。

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不況とビッグウェンズデー。

ビッグウェンズデーというと、われわれの時代は、映画だった。

水曜日にやってくる伝説の大波に挑む若者たちを描いた青春映画だ。

ところが最近で「ビッグウェンズデー」というと、通販サイトの売上げの傾向のことを指す。

水曜日に著しく売上げが伸びる、その傾向を「ビッグウェンズデー」と呼んでいる。

その理由であるが、
不景気の影響で、水曜日をノー残業デーとしている会社が増えており、
その結果、帰宅時間が早まることになる。そして、ネットで通販をする人が増えるという。
風が吹けば桶屋が儲かる的な話ではあるが、なるほどと思える。

もうひとつ別の説があり、それは水曜日に通販で商品を買うと、
ちょうど到着するのが土日の休みあたりになるので、都合がいいから。だから水曜日に
売上げが伸びるという。

どちらももっともらしい理由である。

ビジネスに重要なのは、こういった傾向をいち早くつかむことだ。
知っていると知らないとでは対策がまったく違ってくる。

不景気の中でもちゃんとアンテナを張っている人が、勝者となれるのだ。
ちょっとした違いだが大きな違いである。

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電車内広告効果調査結果、立っている時は7割が車内広告を閲覧。

モバイルリサーチ事業のネットエイジアが、携帯電話ユーザーを対象にした
「電車内広告の広告効果に関する実態」の調査結果を発表した。

週1回以上JR山手線、JR中央線、東京メトロ銀座線に乗る首都圏の20~49歳の男女が対象。

結果は、座っているときの1位は「寝る・目を閉じている」2位は「ケータイでメールをする」
3位は「ケータイでインターネットをする」

同じく、立っているときの1位は「車内広告を見る」2位は「ケータイでメールをする」
3位は「ケータイでインターネットをする」

車内広告に関しては「電車に乗るたびに注意して見ている」が27.9%だが、
広告を覚えているかどうかでは、16.4%が「見てはいるが、電車を降りたら忘れている程度」と答えた。
また、車内広告を見た後の行動(同)として「車内広告のQRコードからアクセスしたことがある」は8.6%と少なく、
あまり利用されていないことがわかったという。

名古屋市の地下鉄の場合は、QRコード付きの車内吊りはできないとなっている。
(おそらく今も変わっていないと思う)つまりケータイ電話の使用を推進しない方向にあるらしい。

それにしても気になるのは、予想していたことではるが「本を読む」と答えた人が少ないことだ。

この調査結果を見ても、本が売れないという理由がわかる気がする。

本の売上げを伸ばすのはやはり難しいのか。紙から電子へという流れに乗れば再興できるのか。
本好きとしては気になるところだ。

モバイルリサーチ

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中川勇樹氏「テレビ局の裏側」

広告業界にいても、知っているようで意外と知らないのがテレビ局の内側。

ここ最近、番組偽装事件などがあり、表に出てくる部分も多いが、明らかになるのは、
下請け会社の悲惨な状況ばかり。

リーマンショック以降の景気下落の影響も数字上はテレビ局も打撃を受けているようであるが、
実際には制作会社の影響のほうが何倍も深刻である。

そんな渦中にテレビ局の裏側について書かれた本「テレビ局の裏側」を読んだ。

著者の中川氏は長年、ディレクターとしてテレビ番組制作の最前線にあって、
テレビ局の裏表を知りつくしている人。

そんな立場の彼が書いた本だけに、私自身も知らないことが多々あり、
今日までのテレビ局の歴史の中で起こった事件、不祥事などがよくわかった。

最新のところでは、先に私も書いた「リアル・クローズ」の番組と連動した通販の話。
私のように新しい可能性と肯定的にみる意見もあるのに対し、中川氏はこう反論している。

純粋にサービス目的であれば、メーカー名などを明らかにし、リンク先を表示するだけで十分ではないか、
現場のディレクターとして危惧するのは、この手の番組で不自然な演出を強要されないかということだ。
例えばヒロインがさめざめと泣くシーンなら顔のアップを撮りたいのに、
どんな靴を履いているかがわかるパンアップを挿入するよう指定されるのは困る。

さらに純粋な番組づくりがお金儲けの手段として利用されることによるデメリットを憂いている。

そこには、そういう状況にあっても番組づくりに励む後輩たちへの温かいまなざしがある。

広告代理店にあって、少なくとも片棒を担ぐ立場にあるのに何であるが、
普通の感覚で明らかにおかしいと思われることは淘汰されていく時代だ。

真摯に番組づくりに取り組む制作会社の社員に収入を含めてきちんと評価されることこそ、
今テレビ業界に最も必要なことではないかと思う。

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生まれてくれて、ありがとう。寺田さんの命の授業。

ニュースステーションで、助産師、寺田さんの特集をみた。
これまでに2000人以上を取り上げたベテランの助産師だ。

そんな彼女は、助産師としての仕事と並行して、全国を行脚して「命の授業」という活動を行っている。

「命の授業」は、命の大切さ、尊さを出産という体験を通して、
子供たち、そしてその親たちに教えようというもの。

寺田さん自身、双子のひとりを死産、もうひとりを生後1週間で失うという悲しい経験をしているが、
その短い命でもたくさんの言葉を寺田さんに残していったという。

その話に真剣に耳を傾ける子供たち、親たち。頬には温かい涙が自然と伝っていた。

自ら命を失うという人が年間3万人以上もいる今の日本。
そんな時代にあって、寺田さんの活動の意義は大きい。

寺田さんに手で子供を取り上げてもらった親は、すぐにまた生みたいという気持ちになる、と
いった言葉が印象的だった。

少子化を対策で抑えることも確かに意味があることとも思うが、自らが命の大切さを実感できれば、
意外と難しい問題でもないように思うが、どうだろう。

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「THIS IS IT」でIMAX初体験。

名古屋109シネマズにIMAX上映館がOPEN、
マイケルジャクソンの「THIS IS IT」が4日間限定でプレオープン上映が行われており、出かけた。

高品質の映像と圧倒的音響という事前の告知通り、先に見た「THIS IS IT」とは
まったく別の映画という印象すら覚える。それほど新鮮であった。

撮影映像によっては、やや解像度が足りないためピンボケに見える個所もあるが、
ケニーオルテガの演出力が際立って間違いなく大幅に臨場感が増している。

あたかもリハーサル会場にいるような錯覚を覚えてしまうほどだ。

自身「THIS IS IT」を見るのは2回目であるが、
演出のオルテガが中でも言っているように「ロックンロールの教会」という言葉が的を得ている。
マイケルのパフォーマンスの前では、共演者はもちろん
スクリーン越しの観客でさえも、すべてがマイケル信者になってしまうのは無理もない。

109シネマズでは火曜日までの4日間かぎり。
2000円が高いとみるかどうかは微妙ではあるが、
マイケルとの一体感を感じられる貴重な機会であったことは間違いない。

※1月にはいよいよDVDの発売も。


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アドマンに贈る、本日の収穫本3冊。

この12月はアドマン向けの新刊がめじろおし。

というわけで本日の収穫本3冊。

(1)広告営業力2



好評だった広告営業力の続編、アカウントプランナー特集。アカウントプランナーの定義は別として、広告営業はこうあるべき、と参考になる。

(2)インターネットマーケティング最強の戦略



ダイレクトマーケティングの世界的権威、といわれるダン・ケネディの新刊。インターネットで効果を出すにはダイレクトマーケティングの考え方が必要不可欠、というところか。

(3)ウェブPRハンドブック



ハンドブックシリーズ待望ののウェブPR版。PR会社メディアブリッジコンサルティングの吉池理氏著。がウェブPRの基礎知識から実例までわかりやすくまとめらている。図表も上手に整理されていて企画書づくりの参考にもできる。アドマンにとって使い勝手のいい1冊。

以上3冊。このほかにもアドマン必読の新刊が数多く出版されている12月。
景気の影響をもろに受けているだけに、正月は読書三昧のいい機会かもしれない。

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「所有」の時代から、「シェア」「レンタル」「協力」の時代へ。

日経ビジネス・アソシエの連載記事で三浦展氏が書いている記事が興味深い。



その記事の中で三浦氏は、所有が前提の消費社会は終わったと断言している。

近年、若者がモノを買わなくなったと言われているのは、そもそも買わなければならないほど
不足している物がなくなったためで「もっと所有しろ」と言われても、食指が動かないのはそのせいだと。

そういう現状を踏まえて将来を見通すと、もはや所有、私有を基本原理とするシステムでは、
日本の社会は回らないのではないかと思う。

たとえば、複数の人々で車を所有するカーシェアリングが次第に増えているが、
ルームシェアをする人も同様に増加中だ。

三浦氏に同感。確かに若者に車が売れないのは車が嫌いになったわけではなく、
車を所有する必要性を感じなくなったからだと思う。

だから販売するのではなく、個人リースやレンタルという手段を用意すれば、
案外利用する若者も多いのではないか、と思ったりもする。

三浦氏の言うように、「シェア」「レンタル」「協力」というキーワードで
ビジネスを見直してみれば、可能性は無限大に広がっているかも知れないのだ。

売れなくなったと嘆く前に、知恵を絞ってみよう。

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番組連動ショッピングサイトは、テレビ局の新たなビジネスチャンス。

フジテレビ系列で放送されているテレビ番組「リアル・クローズ」

香里奈と黒木瞳の共演で老舗デパートの婦人服売り場を舞台にしたドラマ。
そのテレビ番組と連動して新たな試みが始まっている。

番組で香里奈をはじめとする出演者が身に付けたファッションを購入できるショッピングサイト、
「リアル・クローズ」がそれだ。

サイトの案内文には次のように書かれている。

「リアルクローズ」でキャストが着ている衣装がリアルタイムに購入できます。
放送時間中のストーリー進行にあわせてそのシーンで着ている衣装がこのサイトに登場!!
どれも人気ブランド・人気アイテムばかりだから売り切れる前にチェック!!

ファッションリーダーともいえる香里奈の衣装がリアルタイムで購入できるとなれば、
番組視聴率も上がるというわけだが、現実には視聴率は低迷しているようだ。

まだまだ試行錯誤の途中だと思うが、今後のテレビの可能性を考える上では有力な選択肢のひとつであろう。
他局の試みにも注目していきたい。

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マーケッターのカリスマ、神田昌典氏の原点。

今や知らない人はいない超有名経営コンサルタントの神田昌典氏。

その神田氏を一躍世に知らしめた1冊が「あなたの会社が90日で儲かる!」だ。

その伝説の書籍がこの度再編集されてフォレスト2545新書から出版された。



再び読み返してみたのだが、あらためて凄いと思うのは、最近のベストセラーを書いている
コンサルタントと称する人たちの多くが多大なる影響を受けていること。

先に紹介したシンドバッド・インターナショナル代表の山田博史氏もそのひとり。

新刊「教育・スクール業界の集客バイブル」の幹の部分もほとんど神田氏の理論を
教育業界に置き換えたものと言っても過言ではない。

売る仕組みを作ることで、足で稼ぐ営業とさよならできる。
広告を作りかえるだけで売上げを大幅に増やすことができる、
いきなり売るのではなく、まず人を集めることを考える、など
1999年に書かれた書籍でありながら、十分今の時代にも通用する考え方が満載だ。

マーケッターに限らず、クリエイターとて一度は読まざるを得ない伝説の1冊が、新書で蘇った価値は大きい。

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映画、今年の総決算。1位はグラン・トリノ

年末が近づくにつれ、今年のベストテンがいろいろな分野で発表されている。

今週号の週刊現代の特集「2009年総決算」もそのひとつだ。

発表!2009年見てよかった「映画」と題して、
映画をこよなく愛する51人が選んだランキングを掲載。

順位と作品は以下の通り。

1.グラン・トリノ
2.スラムドッグ・ミリオネア
3.レスラー
4.マイケルジャクソンTHIS IS IT

同感。順位は別にして、私が選んでもこの4本はなんとも甲乙つけがたい。

5.チェイサー
6.チェンジリング
7.ベンジャミン・バトン
8.イングロリアズ・バスターズ
9.母なる証明
10.3時10分決断のとき
10.扉をたたく人

5.9.はともに韓国映画。韓流健在だ。

こうやってみると比較的順当な順位。隠れた名作的なものは見当たらない気がする。

さて個人的にはゆっくり映画を楽しむ余裕を持てなかったこの1年。
来年こそは・・・と思うがどうだろう。

ちなみに小説部門では、1Q84のぶっちぎり。

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景気回復は地方から。日本を変える、5人のカリスマ。

PHP business THE21(ざ・にじゅういち)2010年1月号の第二特集は、
「地方カリスマ」が日本を変える!



地方発でビジネスを仕掛ける5人のカリスマが紹介されている。

その5人とは以下の方たち。

新潟発、美少女図鑑を全国に広げたアライアンス・カリスマ「近藤大輔」氏、
北海道発、「水曜どうでしょう」を生みだしたクリエイティブ・カリスマ「藤村忠寿」氏、
静岡発、B-1グランプリを一大イベントにしたインスピレーション・カリスマ「渡邉英彦」氏、
千葉発、「和郷園」で循環型農業を実現したネットワーク・カリスマ「木内博一」氏、
島根発、「旅館吉田屋」で地域の問題解決に貢献するビジョナリー・カリスマ「山根多恵」氏。

いずれもマスコミに度々取り上げられすでに知名度も高い人たちであるが、
個人的に特に興味深いのが、最後の山根さん。

後継者のいない地方の老舗旅館を、ずぶの素人である女性(山根さん)が女将となって見事に建て直したという。
さらに山根さんはそれだけで終わらず、地域の抱える問題を解決する社会企業家としても活動している。

旅館はほとんど週末だけの営業となるため、スタッフも含め週休4日が当たり前。
ただし、山根さんをはじめ吉田旅館のすごいところは、その4日を別の社会活動にあてているところ。
そういう意味では旅館はある種の情報発信基地ともなているのだ。

偶然後継者を探していた旅館の主人と出会った幸運もあるが、
素晴らしいのは彼女の行動力と柔軟な発想力だろう。

景気不景気にかかわらず、ビジネスを動かすのは、つまるところ人の想いということを
まざまざと思い知らされる好例である。

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「顧客視点」と「現場主義」。神谷利徳氏の店づくりの原点。

店舗デザイナー神谷利徳氏の書いた「繁盛論~“人が集まる”7つの流儀」を読んだ。



名古屋ではすっかり有名人。お目にかかったこともあるが、その人柄の印象通り、
思いやりに溢れた店づくりの姿勢が垣間見える1冊となっている。

神谷氏の店づくりには、徹底した顧客視点と現場主義が貫かれている。

ここでいう店づくりにおける顧客視点とは、店のオーナーとオーナーのお客様という2つの意味があるが、
神谷氏は実にバランス感覚に優れているのだ。
たとえば、ビジネスにつきものの予算と出来栄えの関係であるが、どうしても予算が合わない時、
神谷氏は仕様を落とすのではなく、最後は自らの設計料を削って対応することも良しとするそうだ。

無理やり顧客を説き伏せたところで後に続かない。それよりは金額を譲歩して「豊かに負ける」ことにより、
その後の評価や再度のオーダーにつながるように考える、それが神谷流ということなのだろう。

本書に説得力を持たせているのは、実在する店舗「イル・マンジャーレ」の開店までの
思考錯誤を題材に、神谷氏自身が店づくりの考え方を紹介していることだ。

これにより神谷氏が何を考え、クライアントとどのようにコミュニケーションを図っているか、
手に取るようにわかる。

冒頭にも書いたが、クライアントへ、スタッフへ、協業する職人へ、温かいまなざしにあふれた神谷氏。
この本を読んでぜひお店をまかせたいと考えるオーナーも多いのではないか。

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教育・スクール業界の集客バイブル。

広告会社の人間は、おそらくこの手の本はクライアントには読ませたくないであろう。

社長は「人」に頼るな、「仕組み」をつくれ!に続く、シンドバッド・インターナショナル代表、
山田博史氏の新刊、「教育・スクール業界の集客バイブル」を読んだ。



教育・スクール業界とあるが、要はマーケティング観点で集客を考えると、
ビジネスにおいてまだまだ手がつけられていないところがたくさんあるということだ。

そういう意味で、教育・スクール関係者だけでなくあらゆるビジネスに携わり壁にあたっている人の
福音書となりうる1冊である。

山田氏は、そのポイントは「広告」にあるとしている。

広告効果がうんぬん言われているが、広告効果を論議する前に、広告の作り方を考えるべき、と。

特に参考になるのは、広告で売り上げをあげようと思っても消費者心理を考えると
いきなりは無理なわけで、まずは人を集めるという観点でメッセージをつくる必要がある。
特に問題は、広告会社を広告のプロとして頼りきってしまうことにあり、
広告会社は媒体セールスのプロであっても広告作りのプロではないと断言している。

私たちのような広告会社の中にいる人間から見ても、もっともだと思える考え方。

前作にも共通するが、どれだけしっかりビジネスをしている会社でも、
そのことが顧客に届いていなかったら、商売にはならない。
要は伝わる仕組みがあるかないかだ。

単純なことのように思えるが、意外と見落とされている。
特に営業力を重視する会社ほどその傾向が強い。
ビジネスを少し俯瞰してみて仕組みをつくれば、現状を変えられるヒントが見つかりそうである。

そんなきっかけを、この1冊は気づかせてくれそうだ。

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岩見沢複合駅舎のグッドデザイン大賞に見る公共建築物の行方。

ちょっと前の話にはなるが、忘れる前に記録に残しておきたいニュースを思い出した。

旧駅舎の焼失という悲しみの底から一転、新「岩見沢複合駅舎」のグッドデザイン大賞獲得。

岩見沢複合駅舎

マイナスを見事プラスに変えた好例である。

以下、審査員のコメント

JRの駅舎としては、これまでにない画期的な「質」の高さを示している。
北海道的なシンプルでクリーンな空間性を持ちながら、決して冷たいものではなく、
むしろどこかに温もりすら感じられる。
その、計画プロセスにおいては、積極的な市民参画が行われ、刻印レンガとして形態化されている。
また、鉄道の聖地という土地の記憶を積極的に活用し、古レールを活用したガラスファサードは巧みである。
そして、完成した今日、多くの市民が愛着を持って、駅空間に接していることが、
何よりもグッドデザインの証しであろう。

単なる建築で終わることなく、市民を巻き込み、街の顔、ランドマークとしての存在を確立した
見事なプロジェクト。

これからの公共建築物の、ある種方向性を示唆するような「岩見沢複合駅舎」である。

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浜口氏と村尾氏のクレド「72時間ルール」。

浜口隆則氏と村尾隆介氏の共著「My Credo」を読んだ。



共著としては前作「誰かに話したくなる小さな会社」以来2作目。

「誰かに話したくなる小さな会社」は、規模も小さく世間的には無名に近いが、
その業界では知る人ぞ知るブランド会社をたくさん紹介。
そうした会社がブランドを構築できている理由を明らかにしている。

自分の利益を優先する会社が多い中で、社会と共存しつつ成果も上げている会社があることに
深い感銘を受けた。

さて新作の「My Credo」であるが、一言で言うと自分ブランディングのための教科書ともいえる1冊。

自分ブランドを確立するためにふたりは「My Credo」を作成し携帯、事あるごとに見返すことを
推奨している。

常に見返すことで、すべきことすべきでないことが自然と見分けられ、
継続的に自分ブランドが作りあげられていくというわけだ。

ふたりがクレドで掲げている、「72時間ルール」というのは、
興味のあること、やると決めたことは、72時間以内に必ずアクションを起こすとする
自らに定めた約束。

簡単のようで難しい。成功する人とできない人との違いは、実行力にある、とよく言われるが、
まさに72時間ルールはこの典型ともいえるものではないか。

企業のCredoを個人に持ち込んだところはわかりやすい。
そして彼らの書く本は毎度のことながら、人への愛情に溢れている。

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景気の影響?夕食時、飲食店駐車場に大量のタクシー。

名古屋市内の「theめし屋」の駐車場。

時刻は19時くらいか、並んでいるクルマを見ると、タクシー、タクシー、タクシー。
タクシー会社の駐車場ではないはずであるが、
駐車スペースに並んでいるクルマのほぼ3分の2はタクシーだ。

これから仕事に出る前の夕食だろう。以前からタクシー利用が多い店だとは思っていたが、
さすがにこのタクシー台数は異様な光景として眼に映る。

これも不景気の影響だろうか。
といっても、きっちり食事をとっているといえば当たり前の話でもある。

このタクシーの光景に限らず、ちょっと前までは見なかったような風景が最近気になることが多い。

異常気象でかつてない大雨や高温が頻発している昨今、
そんな状況と同じように見えるこのタクシーの駐車。

結びつけることに無理があることは承知だが、なぜか不思議な胸騒ぎがある。
いやな時代の象徴のように映ってしまうのだ。

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広告会社のPULL型営業。

古いタイプの広告会社が苦手とするもの、PULL型の営業スタイルもそのひとつ。

特にいい時代を過ごしてきた年配者が多い広告代理店は、
今だ足で稼ぐPUSH型の営業を良しとし、PULL型の営業をなかなか評価しない。

そんな広告会社が多い中で、いい意味でのPULL型営業の参考例を、今日開催された
宣伝会議「プロモーション&メディアフォーラムinNAGOYA」で見つけた。

東京、大阪に次いで名古屋で3都市目。
東京と比べると、展示会の出展社もセミナーの講演者も地味な印象であるが、
そんな中、広告会社で唯一参加していた、地元の「CMバー」という会社が気を吐いていた。

出展内容は、デジタルサイネージ。店頭に設置する縦型のタイプだ。

正直内容はCMバーでなくてもかまわない、という感じであるが、
まずは出展しようというその心意気に拍手を送りたい。

広告会社といちばん距離が遠いと思われるPULL型営業の
ある意味モデルケースとなるのかも知れない。

ところで、ここのところ展示会&セミナービジネスを頻繁に展開している宣伝会議であるが、
今回の催しは今ひとつの感が強い。
リアルのSPという地味なテーマ、
メディアといいながらメディア系の出展・セミナーがなかったことが
その理由である。
しかしながら名古屋もこのところ活発になってきているので今後に期待したい。

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グーグルジャパン、携帯向け「音声検索」を開始。

Yahoo NEWSによると、グーグルの日本法人が今日7日付で、
音声入力で言葉の意味や住所などを検索できる携帯電話向けのサービスを始めたと発表した。

グーグル社の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した携帯と、
米アップル製の「iPhone(アイフォーン)」が対象。

携帯電話向けというが、アンドロイドとアイフォーンが対象ということで
どちらかというとスマートフォン向けのサービスであろう。

英語と中国語に次ぎ、日本語で3番目の言語となる。

GPSとの連動での検索もできるということで、
いよいよ指入力の時代が終わり、音声入力の可能性が大きく広がる時代の到来だ。

この音声検索を利用して新たなサービスが誕生する日も近いだろう。

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本日の収穫本。

休日恒例の書店めぐり。

街は、景気の影響からか、12月というのに何となく華やかさに欠ける印象。
ひょっとして自分自身の心の問題かも知れないが・・・

公共交通機関で出かけて、パルコのリブロ、ジュンク堂、三省堂などをじっくり回る。

何点か回ると、それぞれの書店の仕入れの傾向が見えておもしろい。

さて本日購入したのは、結局のところ2冊。

1冊目は、慶応大学名誉教授、村田昭治氏の新刊、「人を惹きつける経営」。



私が尊敬する偉大な経営学者のひとり。70歳後半となった今でも、人への優しい視線を持った経営論は健在。
立ち読み程度ではあるが、襟を正して読みたい1冊という印象である。

もう1冊は、藤田康人編著、「漂流する広告・メディア」。



12人のキーパーソンと語る「マス×ネット」の今という副題がついて、
株式会社インテグレート代表の藤田氏が、
プロデューサーおちまさと氏、
マーケティングプランナー山本直人氏、
ADKインタラクティブの横山隆治氏、
東京ガールズコレクションの永谷亜矢子氏など、
錚々たるメンバーとの対談。

そのほかにも12月は新刊ラッシュ。読むスピードを上げないとなかなか追いつかない。

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博報堂DYグループエンゲージメント研究会、「自分ごと」だと人は動く。

昨日書いた、「to C から with C へ」について詳しく解説しているのが、
今回紹介する新刊「自分ごと」だと人は動く、だ。



「to C から with C へ」がこれからの時代のコミュニケーションのキーワードとして、
企業も顧客とパートナーとなって、パートナーを主役としたマーケティングが必要不可欠とする。

パートナーに主役となってもらうためには、
「自分ごと」として商品やサービスを捉えてもらわなければならない。

当然広告のあり方も変わってしかるべき。ターゲットなどという言葉は死語になる。

生活者目線という言葉があるが、まさに企業と生活者が同じ高さで、
コミュニケーションをとる時代が来ているようだ。

アドマンもマーケッターも、押しつけや一方的であるとか、はもう通用しないと心しなければならない。

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「to Cから with Cへ」は中小広告代理店には理解不能。

最近のコミュニケーションのキーワードは、タイトルにも書いた「to Cから with Cへ」。

つまりto Cの一方通行からwith C の双方向性が重視される。

to Cのコミュニケーションの代表は、テレビCM。中小の広告会社でも当たり前のように扱われている。

それでは with Cは、となると、ブログとかSNSだとか、今が旬のtwitterだとか思い浮かべられるが、
収益を生むビジネスモデルとなると、おそらく「?」ということになるだろう。

テレビ広告のようなPUSH型のコミュニケーションに慣れてしまうと、なかなかその価値観を
変えることが難しい。顧客間のコミュニケーションを計る、共感を創造する、などなど
時間がかかることをやっても利益に見合わないと長続きしないのが目に見えている。

これだけ不景気の底が深いと、なかなかマス広告が盛り返すまでには時間がかかり、
その分広告代理店も打撃が大きそうだ。

とはいえ、その落ち込み分をネットでと思っても、価値観から変えていかなければ商売にならないし、
時間がかかりすぎる。

どうもこのジレンマは解消されそうになく、広告代理店のぼやきも止まりそうにない。

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Web来訪者を顧客に育てるリードナーチャリング。

リードナーチャリングとは少し耳慣れない言葉であるが、
顧客を見込み客まで育成するという考え方のこと。

そんなリードナーチャリングについて書いた数少ない本、
「Web来訪者を顧客に育てるリードナーチャリング」を読んだ。



書いたのは、Nexal代表&ビジネスコンサルタントの上島千鶴氏と
日経BPコンサルティングチーフコンサルタントの古賀雅隆氏。

本書は、読んで楽しいというよりは実務にそのまま使える実践書だ。
耐久消費財、非耐久消費財、BtoB、BtoC、等々
それぞれの商品、ビジネスの違い別にリードナーチャリングの実践法を淡々と解説してくれている。

特にチャートのまとめ方は絶妙で、企画書に落とすときにとても参考にできる点が多い。

マスメディアの効果が問われる時代であるが、問題は認知だけ上げてもその先の導線が確保されていないと
なかなか成果につながらないというところにあり、決してマス広告がまったく効かなくなったという
単純な話ではない。

マスメディアの効果を今一度認識し直すためにメディア関係者にも貴重な1冊となった。

それにしてもナーチャリングという言葉、わかりにくくて浸透しにくそう、
何か別のいい言葉はないものであろうか。

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待望久しく、村尾隆介氏の新刊がまもなく発売。

パーソナル・マーケティングの本田氏に続いて、こちらも自分ブランディング。

ベストセラーとなった前作
『だれかに 話したくなる 小さな会社 ~「社会モテ」するブランド戦略(かんき出版)』で
すっかりファンとなった村尾隆介氏の新刊が、延びに延びてやっと発売になる。

発売日は12月8日。タイトルは「マイクレド」。前作同様、浜口氏との共著だ。



以下、本人のサイトから引用の紹介文です。


「職場のレギュラーメンバーになるため」
「より優れたリーダー・経営者になるため」
「魅力ある起業家・フリーランサーになるため」
「就職活動を成功させるため」

…に、「自分をブランド化する」は、極めて大切な発想です。

しかしながら、「服装や身振り手振り、話し方を変える」だけでは、
物事おおきくは好転しません。
それは住宅でいえば、単に屋根やカベを塗り替えているに過ぎないからです。

この書籍『My Credo』は、あなたのブランドの「土台」に関する本です。
その土台を「マイクレド」と呼んでいます。

紹介文を読んで読みたさがさらに募ってきた。あと5日、楽しみに待とう。

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個人もマーケティングの時代。本田直之氏「パーソナル・マーケティング」

レバレッジシリーズでおなじみ、本田直之氏の新刊。

レバレッジシリーズを卒業しても相変わらずベストセラー連発を予感させる、そんな1冊、
「パーソナル・マーケティング」を読んだ。



ひとことで言うと、本田式・自分プロデュース術。

自分を1企業、1商品に見立てて、世の中で必要とされるためには、どのように売り込むべきか、
自身の体験をもとにわかりやすく説得力を持って書いている。

その背景にあるのは、不確実性の時代。
会社に依存していては生き残れない今だからこそ、仮に会社がなくなってもサバイバルできる自分を
構築することが大切と説く。
また、そのためには個人的な思考ではなくマーケティング的な思考をもつことが必須となる。

本書内には、本田氏がプロデュースした2人が登場する。

「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」の著者、山本ケイイチ氏と
「仕組み仕事術」の著者泉正人氏だ。

出版前は無名だったふたりをどのようにベストセラー作家にまでステージアップさせることができたか、
そのノウハウは特に興味深く読んだ。

個人にマーケティングを持ち込んだその独創性は、まさしくパーソナルマーケティングの
最高の事例であろう。本田氏に脱帽である。

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流行語大賞も、景気の影響。

今年のユーキャン新語・流行語大賞が今日12月1日発表された。

すっかり恒例となって、自分自身もこれが発表されると、あぁ年末だ、と実感する。

さて、今年の流行語大賞は「政権交代」。受賞者は鳩山総理だ。
この他にも、事業仕分け、脱官僚など、政治がらみが流行語に名を連ねる。
衆議院選挙での民主党の歴史的勝利はそれだけ印象的だったということだろう。

この流行語大賞、以前だとお笑いネタだとか、どちらかというと軽いものが多いように思うが、
さすがに今年は景気の影響か、おとなしい真面目なワードが多いように思う。

ここにもう少しお気楽、楽しい言葉が並んでくると、景気も上向きかと思われるのではないか。

来年の新語・流行語大賞が、ぜひそんな言葉で埋め尽くされることを切に願うばかり。

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