アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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政治不信に生活不安。ゆえに民主党、大勝。

投票日前には民主党が320議席を獲得と予想した新聞社もあったが、まさか現実のものに
なるとは正直思っていなかった。

それが、である。民主党が衆議院の第一党に躍進。
昨日は、戦後55年続いた自民党体制の終焉の日でもあった。

最後は雪崩式に一気に300議席越えとなったわけであるが、
ここに至る最後の数日は、まさに口コミが拡散していく状況に似ていると感じた。

止めようにも止められない伝播力。まさにインターネット時代の象徴であるかのようだ。

さて、民主党政権が誕生するにあたって、気になるのは生活への影響であるが、
中でも個人的に気になるのは、この政権交代は広告業界にとって明るいニュースか否かと
いうことだ。が、現状ではまだまだわからないことが多い。
ここしばらく注目して動向を見ていきたい。
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本日の収穫本。

休日の書店めぐり。本日はこの3冊。

1.日野佳恵子氏、「ワタシが主役」が消費を動かす。



主婦マーケティングのリーダーカンパニー、ハーストーリー社長のマーケティング手法を
実例をもとに紹介。

2.鳥内浩一氏、逆説の仕事術。



真の成功者は非常識。常識を疑ってかかることが成功の秘訣と説く。

3.小暮祐一氏、吉田謙氏、中谷健一共著、企業携帯サイトの構築。



いよいよ本格的なケータイマーケティングの時代。ジャストタイミングの1冊。

今回はじめて、ナディアパーク地下にできたジュンク堂書店の新店に行った。
広さももちろんであるが、自由に座れる椅子も用意されていて、しかも
他には置いてない古い本の品ぞろえはさすがでらう。

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倉木麻衣が新鮮、コーセー・エスプリークCM

化粧品に倉木麻衣。
コーセー・エスプリークのテレビCMである。
そういえば、今まで見たことがなかった・・・



倉木自身、化粧品CMははじめてということであるが、確かにCMに出演すること自体、
珍しいことのように感じられて新鮮に映る、そういう意味ではこのCMの起用はヒットである。

デビュー10周年を迎え、すでにアーティストとしてはベテランの域に達していると
言っても過言ではないが、このCMの中の倉木はそんなキャリアを感じさせないほど、初々しい。

それにしても、このCMの露出量は半端じゃない。
今週の平日朝8時台、TBSではなんと10分内に5回ほどオンエアを見た。
倉木の起用も含めて、コーセーの社運をかけた一大キャンペーンのようだ。

あ~いえばこうゆ~、倉木麻衣の歌声が耳から離れない、つい口ずさんでしまう。
ということは成功か、しかしいささか食傷なところも・・・
今後の売上発表に注目してみたい。

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秋元久雄氏「高学歴大工集団」

一流大学の学生たちが大工を目指して就職に殺到すると話題の建設会社、
それが秋元久雄氏率いる平成建設だ。

その秋元氏が書いた新刊「高学歴大工集団」を読んだ。



ハウスメーカーがこぞって、プレカットといわれる大工を必要としない木材加工工法で
住宅を規格商品化していく中で、伝統の木造軸組工法にひたすらこだわり続ける秋元氏。

しかもアウトソーシングではなく、自社の内製化でつくる住宅に生涯をかけている。

徹底した内製化は、自前の大工を多く抱えるわけだが、
その大工を目指して高学歴の大学生が殺到するというわけだ。

もちろん就職する会社としての魅力はもちろんであるが、
社長・秋元の掲げる理念・考え方に心酔してという大学生が多いようだ。

当然効率は悪くなり時間もかかりコスト高になる。それでも間違いのない家作りのためには
安易に安売りしないことをよしとする。
単に金儲けのためではなく、まず社会のためになること、
そのために人材育成に徹底的にこだわるのである。

この「高学歴大工集団」には、そんな秋元氏の経営哲学のエッセンスが
1ページ目から最終ページまでぎっしりと詰まっている。

こんな社長のもとで働く社員はきっと目の輝きが違うだろう、
もし家をつくるならこんな会社にお願いしてみたい、そう思った。

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一眼レフでテレビCMを撮影する時代。

相変わらず周辺が騒がしい。

何のことかというと、キャノンのEOS 5D MarkⅡのことだ。
一眼レフカメラでありながら、もっぱら話題は、動画撮影ができることに。

スチールのぼけ感が、そのまま動画で実現できる。しかも画質はフルスペックのHD。
しかもカメラ本体は30万円程度。(もちろんレンズなどの付属品はそこそこ高いが)
と、ある意味、スチールのカメラマンでも本格的な動画撮影に挑むことができる。

巷の話題を受けてか、玄光社から特集のMOOKが出版された。
タイトルは「デジタル一眼ムービー完全攻略」。



キャノンのEOS 5D MarkⅡをはじめ、パナソニックのLUMIX DMC-GH1や
ニコンD90、オリンパスPEN E-P1など、HD動画対応デジタル一眼レフカメラの
撮影画像の比較や実際に制作されたプロの作品を収めたDVDが付属している。

それらの質感を比較してみると、
あらためてHD動画対応デジタル一眼レフカメラの凄さがわかる。
特に、EOS 5D MarkⅡを使って作られた作品の画質は
プロが競って買い求めている理由を視覚から
ストレートに教えてくれる。

お金が許せば今すぐ買いたい、そんな衝動に駆られるキャノン EOS MarkⅡ。
近いうちにぜひ自社のCMづくりで使ってみたいと考えている。

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手嶌葵、第一生命CMで名曲「この道」を歌う。

ゲド戦記でデビュー以来、独特の歌声でシンガーとしての歩みを続ける手嶌葵。

↓手島葵のCDアルバム


彼女の癒しの歌声を、新しい第一生命のテレビCM
「幸せの道 父と娘の絆」篇、「幸せの道 母と娘の絆」篇で聞くことができる。

毎度ながら、彼女の歌声は天使のようでもあり、幼い少女のようでもある。
そして歌うは名曲「この道」。

普遍的な父子、母子の深い愛情をテーマに、人と人の関わりを
過去から現在、現在から未来へと続く長い道にたとえて描いている。

わずか30秒のCM作品であるが、静かな感動が胸に押し寄せる。

とここまではCMの素晴らしさを讃える話であるが、
問題と思うのは、いちばん人を考える会社になる。のメッセージの後。
第一生命は株式会社へ。のメッセージ。

ここで一気に気持ちが冷める。

もちろんテレビCMであることは百も承知で見ているわけだが、
ここまで直接的なメッセージをされると情緒も何もあったものじゃない、興ざめ。

自らもつくる立場にあるだけにクライアントの伝えたいこと、制作者の苦労も理解するが、
それを割り引いてもこの造りはいただけない。音楽もトーンも素晴らしいだけに残念。

第一生命のテレビCMはこちらから

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届けたいのは本物への情熱。しいたけブラザーズ。

先日なにげなくテレビを見ていたら、登場してきたのが、岐阜県川辺町の「しいたけブラザーズ」

shiitakebros.gif

しいたけの原木栽培にこだわり、ひと味違うおいしいしいたけを製造、食卓に届けている。
キャッチフレーズは「届けたいのは、本物への情熱」。

このしいたけブラザーズを支えているのが、その名の通り、3人の兄弟。
祖父からの製法を父経由で受け継ぎ、今では評判のしいたけ農家となっている。
がここまでの道のりはそれぞれ平坦なものではなかったようだ。

そのあたりのいきさつや奮闘ぶりを、かいまみることができるのが、
文春新書の川上康介氏著「農民のなりたい」だ。



3兄弟それぞれにそれぞれの物語があり、思わず微笑んでしまう。

確かテレビで見た時も、子宝に恵まれ家族の幸せを手にした3兄弟の明るさ、
そしてその充実感に満ちた表情が印象的だった気がする。

今、ある意味、空前の農業ブームであるが、そのブームとはまるで無関係といわんばかりに、
自らの道をまっすぐ歩む3兄弟。その生きざまにこれからの時代の貴重なビジネスヒントが
隠されているような気がした。

しいたけブラザーズに幸あれ。

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LTVを重視した、日清チキンラーメンの新テレビCM。

日清食品のチキンラーメンの新しいテレビCMを見た。
キャストは仲間由紀恵と国分太一のふたりで従来から変わっていないが
テレビCMの内容はがらっと様変わり。



はじめての料理は、チキンラーメン。というテーマで、
幼稚園児が仲間由紀恵、国分太一のふたりとチキンラーメンをつくる様を
ドキュメンタリー風に描いている。

地味ではあるが、これからのテレビCMはこうあるべきというお手本のようなテレビCM。

はじめての料理、という誰でも一度は体験するシーンにチキンラーメンを置き、
一生涯のおつきあいをよろしく、と言わんばかり。

何事もはじめては忘れない、というインサイトで、さりげないけどしたたかな戦略がそこにある。

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本日の収穫本。

休日恒例の書店めぐり。もちろん読書も趣味であるが、それ以上に書店めぐりは楽しいもの。
知らない本と出合った時の喜びは何ものにも代えがたい。

さて、本日の収穫は、以下の3冊。

「売れる会社のすごい仕組み~明日から使えるマーケティング戦略。」



書店でもこの本を抱えている人に2人出会った、売れているようである。
戦略ベーシックスでおなじみの経営コンサルタント、佐藤義典氏の新刊で、
今回はイタリアンレストランを舞台に物語風に戦略の必要性を紹介している。

「アクセス解析によるWebサイト改善術~問題解決モデル30」



永松貴光氏と吉川功氏の共著。
無料アクセス解析ツール、Google Analyticsを使ってのWebサイト改善の
コンサルティング術を紹介。

「復活企業 強さの理由」



副題に、時代の変化をチャンスに変える!小さな会社の底力。
フリーライター赤堀たか子氏の取材による新書。
不景気下のありながら独自のブランドづくりで光を放つ中小企業を紹介。

以上3冊。
不況だからこそ、お金ではなく頭を使わなければならない、そんなことを
あらためて考えさせてくれる3冊だ。詳しくは読後にまた紹介したい。

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ネット戦略は無料ツールの活用次第。

インターネット上の究極の無料ツールというと、やはり有名なのはGoogle Analyticsだろう。

驚くほどの高機能で、これが無料とは何かGoogleの壮大な策略があるのでは、
と勘繰りたくなるほど。

このGoogle Analyticsの活用により、Webサイトをより高次元なマーケティングツールとして
中小企業が位置づけることができるようになった功績は大きい。

そのほかにも、GoogleのGmailやフェレットプラスなど、無料で使えるツールは
驚くほど多様化している。これらを使うか使わないかで、中小企業の今後のネット戦略の成否が
決まってくるといっても決して過言ではない。

さて、そんな中、無料ブログサービスのFC2をビジネスサイトにカスタマイズするノウハウを
書いた本「FC2ブログではじめるビジネスサイト構築レッスンブック」を読んだ。



まぁ読んだというか実際にFC2ブログをカスタマイズしてみたが、
実に明快にまとめられており単なるブログが、1日もあればビジネスサイトに変身させられる。
しかもこんなビジネスサイトも無料で使えるだけに驚きだ。

過去にムーバブルタイプやワードプレスのカスタマイズも教本を読んでやってみたことが
あるが、それらと比べても圧倒的にわかりやすかった。

今後、単なるブログを一歩すすめてパーソナルサイトとして副業に使う、そんな流れができそうだ。

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Canon EOS 5D markⅡはCM業界を変えるか?

一眼レフカメラでありながら動画も撮れる、Canon EOS 5D markⅡ。

普段仕事をしているCM制作会社に聞くと、どの会社にとってもこのカメラは
注目の存在であるらしい。
というか、実際にCMとかを撮ってみて試行錯誤の真っ最中のようだ。

一眼レフカメラということでメインの目的はスチール撮影となるのだが、
もっぱら話題の対象は動画撮影のようだ。

スチールのカメラマンにとっては、新たに仕事の領域が広がるし、
グラフィックの制作会社も、ワンソースマルチユースにはうってつけの存在だ。

考えてみれば、動画は静止画が連続して再生された状態を指すのであって、
そういう意味では、静止画を撮影する一眼レフカメラが発展すれば動画になるという
発想は当たり前なのかも知れない。

しかし、ありそうでなかったその発想が今CM業界を揺るがす存在になりそうなのだ。

ある意味革新的ともいえる存在であるのだが、その一方でCM業界を崩壊に導く
存在ともなりうるのだ。

長年続いてきたお金のかかる制作システムから、
極論すれば高感度のカメラ一台で照明を必要なく夜景シーンが撮影できる。

はたしてこのカメラの出現はCM業界にとっては是か非か。
今しばらく動向を見守りたいと思うと同時に、この波に乗り遅れると大変なことになる、
そんな危機感も同時に覚える。それほど凄いCanon EOS 5D markⅡの出現だ。

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素晴らしき、草刈民代のバレエダンサー人生。

たまたま早く帰宅したので、NHK・BSをつけたら、ちょうど
BSハイビジョン特集、草刈民代の「シャル・ウィ・“ラスト”ダンス?」をやっていた。

なにげなく見ていたのだが、これがなかなか感動もののドキュメンタリーだった。

草刈民代のバレエダンサー人生の最後となる公演に向けての日々から、クライマックスは
いよいよバレエダンサー人生最後となるラストステージのカーテンコールの瞬間。
その背景にある、草刈民代を支え続ける家族と夫・周防監督の存在。

草刈民代というと何となくクールな印象が強いが、このドキュメンタリーでは
彼女の間性の豊かさ、華やかな舞台姿の裏に隠された苦悩の数々を巧みに切り取っている。

バレエダンサーにつきものの怪我に悩まされ、彼女の売りであるグランフェッテを
二度と踊らなくなるエピソードも衝撃的で印象的だった。

しかし、もっとも印象に残ったのは、プロを目指すほとんどのバレリーナたちが、
を諦めざるを得なくなる中で、夢を追い続けることができたという彼女の幸せさである。

ひとつのことを全うできるということは幸せなことなのだ。あらためてそう思った。

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クリエイター25人のMy iPhone

そろそろ買え時と思いつつも、キャリアを変える面倒からなかなか踏み切れない
iPhone購入。

欲しい欲しいが募る中、ついに切り替えの決定打を食らった。
それがこの「Real Design10月号」の特集、クリエイター25人のMy iPhone。



副題に、クリエイティブに仕事をしたい。だから、iPhone とあるように
まるでクリエイターが仕事をするのにiPhoneはもう必須ツールと言わんばかり。

実際、登場するクリエイターは、コンセプターの坂井直樹氏を個性派のクリエイター揃い。
本人たちのキャラクター同様、それぞれが選ぶお気に入りアプリをひとつづつ見比べるだけでも
iPhoneユーザーにはたまらないのだろう。

もう変えるしかないかな?ドコモにもiPhone出ないかな?グーグルけータイでは
やっぱり満足できないな、などと思いは募るばかり。
正直、何よりも本当にいまいちばん欲しいiPhoneです。

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正直予想以上。レクサスHV、1ヶ月で1万台突破!

トヨタ自動車は18日、レクサスの新型ハイブリッド専用車『HS250h』の受注台数が、
発売から約1か月で早くも1万台に達したことを明らかにした。
当初の月販目標台数は500台だそうで、なんと計画の20倍に相当する。

lexus.jpg

インサイト、プリウスに続きハイブリッドの波に乗って、ということで
そこそこの販売台数は想定できたが、景気低迷を考えると
正直ここまで台数が伸びるとは思っていなかった。

累計1万台の受注のうちの約3割が、輸入車や国産他メーカーなど他社からの
乗り換えによるものらしく、トヨタ自動車ではこれによってレクサスの
新たなユーザー層拡大に貢献したとしている。

今回のレクサスの売れ行きを見ても、予想以上に景気回復のスピードが
早いことが覗える。

マスコミには引き続きこういった明るいニュースを積極的に発信することを望む次第。

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お盆休みに想うこと。

5連休、自分自身、完全休業だった今年のお盆休み。
休み前にはいろいろと目標を立てたわけであるが、毎度の如く達成できないことがほとんど。
われながら嫌になる。

特に今年は不景気のせいで外出することもおぼつかず、
不完全燃焼の感が強い。

とはいえ、久しぶりにまとまって勉強する時間もとれ、それなりに成果はあったと思う。

まぁそんなわけで明日からまた日常に戻る。
ひと踏ん張りもふた踏ん張りもしなければならない。

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宮崎敬士氏、テレビに「取材される方法」教えます。

一方で巨大な費用をかけてテレビCMを放送する。
その一方でタダでテレビ番組に取り上げられる。

矛盾を感じるのは、私だけだろうか。しかしながらそれは現実に起きている話だ。

宮崎氏が本書、テレビに「取材させる方法」教えます、で書いているのは、
無料でテレビ番組に取り上げられるためのさまざまなマル秘テクニックである。




まさしくこれを知っているのと知っていないのでは大違い。
お金に換算すると、計算するのも馬鹿馬鹿しいほどだ。

となると、なんとかしてテレビ局に取材されることを考え実践するしかない。

自分自身広告会社に身を置きつつ思うことは、正直中小となるとテレビ局とのパイプは
媒体がらみが主であって、意外と思うほど報道や制作とはパイプが細いということ。
テレビ局に近い立場にあってもそのような状況なので、
宮崎氏のような存在が本を出版する意義があるのであろう。

宮崎氏は、映像制作会社の社長であり、昔からテレビ局の番組制作を手掛けてきた人物。
それだけにテレビ番組がどのように企画され、またどのようなネタが番組に取り上げられやすいか、
裏の裏まで周知している。

その実績に裏付けられた方法は、なるほどテレビ番組に取り上げられる確率が
非常に高いと感心する次第。

余談であるが、この本が出版されてしばらくして、中日新聞の朝刊で
宮崎氏とこの本の出版のことが取り上げられていた。
テレビに取材される方法は、新聞に取材される方法とイコールということであろうか。

広告会社でも知りたいノウハウ満載の1冊。
こんなことまで暴露されたらますますCM枠は売りにくくなるだろう、
広告会社にとっては両刃の剣の1冊ともいえる。

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矢矧晴一郎氏「ピンチをチャンスに変えて勝つ!」

御年79歳!それだけでも頭が下がるが、年齢を感じさせないパワフルな生き方にまず驚かされる。

そんな経営コンサルタント、矢矧晴一郎氏の「ピンチをチャンスに変えて勝つ!」を読んだ。



本を読む目的はいろいろあると思うが、私の場合は、
まず自分自身の考えていること、やっていることを客観的に評価したいとき。
そんな時に自分の業務領域について書かれた本を何冊か読んでみる。
そして自らの考え方、今後歩んでいく道を修正してみるというわけだ。

そして第二の目的は、自分が壁にぶち当たっているとき。
救いを求めて本を読む。

本書「ピンチをチャンスに変えて勝つ!」はまさにそんなときに、出会った本。

人生経験が豊富なだけに説得がある、と同時に、常にポジティブシンキングであることに
勇気をもらえる。

結局、幸せか不幸せかは、心のありようであって、こころが前向きであれば、
たいていのことは何とかなると思えてくる。

事実、矢矧氏はそうやって数々の困難、病気すら克服してきた。

言葉にすると軽々しいが、まさに凄い人である。

難しいのは同じようにやっても才能の差があるであろうということだが、
とにかくやってみる価値はある。

おもしろいエピソードをひとつ。

矢矧氏は肺結核で死にかけて奇跡的に一命をとどめたらしい。
その時、彼は自らの葬式を行った。古い自分を葬り去るために。
その結果、生まれかわった自分は、これまでと打って変わって活き活きとした姿になれたそう。

今壁にあたっている人には、間違いなくエネルギーをもらえる1冊になる。
あとは自分自身の努力次第であるが。

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指南役、「サービス」をサービス!

考え方の考え方に続く、指南役今年2冊目の著作、「サービス」をサービス!を読んだ。
副題は、かゆいところに手が届く禁断の仕事術。



著者の指南役とは個人ではなく、草場滋を代表とする3名からなるエンタテインメント企画集団。

彼らの売りは、かのホイチョイプロダクションズのブレーンであること。
歩イチョイプロダクションとは一世を風靡した映画「私をスキーに連れて行って」の
原作者であり監督も務めた馬場社長の会社。
広告会社・白くま広告を舞台にした漫画でも有名(名前をど忘れ)で自分自身もかなり影響を受けた。

彼らに共通するのは、流行を追いつつもその底流に流れる繊細な眼差しがあることだ。

この指南役の新刊、「サービス」をサービス!にも、彼らなりの社会に向ける優しい眼差しが
ここかしこに見受けられる。
この本の中心テーマは、もともと世の中に「サービス業」なんてものは存在せず、
すべての仕事はサービス業であるということ。

ホテルの2000円茶づけはいらない。
ビルゲイツがエコノミーに乗る理由。
携帯電話の分厚いマニュアルなんて誰も読まない。
テロップを入れさせない明石家さんま。
キッザニアと私の仕事館の違い。などなど、
サービスマインドがあるかないかで、仕事そのものががらりと変わってしまう例を、
さまざまな業種での豊富な実例をもとにわかりやすく書いている。

広告、マーケティングに求められる顧客指向って、わかりやすくいうと、
こういうことね、とあらためて気づかさせてくれる。

興味深いのは、いろいろな場面で出てくる実例の中に、
政治家・田中角栄の気配りの例がちりばめられていること。
豪快な政治家として記憶するが実はこまやかな心の持ち主であったことが
あらためて覗える。

いろいろな意味でとかく一方的なメッセージに寄りがちなアドマンに、
おすすめの1冊となった。
サービスマインドがあれば、どんな時代も渡れそう、あらためてそう思った次第。

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1日のメディア接触時間、はじめてパソコンがテレビを超えた。

東京都内の20代男性との注釈付きであるが。

広告会社がプレゼンテーションによく活用するデータ、
博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が行った
生活者のメディア接触の現状を分析する「メディア定点調査2009」の結果。

やはり、とうなづかざるを得ない状況である。

2004年の調査開始以来、ずっとテレビがパソコンを上回っていたが、今年初めて
1日にパソコンに接触する時間が平均116.1分、
1日にテレビに接触する時間が平均110.9分と、
パソコンがテレビを上回る結果となったのである。

これにはユーチューブやニコニコ動画などの動画視聴サイトの利用が進んだことの影響が
大きいようだ。

さらに全体的で見ると、マス4媒体とインターネット2媒体(PC、携帯)を合わせた
1日のメディア接触総時間は、週平均で5時間24分。

ここ数年微減傾向にあったが、09年は昨年に比べ全体で若干増加したそう。
これは不景気の影響で生活者が自宅で過ごす時間が増えたことによる、
いわゆる「巣籠もり型メディア消費」に後押しされたことが大きいとしている。

「情報を調べるツール」から「コンテンツを楽しむツール」へ
価値転換が生じている可能性があると
博報堂DYメディアパートナーズが分析するように、
パソコンはもう特別な存在ではなく、
テレビと同等に評価される、生活の一部にすっかり定着した感がある。
それはパソコンとテレビの境界がますます無くなっていくこととイコールだ。
それによって何が生まれるか、楽しみと同時に脅威でもある。

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1000円でしっかり酔えるセンベロ酒場、街に急増中。

たかが1000円と笑ってられないこのところの社会状況。
財布の紐も締めるほかないというわけで、ただいま人気なのがセンベロ酒場。

センベロ酒場とは、作家の故中島らも氏が命名したそうで、1000円でベロベロになるまで
酔える酒場のこと。

サワー1杯、100円とか、焼き鳥1本100円とか。サワー3杯飲んで適当につまんで
1000円札1枚というわけだ。

名古屋でも、道を歩いているとにわかに増えたというのが感想。
外から見ても、立ち飲みにしたり、セルフにしたりで
低料金でも利益を出す方法の追求にも余念がなさそう。

しかし、若干気になるのはその材料だ。

一時中国生産に疑問符が呈されて国産志向が進んだ気がしたが、
このところの景気悪化でそのムードも大きくトーンダウンした感がある。
そんな事情でおそらくは価格を下げるために海外生産品の利用が再上昇、
というところではないか?

結局は懐事情が最優先となりそうだ。

そう考えると、低価格のセンベロ酒場の出店が加速されるのも致し方ないと言わざるを得ない。
と同時にそれほどに今回の不況は深刻であるとも言える。

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小山薫堂氏「東北技術工科大学学科長という仕事」

今年の春、東北技術工科大学のデザイン工学部企画構想学科長に就任した小山薫堂氏。
8月ということで就任後すでに5カ月が経つ。
はたして評判はどんなものだろうか、と気にしていたところ、
最新号のDIMEの巻頭特集でそのあたりの話が出ていた。

小山薫堂式の企画構想の講義は、みんなでアイデアを出し合い、
ディスカッションすることで、発想する習慣を覚えていくのだそうだ。

一方的な講義ではなく、課題を出し、みんなで討議することで答えを導き出していく。
そのあたりにはこれまでのプランニングの仕事で培ってきた経験が活かされているようだ。

そんな課題のひとつが、身の回りの「モッタイナイ」と思うものを挙げて、どうやったらそれを
「モッタイナク」させることができるかを考えるというもの。

ビニール傘を広告利用する。
トイレの水のレバーの表示を変える。
缶のコーンスープの飲み口と底を改良。などなどなかなかの良いアイデアが出されているそう。

自分が学生に戻れるなら、こんな講義を受けてみたいと思わせてくれる
小山薫堂式「企画構想」講義。
さて学生の彼らがその後巣立ってどのような活躍を見せるのか、興味深い。

以前に書いたエントリー、小山薫堂氏「人を喜ばせるという仕事」はこちらから

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満員なのに、なぜか空席が目立つ、この頃の市バス。

ラッシュ時に市バスに乗ることがある。そこで最近思うこと。

それは、二人掛けの座席にひとりで座っているというケースが目立つこと。
市バスが満員なのにかかわらずだ。

もちろん、健康のためにあえて座らないという人もいるであろう。

けれど、どうもそうではない事情があるようだ。

よく見ると、空いているのは窓際の席。つまり、ひとりで通路側の席に座っている。
これでは通路に立っている人は座りたくても座れない。

マナー的にいえば、当然奥の窓際に座るのが当たり前だと思うが、
あえて通路側に座ることで隣りに他人が座ることを避けているように見える。

昔に比べると体格が大きくなり、2人掛けの座席が窮屈になってきているのは認めるが、
それ以上に、他人のことを考えない自己中心的、他人との距離をとりたがる、
そんな最近の人の傾向がそこにあるのではないだろうか。
さらにその傾向は、よく見ると若い人に特に顕著であるようだ。

ちょっとした市バス内の状況にも、最近の、人と人の接し方が見て取れる気がした。

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本日の収穫本。

早めに仕事が終わったので、会社帰りに書店へ。

ジュンク堂で本日、以下の3冊をゲット!

宮崎啓士氏、テレビに「取材される方法」教えます。



地元名古屋の映像制作会社メディアジャパン
そして広告代理店メディアジャパンエージェンシー社長、宮崎氏。
彼が長年の経験を活かして今明かすテレビに取材される方法。
地元で活躍中のサムライニッポンの安藤氏も登場。

唐土新市郎氏、小さくても客数2倍&売上1.5倍!楽しい会社のつくり方。



ご存知船井総研執行役員/上席コンサルタント、唐土氏の新刊、
ひさしぶりの1冊なので楽しみ。
パッと見るかぎり、いつものごとく小さな気づきに満たされている感じ。

松尾昭仁氏、小さな会社の頭のいい社長がやっている「仕掛け営業術」。



ネクストサービス社長の松尾氏。
営業マンに依存しない、社長自らが仕掛ける売れる仕掛けとは?
WEBサイト、セミナーの使い方など、PULL型営業を目指す、
小さな会社の社長におすすめの1冊。

他にも買いたい本が何冊か見つかって収穫の多い日だった。
が、予算の都合もあり、本日入手はとりあえずこの3冊。

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山田まさる氏「脱広告 超PR」

まさに今の時代のキーワード、脱広告と超PR。
両者を盛り込んだ山田まさる氏の新刊「脱広告 超PR」を読んだ。



手に入れたのは随分前。一気に読むかなと思ったところ、その後、興味深い新刊が
連続したので、今まで読み切ることができなかった。

読み終えてみると、思った以上に役立つ、広告マンにとってためになる1冊であった。

山田氏は、広告が効かなくなったと言われる厳しい時代に、いかにマーケティング戦略を
再構築して時代対応できるか、その考え方と具体的手法をわかりやすくまとめている。

特に興味深かったのは、広告クリエイティブと情報クリエイティブという
2つのクリエイティブの考え方。

なじみ深い広告クリエイティブは別として、
少し耳慣れない情報クリエイティブとは、PRや店頭演出など広告枠外に対応するための
情報開発を指している。

特にこの先の時代は、この広告枠外のコミュニケーションが重要となってくるだけに
この情報クリエイティブという発想は広告人としても押さえておきたいポイントだ。

一方的な広告コミュニケーションから双方向の情報コミュニケーションへ。
転換期にある今だからこそ、アドマンも自らの価値観を変えなければ生き残れない。
そんな気づきのきっかけとなりうる1冊である。

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ブックディレクター幅允孝氏「本と人との幸福な出会いを作る」

以前情熱大陸に出た時に一度書いたことがあるが、その後の露出で
ブックディレクターの第一人者たるポジションを確固たるものとした感がある幅允孝氏。

その幅氏が、今週号のAERA「現代の肖像」に登場した。

幅氏の最近の仕事の代表が、映画「すべては海になる」の撮影用の書棚。

サトエリが演じる27歳の書店員が映画の主人公で、書棚は彼女がある日まかされた
書店内の一角にある。

コンセプトは「愛のわからない人へ」で、その棚にひかれて集まってくる人たちのストーリーだそう。

この仕事では、幅は300冊の本を持ち込み、最終的に書棚には
トルストイの「アンナカレーニナ」やエリカ・ジョング「飛ぶのが怖い」、
ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」など、独特の審美眼で選ばれた本が並んだ。

はたして彼の手がけたブックディレクションが映画にどのような効果をもたらすのか、
来年早々の公開が楽しみだ。

1976年生まれというからまだ30代前半の幅氏。
ブックディレクターという前例のないジャンルでナンバーワンとなったことで、
その若さにもかかわらず引っ張りだことなっている。

まさにパーソナルブランディングの好例としても非常に興味深い。

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安さだけではない、熱烈ファンをつくるオーケーストアの正直カード。

正直経営を標榜して急成長中のロープライススーパーのオーケーストア。
社長、飯田勤氏がカンブリア宮殿に出演した。

高品質・Everyday,Low,Price。
自動発注システム 
特売チラシを打たない、など数々の独自路線で今日の評価を築いてきた。
特に熱烈なリピーターの多いスーパーとしても知られている。

中でも注目に値するのが、正直カードの存在。
いかに正しい情報を伝えるか、
マイナス点も包み隠さずオープンにすることで、それでも欲しいという人にのみ
提供するという姿勢。
商品前に展示された正直カードは、理由あって安い無印良品の理念に通じるものがあるが、
ここまでできると脱帽である。

値引きも単に客引きのためのおとりとして値引くのではなく、毎日実現できて真の顧客満足を
提供できるというのが飯田社長の信念だ。
特売チラシを打たない理由もここに通じている。

信念経営といってもいい、飯田社長の理念が凝縮されたオーケーストア。

小売業だけでなく、すべての経営の参考にできる好例だ。

愚直なまでに顧客にまっすぐ。
社長の信念の強い企業は、特にこういった不況時には強さを発揮する、そう思った。

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人の生き方を変える本の力。本のソムリエの存在。

昔なりたかった職業、本屋、そして考古学者。

物心ついた頃から本が大好きで、ある時期本屋になりたかったが、
本屋は儲からないということであきらめた。

そのあと、邪馬台国の本を読みふけったことからなりたかったのが考古学者。
本屋同様、収入が得られないということであきらめた。

ちなみに建築家はその後目指した職業だったが、物理と科学がどうしても苦手で
高3の夏にあきらめた。

振り返ってみるとあきらめの人生。もしもう一度人生をやり直せたなら、と時々思いにふける。

それはそれとして、今日のフジテレビ「エチカの鏡」で本のソムリエの存在を知った。

本のソムリエの清水氏は、
悩みを抱えて本屋へやってくる人に、心を癒してくれるとっておきの本を紹介してくれるらしい。

最初は怪訝な表情をされたというが、一人二人とリピーターが増えるにつれ、
熱烈なファンが増えていったという。

ほんのささいな影響かもしれないが、誰かのためになれることが幸せであると清水氏。
そう語る清水氏はとても輝いて見えた。

さて、自分はどうだろう?誰かのためになれているだろうか?
う~ん。考えてしまう。

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夏野剛氏「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」

iモード開発の立役者のひとり元ドコモ社員の夏野剛氏。

夏野氏が書いた新作「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」を読んだ。



日本はアメリカに匹敵するインターネット環境があるのに、
なぜかコンテンツはアメリカに遠く及ばない。
それはなぜか?をわかりやすく解説している1冊。

夏野氏はその理由を、主に50歳以上のネットのわからない経営者のせい、と一刀両断。

さらには経営者だけでなく、政治、経済のリーダーも同様と。

確かに本書内にも登場する医薬品のネット販売を禁止する法律の件を見ても
夏野氏が指摘するとおり、時代に逆行していることは明らかで、
日本のリーダーたちの、保守的&時代の読めなさにはあきれるしかない。

この本の最後で夏野氏は
経営者層や、いわゆる知識人、世論をリードしていくような人たちが、
「インターネットやITってわからないので・・・」と発言するのは、
「自分はもうリーダーとして表に出る資格がない」ということを
自分でさらけ出しているようなものだと思っている。
と書き、一刻も早い退場を促している。

そしてインターネットをわかる人がひとりでも多くリーダーとなる時代を
1日も早くつくることができれば、この国の将来は明るいと締めている。

本書で展開される夏野氏の主張に私も全面的に賛同する。

マスメディア対ネットの時代はとうの昔に終わっている。
新たなリーダーたちの登場でマスメディアの逆襲が始まるかもしれない、
それはネットを全面的に受け入れることができるかどうかにかかっている。

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