アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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曜日替わりの西山茉希が楽しめる、TBCのテレビCM。

ダイハツのミラココアのテレビCMに続いて、エステティックサロンのTBCの
テレビCMに出演中の西山茉希。


↑水曜日バージョンが見つからないので月曜日の西山茉希出演

少し勝気そうなキャラクター(?)を活かして、このところ引っ張りだこといった感がある。

このTBCのテレビCMがおっ!と思わせるのは、
おそらく曜日ごとにテレビCMの内容が違うこと。
ちなみに今日は水曜日、Wednesdayの西山茉希バージョンだった。

曜日替わりということで、最低7本はタイプがあることが予想される。
地方局ではなかなか難しい出稿パターンであるが、
ネットであれば、今のTV不況を想像すれば、ある程度の自由度が効かせられるのだろう。

こういった出稿パターンを地方局でも融通を持って受け入れてくれれば、
もう少しクライアントも動くのではないか、この西山茉希のTBCCMを見て思った次第。
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ビジネス書の定番、柳井正氏の「一勝九敗」

数々の書評等で紹介されているので今さらという感じではあるが、
ユニクロ社長の柳井正が書いた「一勝九敗」を読んでみた。



あまのじゃくのところがあるので、みんなが良いというとなぜか二の足を踏んでしまう。
まぁ今だったら良いかなということで。

本書は2004年の著作。
今から5年前のユニクロはフリースブームが去ってユニクロも終わったかと
酷評されていた時期をやっと超えた頃。
柳井氏が玉塚氏を社長に据えて、次なる時代を見据えていた時だ。
その後、玉塚氏は会社を去ることになり柳井氏は再び社長に復帰する。
そういった時期に書いた内容だけに今読むと余計に興味深い。

金日、2009年のユニクロ隆盛をどこまで柳井氏が予想できていたか定かではないが、
本書を読むかぎり、柳井氏の先見性は見事というほかない。

経営とは?組織とは、人材教育とは?経営者十戒にあるように、
柳井氏なりの信念が一本ど~んと貫かれているユニクロ。
まさに一勝九敗の結実である。

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ザグを探せ!のザグって何?

すでにアメリカでは、史上最高のビジネス書100選に選出され、
名著の呼び声が高いマーティ・ニューマイヤー著の
「ザグを探せ!最強のブランドをつくるために」を読んだ。



まず飛び込んでくるザグってなんだ?というのが大方の素朴な疑問だろう。

すでにその時点で関心は本紙の中にあるといっても過言ではない。
思わず中を開いてみてしまうというわけだ。まさにマーケティングの勝利である。

さて、肝心の「ザグ」であるが、「ザグ」とはジグザグの「ザグ」である。
ジグザグの線は「ジグ」という方向と、その逆の「ザグ」という方向からなる。
著者のニューマイヤー氏は、競合他社が「ジグ」なら、あなたは「ザグ」へ進むべきと、
差別化戦略のキーワードとして扱っている。

似たモノ、ありふれたモノが周りにいっぱいあってほとんど違いが見つけられない現代だからこそ、
強いブランドづくりには「ザグ戦略」が重要ということだ。そのとおりである。

この本は、そんな「ザグ戦略=差別化戦略」を経営スキームとして
どのように考え実行すればよいか、実にわかりやすく説明してくれている。
アドマンにとっても、広告づくりの考え方には非常に参考になりそうだ。

前にも書いたが、洋書が苦手な私でも苦もなく最後まで一気に完読できた。
さらに使い勝手のよさそうなチェックシートもついている。
これで1400円+税。お買い得感もいっぱい。

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「東京モーターショー」は東京では見られない?

まもなく、来月の23日より13日間の開催で行われる「東京モーターショー」
今年で41回目を数える世界でも指折りのモーターショーである。

見られない、というのはテレビ番組のこと。
週刊新潮の記事によると、22年前から長野の信越放送がテレビ番組を放映しているそうだ。
大阪の毎日放送をはじめJNN(TBS)系列全国27局で放送される予定だが、
なんと系列のキー局であるTBSでは放送されないらしい。

つまり、ショーは東京モーターショーであるが、東京の人はショーの会場である幕張メッセまで
行かない限り、テレビでは見ることができないということになる。(もちろんニュースとかでは
放映されるわけであるが・・・)

なぜ長野か、という理由であるが、長野は100人中75台と全国で1番高い
自動車の保有率を誇っているそう。それだけクルマへの関心が強いということだろう。

東京で放映されない理由は、おそらく放映料の問題と思うが、
まぁ会場へ行く人が多いのであらためてテレビ番組を放映する必要もないのかもしれない。
もっといえばモーターショー自体が話題に欠けるということも大きいのだろう。

さて、今年の東京モーターショー、例年より会期が短縮され、
予想入場者数も100万人を割り込むのではと厳しい予想がされている。

モーターショーというイベントそのものが高度成長期の遺産的な感もあるが、
景気回復という意味では、次世代型のハイブリッドカーなど、新たな話題提供が欲しいところだ。

それともいっそのこと、東京サイクルショーの方が集客ができるかもしれない。そう考えたりもする。
毎度のことながら時代の転換期だ。時代を読み違うとビジネスも危うい。

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本日の収穫本。

休日恒例の書店めぐり。本日の収穫は、この3冊。

(1)リトルスターレストランのつくりかた。



広告のプランナーだった女性が、元パブ経営の母の血を受け継ぎ、
自らのカフェをオープンさせ軌道に乗せるまでのドキュメンタリー。
温かい愛情にあふれたお店だと感じさせるエピソードが満載。

(2)仕事で使えるTwitter超入門。



ビジネスシーンでもこのところ使用実績が急速に増えてきた、
つぶやきサービスTwitter。
何たるや、から、どうやって始めたら良いかをわかりやすく解説した新書。

(3)次世代モバイルストラテジー。



ソフトバンククリエイティブのインターネットマーケティングシリーズの新刊。
モバイルの動向とこの先を事例をもとに興味深く教えてくれている。
モバイルマーケッターはもちろんアドマン必携の1冊。

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ターゲットは草食系男子!?Hanako FOR MEN

マガジンハウスからHanakoの男性版として「Hanako FOR MEN」が創刊された。



マガジンハウスといえば、自分たちになじみが深いのがPOPEYEであるが、
どちらかといえば、その現代版という感じ。

POPEYEほど押し付けがましくなく、されども時代の空気はしっかり吸って、
さすがマガジンハウスの雑誌という印象が強い。

言ってみれば、今年のキーワードでもある「草食系男子」をターゲットにした
ズバリ時代のど真ん中の雑誌ではないか。

表紙と巻頭の特集が瑛太というところもうなづける。
まさに草食系男子の代表というイメージなのだろう。

さて、この「Hanako FOR MEN」のテーマは、頑ばりすぎない。
ちょっと肩の力を抜いてゆったり過ごす休日に読んで欲しいとうことか。

さきほど時代の空気といったが、記事の内容にも写真のテイストにも
たしかに優しさを求めたくなる今の空気が漂っている。

ハードからソフトへ。緊張から開放へ。時代の空気が変わっていく、
まさに転換期を象徴する雑誌「Hanako FOR MEN」の誕生である。

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ディーン&デルーカ横川社長が考える、草食系組織。

草食系男子なる言葉がこのところ活字を賑わせている。

が、こちら川島蓉子氏の新作「社長とランチ」に登場するのは草食系男子ならぬ草食系組織だ。

意味合いは、草食系男子とは若干異なるが、ある部分共通するところも多いと見た。

本書「社長とランチ」は、「ビームス戦略」や「ブランドのデザイン」の著作でおなじみ、
川島蓉子氏が今をときめく8人の社長に取材し聞いた話をまとめたもの。



草食系組織は、その中に登場する社長のひとり、
ディーンアンドデルーカジャパン社長、横川氏が発した言葉だ。
少し長くなるが、以下に紹介しておく。

最近考えているのは「草食系組織(以下、草食系)」というもの。いわゆる弱肉強食の
「肉食系組織(以下、肉食系)」に対して、競争原理よりも互いを尊重して成り立っている
のが、「草食系」と横川さんは言う。
これは、巷間で使われている「草食系男子」の文脈とは異なり、
おとなしさや優しさというキャラクターに特徴があるわけではない。
言ってみれば、ひとつの物差しをもとに競合他者を抜いて勝利を目指し、
次なる目標を設定して、果てしない競争を繰り広げていくのが「肉食系」。
組織の中でトップを目指してしのぎを削る競争もあれば、
業界の中でトップシェアを獲得する競争もある。
一方で、いくつかの物差しのもとで他者と共存し、
最大限の効果を生み出そうとするのが「草食系」。
組織の中でも役職よりは役割に重きを置いて、互いを尊重してチームワークを組み、
業界を越えてつながることによって新しい市場を拓いていく。
そんな組織のありようと言えるだろう。

横川社長が言うような草食系組織を指向する会社は、まだまだ少数だろう。
でもどうやらこの先は増えてきそうな勢いを感じる。
その背景には、どうやらバブル期の経験の有無の影響が大きいようで、
バブルの成功体験があればあるほど肉食系からは抜け出せないようだ。

そういう意味では、バブルを社会人で経験していない社長が増えてくればくるほど
経営における価値観もがらっと変わっていくことが予測される。

新しい時代の到来を感じさせる8人の社長たち。
こんな社長に恵まれれば、社員は幸せなのかも知れない。

その他に登場する社長
・アイスタイル/山田メユミ
・アッシュ・ベー・フランス/村松孝尚氏
・銀座あけぼの/細野佳代氏
・キュリオシティ/グエルナル・ニコラ氏
・パークコーポレーション/井上英明氏
・ポーラ・オルビスホールディングス/鈴木郷史氏
・トーヨーキッチン&リビング/渡辺孝雄氏

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縮小が止まらない、高級インポートブランド市場。

大変な時代になった、とつくづく思うのは、
かつてあれほど栄華を極めた高級インポートブランドが、
今や凋落の一途を辿っているということ。

矢野経済研究所の調査によると、
2008年のインポート高級衣料品・服飾雑貨の市場規模(小売金額ベース)は、
前年比10.2%減の1兆643億2600万円と大幅なマイナス成長ということだ。
ちなみにピークは1996年で、以降12年で6割弱まで減少しているという。

その間には、サブプライムローンショックなど不運な出来事もあったが、
原因はそれだけではないであろう。

今の不景気が始まる前からじわじわと消費者の価値観そのものが変わってきていた
という要因が大きいと思う。

もちろんその背景には、海外からやってきたH&MやZARA、フォーエバー21、
そして国内ではユニクロやしまむらなどの低価格ブランドの急成長がある。

手ごわいのはこれら低価格ブランドが安いだけではないことだ。
そこそこの質とデザイン性がりっぱに備わっているし、
場合によってはきちんとしたブランドよりおしゃれと捉えられている。

結局、高級ブランドと比べても価格の差ほど、品質も着心地も気分も、
違いがないということが、高級ブランド神話を崩壊させ、
かつ売り上げを大幅に縮小させている最大の問題なのであろう。

高級ブランドに限らず、
時代の大きな転換期には、こういった現象がそこかしこで起こってくる。

重要なのは、過去の成功体験・価値観を疑ってみること、
そして、過去の栄光に胡坐をかかないことだ。

常識が通用しないところに大きなチャンスも潜んでいる。

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マーケティングROIを学ぶなら、この1冊。

岸本義之氏の
「メディアマーケティング進化論~マーケティングROIを向上させるために」を読んだ。



ROIとは、return on investmentの略で、投資回収率を指す。
よってマーケティングROIとは、投下したマーケティング予算に対してどれほどの利益が
生まれたかを測定する際の指標のことである。

つまり指標化できなければ、ROIを測ることができないということで、
そこにマス広告の大きな問題が潜んでいるとも言える。

すでにアメリカではこのマーケティングROIという考え方が一般的になってきているが、
まだまだ日本では根付いていないようだ。

そういう意味では、本書「メディア・マーケティング進化論」は
本格的なマーケティングROIを知り実践するための数少ない指南書と言えるのではないだろうか。

本書の展開の中心に置かれているのが、パーチェス・ファネル(購買のじょうご)。
消費者行動を理解するための枠組みのようなもの(広告業界ではなじみ深いAISASのようなもの)で、認知から購買までをじょうごに見立て、上の太い部分が認知、そこから下に降りて
いちばん細い部分が購買となる。

従来いちばん上の太い部分はテレビCMをはじめマスメディアが担当していたのであるが、
インターネットの出現以降、購買までの各段階でのメディア・ツールの使い方が
大きく変わってきている。
いかにボトルネックに適切な手段を導入できるかできているかを測ることにより
マーケティングROIの向上につながるということになる。

最終的に、マーケティングROIを向上させるために必要な人材は?という結論に
本書は展開されるのであるが、どうも従来型の広告代理店は歩が悪そうだ。
最大の問題点は、慣れ親しんだ、そしていまだ収益の中心にあるマス至上の考え方である。
この価値観が変えられないかぎり、マーケティングROIを実践する
スタートラインにも立てない、といったところだろう。

それではマーケティングROIにふさわしい人材は?
となるとどうも既存の広告業界の中ではまだまだ人材不足なのは否めないようだ。
考えようによっては、
そこに広告業界人生き残りの光明が見えると言っていいのかも知れないが・・・。
ピンチは常にチャンスの裏返しなのだ。

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バカ安経済に気をつけろ!週刊現代の記事を読んで。

今週号の週刊現代に気になる記事を見つけた。

緊急特集とされたその記事は、民主党新政権の高速道路無料化ともシンクロするので
余計に目がいく。

記事の主旨はこうだ。

ユニクロGUの980円ジーンズ、ニトリのロープライス家具など、
どうやって利益が出るのかと不思議な価格付けであるが、なんとそういった企業が
過去最高益を出している。

かつてオトリ商品などという言葉があったが、今回のロープライスは
オトリと思われている商品でもちゃんと利益を出しているのが過去との明らかな違い。

その値段で利益を出せるということは数を売らなければ成り立たないわけで、
その一方では同業で倒産していく企業が加速度的に増えていく。
少数の勝者と多数の敗者という図式がますますはっきりしてくるというわけだ。

価格が下がるということは消費者にとってはうれしいことではあるが、
それによりデフレスパイラルが進むことで、自らの首を絞めていく。

それが進んでいる恐ろしさを記事は明確に分析している。
さらにその対処法へと進むわけだが、一朝一夕で実現できることではなく、
それ相応の準備が必要だ。今さら言われても手遅れというのが正直な感想。

民主党政権に代わって果たして歯止めがかかるのか、という前に
自分でまず手を打たなければ。シルバーウィークというのに考えることが一杯だ。

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世界のお茶の祭典、大盛況。不景気の好影響?

学生時代の同級生が出展していることもあって出かけた名古屋・吹上ホールのイベント、
世界のお茶の祭典~ルピシア・グラン・マルシェ2009。

紅茶専門店ルピシアのイベントで、昨年初めて開催され大好評を博し、
今回が第二回目、名古屋では初めての開催とのこと。

紅茶専門店ルピシア、世界のお茶の祭典

お茶のイベントということで大して人も入らないだろうと想像して出掛けたが、
想像に反して会場に着いてみると長蛇の列。入場制限しているほどの盛況。

見かけたところ女性が約9割。入場まで20分ほどかかった。

会場内もたいそうな賑わいで、さまざまなお茶の試飲コーナーでもまたまた長蛇の列ができていた。
紅茶ブームでもないのにこの集客力。体験メインのコンセプトも時代に合っている理由も大きいが、
と同時にあらためてルピシアのブランド力にも感心した次第。

もちろん、それ以外にこの景気低迷というタイミングが吉と出た感も。
お金をかけての遠出よりは近場で楽しめるイベントということでの来場も多いようだ。
また年齢層も幅広く、年配の女性と親子連れも結構見かけた。

不景気の影響を諸に受ける企業もあれば、こうしてしたたかに商売に繋げている企業もある。
何もせず不景気と嘆く前に、まずは頭を使えという好例だろう。

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苫米地英人氏「テレビは見てはいけない」。

ベストセラーを量産している苫米地英人氏の新作新書、
「テレビは見てはいけない」を読んだ。



健康のため、1日何時間以内に抑えましょう、というのならわかるが、
さていけないの真意は?というわけでまんまと買って読んだというわけだ。
ここまでの行動は、脳機能学者、苫米地氏の思うつぼだろう。

この「テレビは見てはいけない」は、脱・奴隷の生き方、という副題がついている。

つまり脳というのは、知らぬ間に洗脳されており、その最たるものがテレビというメディア。

子供の頃からテレビというメディア漬けになることで、囚われの身の奴隷のような
画一的な価値観ができあがってしまう。

正しい正しくない、良い悪いなどの価値観がそうだ。

特に最近では、年間3万人を超える自殺者の増加も、
テレビというメディアの影響が大きいと苫米地氏はしている。

テレビを扱う業界にいて言うのも気が引けるが、確かにここ何年かのテレビの
右に倣えの安易な番組作りの悲惨な状況を見ていると、
その悪影響を否定できないと正直思う。

そういう意味では、やや自虐的ではあるが、
テレビを見ないという若者が増えていることは、若干でも状況が好転しているのかとも。

苫米地氏の本を読んで思うこと。
それは確かに業界の危機ではあるが、同時に新しい価値観が育っていく転換期なのかも知れない。

結局、重要なのは独自の視点であり、右に倣えとならない確固とした価値観ではないか。

メディアの在り方と広告の在り方はそのままイコールとはならないと思うが、
社会的な存在意義も明確でないのに、興味を引き付けるだけの広告で
消費者をあざむくような志の低い企業は淘汰されなければならないし、
そういった企業の広告をお金になるからと扱うような広告会社は業界から立ち去るべきだろう。

さて、この本の最後の言葉。

他人の画一的な価値観を、メディアで特集されているからと、空気を読んで受け容れるのは、
差別のシステムを容認することなのです。
「一人ひとりが当たり前のように違い」「一人ひとりの価値は自分で決めてよく」
「だれが上でも下でもない」、そんな価値観を標榜する国に日本はなっていくべきです。
お金で買えないものはない。
あなたはテレビの洗脳によって、そんな価値観をいまだに信じてはいませんか?

苫米地氏のこの「テレビを見てはいけない」という言葉の持つ意味は重い。

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元祖、装飾系男子。

草食系男子ならぬ装飾系男子という言葉が、このところ男性誌を賑わせているようだ。

何をかくそう、私は装飾系男子である。というか装飾系男子だったというべきか。

古い話であるが、自分の中高時代はVAN全盛期。
VANショップでボランダウンシャツを買ったりトレーナーを買ったり。
買うともらえるポスターやノベルティ目当てでもあった。

そして大学時代は、雑誌ポパイが創刊され、輸入ブランドのとりこになった。
名古屋にミウラ&サンズができた頃だ。

そしてその後にやってきたヘビーデューティーアイビーブーム(イラストレーターの
小林泰彦氏が名付け親)。
シェラデザインのマウンテンパーカーなんかを探して歩いた。

着ることと着る物の背景にある文化に憧れ相当お金も使ったが、
ある意味いちばん楽しかった時代だったかもしれない。

まさしく装飾系男子だったあの頃。
雑誌の表紙のタイトルに、ついつい古き良き昔を思い出してしまった。

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本日の収穫本。

平日ではあるが、閉店間際の書店に駆け込んで2冊を収穫。

注目かつ人気のクリエイティブディレクター伊藤直樹氏初の書籍、
「伝わる」のルール~体験でコミュニケーションをデザインする



インタラクティブを中心としたコミュニケーションデザインの最先端を知ることができ、
かつ伊藤氏自身の手法がわかる1冊。

つづいて、ビームス戦略、ブランドのデザイン等でもおなじみ、川島蓉子氏の新刊、
「社長とランチ」。



川島氏が、アットコスメの山田社長、ディーンアンドデルーカの横川社長、
キュリオシティのグエナエル・ニコラ社長など今をときめく8人の社長にインタビュー、
話題の会社の魅力について徹底解剖する1冊。

ブランドをつくる人と、ブランドを解剖する人、興味深い対照的な2冊を入手した。

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無印良品のホスピタリティに「?」

無印良品の隠れたヒット商品、INSENCE(お香)。
無印良品のお香セット

何種類か買い置きして、気分によって違う香りを楽しんでいる。

お香の欠点は湿気に弱いことであるが、
たまたま今日無印によってお香を買った折のこと。

天気は朝から生憎の雨。
お香は湿気に弱いため、特にこんな日の包装は気を使うであろう、と思いきや
そのままシールを貼って渡そうとした店員。

怪訝な様子を見抜いてか、袋に入れますか?と尋ねられたから、
ハイ、と答えたがしっかりとした袋ではなく手提げ用の袋。

おそらくそこまでの意識はないのだろう。

しかし別の店では、ビニール袋にくるんだ上でテープで留めて
手提げ袋で渡してくれた店もあった。


あいさつの教育はしっかり行き届いていて気持の良い部類の無印良品であるが、
意外なところでホスピタリティ不足を感じた。

これはマニュアルうんぬんの問題ではないかも知れない。
それだけに販売という業務への適性が必要になるのだ。

どんな世界にもプロフェッショナルはいる。はたして彼ら彼女たちの資質は
先天的なものなのか後天的なものなのか、思わずそんなことを考えた無印での体験だった。

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日野佳恵子氏、「ワタシが主役」が消費を動かす。

島根出張を境に生活サイクルが変わったせいか、本を読むスピードががくんと落ちてしまった。
反省。という状況で久しぶりに完読した1冊。
それが株式会社ハーストーリー社長日野佳恵子氏が書いた、
「ワタシが主役」が消費を動かす、を読んだ。



日野社長のハーストーリーは、主婦の口コミマーケティングを事業の中核に
今年20周年を迎えた会社。今ではこの分野のトップ企業である。

当地区でもトヨタカローラ愛知の新店舗とそのオープンをプロデュースしたことで
話題を集めた。

そのあたりのいきさつも一部本誌の中で紹介されているが、
その他にも女性、主婦にマーケティングしたい企業がどう考えアプローチすべきかが
わかりやすくまとめられている。

本編は次の5章で構成されている。

1章:オフステージからオンステージへ
2章:消費者は、加工者、創造者、発信者へ
3章:お客様は役割が欲しい。“顧客成功”への進化
4章:“自分ごと化”でお客様が主役に~企業と消費者の新コミュニケーション
5章:好き嫌いがベース~「気になる企業ランキング」調査から見える選択基準

この中の1章で、これからの企業の役割として、
日野氏は、企業の役割は、モノを通じていかに消費者に「楽しみ」や「輝き」を提供するか、
言い換えれば、売り上げ、利益を問う前に、まず消費者にいかに満足を提供できるか、を
考えろ、ということではないか?

企業が主役ではなく、「ワタシ」が主役のマーケティング。
当り前のようではあるが、当たり前になっていない、とても重要なこと、
この本を読むと、すっきり理解できる。

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すべてのアドマンは、大至急デジタル武装を。

デジタルマーケティングの世界的イベント「ad:tech tokyo」が今月開催された。
広告業界関係者には周知のことと思うが、地方に住む、かつ中小の広告会社の人間に
とってはまだまだ他人事のように思う。それほど現実感がないのだ。

とはいえ、ネット経由(マスメディアではあまり取り上げられていないよう)で
その様子がこのところいくつか伝わってくる。

中で、初日にマイクロソフトの副社長スコット・ハウ氏が行った、
「変化する経済環境におけるデジタル広告の未来」と題した基調講演が興味深い。

ハウ氏は、未来の広告で確実に起こりうる変革を4つのポイントにまとめた。

1.将来、ほとんどすべてのコンテンツはデジタルになる。
2.配信されるスクリーンやデバイスが多様化する。
3.ターゲットが絞られたより少ない広告で、ユーザーがより豊かな経験を得られるようになる。
4.ソフトウェアによってこれまで時間や空間などで制約されてきた広告のクリエイティブが
  解放されるようになる。

あらためて見てみると、やはりデジタルによって、広告そのものが大きく
様変わりしている、そしてさらに加速して様変わりしていくであろうことがわかる。

さすがにデジタルなんて、という人はいなくなったが、まだまだデジタルに対して
猜疑心を持っている人(60歳以上か)はいて、そんな人が社長や経営幹部だったりすると、
所属する社員は大変だ。

もう遅いかも知れないが、中小の広告会社でも本気でデジタルモードに変換しなければ
ならない待ったなしの状況になっている。

宣言「すべてのアドマンはすべからくデジタル武装を。」

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レビットの、ネジの穴。

セオドア・レビットの提唱するネジの穴の話。

あまりにも有名な話で、今さらながらという感もあるが、意外と若い人は知らなかったりする。

ドリルを買うのは、ドリルが欲しいから買うのではなく、穴を開けたいから買うのだ。
いわゆる目的と手段である。
目的と手段を履き違えると、大きな間違いを犯す。

広告づくりでも同じである。
クライアントは広告を打ちたいのではなく、何らかの問題解決をしたいから
広告を打つのである。

そのことがわからないと、おもしろいおもしろくない、好き嫌いで広告を作ったり、
選別したりすることになる。

それでは企業が消費者・生活者に本当に伝えたいメッセージを伝えられない、ということになるのではないか。当然、広告の効果は上がらない。

単純であるが奥が深い目的と手段の関係。
今更ながら大切に思うわけである。

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情報不足?新幹線N700系の無線LANインターネット接続。

このところ新幹線に度々乗る機会があるが、
時間が合えばN700系を選ぶ。

座席の足元に余裕があるというのが主な理由であるが、
そのN700系に乗ると気になること。

それは東京、新大阪間で無線LANによるインターネット接続ができるということだ。

N700系新幹線

無線LANによるインターネット接続がお楽しみ頂けます、という感じで
あたかも簡単に接続できると言わんばかりにアナウンスが入る。

つい先日のこと。パソコンを持って乗っていたので、
アナウンスにつられて試しに接続を試みたところ、どうやっても接続できない。
(イーモバイルで接続できるのでつながらなくても困ることはないが)

後でホームページで知ることになるのだが、
ホームページ上には「無線LANサービス提供事業者とご契約ください。」とある。

その後、また新幹線に乗ったので車内のどこかにそのことが書かれているかと
見回してみたがどこにも記載は見当たらない。

ホスピタリティの欠如。
ネットがここまで当たり前のものとなった裏返しかもしれないし、
すでに知識がある人が多いからなのだろうが、少なくとも同乗者も知らなかった。

いろいろとサービスも進化しているJR東海であるが、おそらく何らかに理由はあるのだろう、
とはいえどうにも納得のいかない今回の無線LAN接続対応であった。

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「広告不況 底なし沼」って、自分で自分の首を絞めていないか?

メディアが不況を加速させているのでは?と常々思うところであるが、
その決定打と思えるのが、9月2日付朝日新聞朝刊の記事である。

タイトルは、ズバリ「広告不況 底なし沼」

記事には、
広告市場の落ち込みに歯止めがかからない。
不況で業績が悪化した企業が広告費を減らすだけでなく、広告の「費用対効果」にも
厳しい目を向け始めたからだ。
とある。

その理由は記事にもあるが、ネット広告はすべて結果がデータで示されるからだ。
はっきりした効果が数字で追跡できることで、そのため博報堂は
CMの効果をアンケートで測るサービスを4月から始めているとのこと。

逆効果にならないかと心配するのはとり越し苦労かも知れないが、
まず何をして効果とするか、ここがはっきりしていないと
アンケートを取っても意味のないデータになってしまう。
テレビCMでアクションを求めること自体が正しいかどうかという問題もある。

さてそれはそれとして、冒頭の話に戻るが、
底なし沼にあるのは、朝日新聞も同じだろう。それが堂々と断言するとは、
メディアの公平性を追求するゆえか、はたまたあまりに自分たちの現状をわかっていないか、
風評被害という言葉もあるが、景気を回復するためにメディアができることは
まず前向きなムードを作ることではないか、この記事を読んでそう思った次第。

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佐藤昌弘氏「不況の歩き方」

世の中、相変わらず不景気不景気の大合唱である。

しかしよく見てみると、景気の悪い会社がほとんどの中で、
景気の良い会社もある。

そんな不況を生き抜くヒントをまとめた、佐藤昌弘氏の「不況の歩き方」を読んだ。



佐藤氏は、不景気の中、しっかりビジネスで利益を上げている会社を「不況リッチ」と呼ぶ。

佐藤氏曰く、「不況」という状況は存在せず、不況というフレーズは単なる「環境の変化」を
いい表す言葉にすぎないと。
今まで南から吹いていた風が、いきなり北から吹くようになった。そのようなたぐいのものだとも。

大切なのは、このように考えられるかどうかということ。
発想の転換ができれば、未来は少しづつ変わり始めることは間違いないとする。

ただし、重要なことがあるそうで、それはポケットの中に「ビスケット」を持っているかどうか、
つまり備えが必要だということだ。

ビスケットとは、もう承知だと思うが、
会社に依存することなく、どこに行っても生きていけるノウハウやスキルを指す。

難しいのはこのビスケットはすぐに手に入れられるものではなく、手に入れるには
それ相応の時間がかかるということだ。

今から準備といっても難しいかもしれないが、それでもやらないよりはやったほうがいい。
この不況を乗り越えられたとしてもまた次の困難が間違いなくやってくる。
ビジネスにも、備えあれば憂いなしなのだ。
頭を使って「不況リッチ」になろう。

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竹内篤実氏「インタビュー式営業術」

売れる営業の秘訣は、「売り込み」ではなく「聴き込み」にある。

なぜ、「聴き込み」なのか、その理由がこの本、
竹内篤実氏の「インタビュー式営業術」を読むとよくわかる。



インタビュー式営業術を活用して業績を伸ばしている代表格が「キーエンス」だ。

キーエンスは、なんと売上高利益率が53%。売上の半分以上が利益という超優良企業。
また、各社員の平均給料は1345万円(平均年齢32歳)というちょっと信じられない金額。

きちんと利益が確保できれば、きちんと社員に貢献するという当たり前のことを
当たり前にやった結果だという。

竹内氏曰く、できる営業マンはすべからくおとなしく自分が自分がとは正反対。
しかし、共通して聞き取り上手であるそうな。

営業が苦手だと思っている皆さん、昔ながらの営業スタイルはすでに終わっているので
安心すればよい。未だに押し押しの営業に命を燃やしている人は要注意だ。

島根滞在、宍道湖は静寂の世界。

聴こえてくるのは、鳥の鳴き声と寄せる波の音、そして電車のガタンゴトンという音。
ただただのどかな世界が広がっている。
島根宍道湖



仕事とはいえ、心洗われる気分。
心がささくれだっているような毎日は何なんだろうと自問自答する毎日だ。

この島根も開発が進んでいるが、同時に
まだまだ手つかずの自然が街を少し離れた所に残っている。
人が自然と共生していることが、当り前であることを実感できる。
そんな生活が何よりの財産であることを今一度見つめなおす必要があるだろう。
進みすぎた時計を少し後戻しすることがあったとしても・・・・

滞在もあと1日、また追われる日常に帰らなければならない。
人として生きるのに大切なものは?みんなで考える時かもしれない。

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島根へ出張、電車の旅も捨てたものじゃない。

クライアント事情もあって、以前は飛行機移動だった出張が、今回は電車での移動となった。

新幹線と特急を乗り継いで、約5時間半。

最初は時間がかかるため、飛行機の方がとも思ったが、
意外と電車での移動には楽しみがある。

たとえば車窓の風景。山間を走り、時間の経過とともに変わっていく景色。
分水嶺を越えると水の流れが逆になることも確かによくわかった。

時間がたっぷりあるため、本を読んだりi-Podを聞いたり、ふだんできないことがゆっくりできる。

振りかえってみると少し急ぎすぎているかな、と反省したりも。

電車での移動も捨てたものじゃないとあらためてわかった次第。
天気もすっきりと秋晴れだ。明日も天気がよさそうな気配。
仕事とはいえ、楽しめるといいと思う。

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