アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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農家レストランが、大ブームになりそうな予感。

農家レストランが、人気だそうだ。

消費の停滞が続く中、次の消費の芽が少しづつ顔を出し始めている。

地産地消、自給率のアップ、健康志向など追い風要因もあるが、
何より採れたての野菜はおいしいということが、人気のいちばんの要因だろう。

全国に続々と誕生中というわけで、約1000軒もあるそうな。

農家がおいしい野菜を食べてもらいたいとレストランを始めるパターンと
シェフがおいしい食材を求めて農家をはじめるパターンが、
農家レストラン誕生のパターンとなっているそう。

以外と近所にもあるかもしれない。
農家のネット活用を推進させるコンサルタントがいると聞いたことがあるが、
農家レストランのコンサルタントもこれから注目の職業になるのかも。

近所の農家レストラン、ゴールデンウィークに探してみようかな。

時代を読む新語辞典「農家レストラン」~日経BP
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高田靖久氏「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!

「0円販促」と同じ出版社、同文館出版の同シリーズらしい(表紙のデザインが同じ)、
「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい。



同シリーズと思えるのは、どちらも広告に依存しないで自らの労力で売上を上げる、
いわば自存主義とも言える方法論を大切にしている点。

タイトルにもあるように、1回きりのお客様をいかに大切にしていない店が多いか、
そういったお店がお客様を大切にすることで、いかに売上を伸ばすことができるか、
そんな気づきを提供してくれる1冊となっている。

本によると、「1回きりのお客様」は、ほとんどの店でなんと7割を超えているというのだ。
つまりほとんどのお客は、「1回きりのお客」で終わっている。

自分に置き換えてみれば、よりわかりやすいのかも知れない。
そうだ、確かに2回、3回と足を運ぶ店なんて1割もないように思う。
自分の例は極端としても、3割もあるような人は珍しいと妙に納得してしまう。

既存客をほかっておいてやみくもに新規客を増やすよりは、
既存客を固定客化する方がはるかに労力は少なくて済む。
商売に関係する人であればわかるはず、特にこういう不景気の時代はなおさらだろう。

「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい。この本に書いてあることは、
あくまで基本に忠実なこと。
今一度商売の原点に戻ることが、お店の不景気を脱出する早道かも知れない。

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ギャル的マインドの広告とは?

最新号のブルータス、ガールズカルチャーの大特集。

上戸彩の小悪魔アゲハ姿もファンにとっては貴重だろうが、何より
ギャル文化がマーケティング的にも認められたことがわかる1冊となっているところに
価値がある。

そんな中で目にとまったのが、東北新社に所属する女性CMプランナーふたりが、
最近のギャル的マインドの広告について熱く語っている記事。

明るく前向きな雰囲気、
直観的で理屈っぽくないユーモア、
伝達速度の優れた言語感覚、

そんなマインドが、今の時代ギャル系広告の台頭を促しているらしい。

彼女たち二人の会話をちょっと紹介しよう。

西友のキャッチフレーズ、「KYでいこう!」って、KYは「カカク・ヤスク」の略なんだけど、
上手にギャル的な言語感覚を取り入れている気がするね。

分かる!激安で激盛り」って気分の広告がウケてるよね。06年くらいまでは、
もっとナチュラル一辺倒だったし、もっとクールっぽくカッコつけてた、
削ぎ落としの美学じゃないけど、盛ろうだなんてとても思わなかったよね。

という具合。

略語、カタカナ語がやたら多いのも最近のギャルブームゆえか。

さらにふたりは、CMに起用したいギャルな人。として以下の5名を挙げた。

スザンヌ
木下優樹奈、
浜田ブリトニー、
DAIGO、
高田純次 

おバカキャラとイコールな感じもするが、前向きで理屈っぽくないというところが
共通項なのかな、と思う。
その他、ギャル系マインドの広告例もたくさん紹介されている。

このブルータスの特集を読んで、あらためてギャル文化も本物になってきたと思う。
ついていけない、とも言ってられない・・・

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米満和彦氏「0円販促」を成功させる5つの法則。

広告会社にいて言うのも何であるが、広告に頼りすぎるのも考えものだ。

広告が必要な場面とそうでない場面をきちんと見分ける必要があるし、
広告を打つ前に考えなければならないこと、打たなくてはならない手がある。

米満氏が書いたこの本、「0円販促」を成功させる5つの法則は、
まさにそんな気づきを再認識させてくれる1冊だ。



米満氏はもともとは九州の大手印刷会社の社員。ビッグクライアント相手に
額の多い商いをしていたそうだが、独立してはじめて小さな会社の仕事を手掛け、
いかに小さな会社・お店が広告予算のねん出に四苦八苦しているかを知ったという。

以来なるべく少ない経費で、最大の集客を実現する方法を追求し、
それにより小さい会社・お店を支援することをミッションとして取り組んできた。

その実践の集大成として「0円販促」をキーワードに、そのノウハウのすべてを余すことなく
紹介しているのが本書というわけだ。

まず常識を疑ってみること。
行動し継続すること。
努力をコツコツ積み重ねることによって、確実に成功に近づいていく。

正直広告会社に長年身を置いていると広告自体が目的となってしまう場合が
往々にしてあるが、本書はそんな自分に、待った!をかけてくれる1冊でもある。

そして何より、広告に頼らず0円販促をとことん追求して行こうという米満氏の情熱に
感銘を覚えた。

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スラムドッグミリオネア、こんな映画見たことない。

過去のどの映画とも比較ができない、そんな独特の雰囲気を持った映画だった。
ダニーボイル監督の「スラムドッグミリオネア」。

スラムドッグミリオネア

インドの現実を描いた社会派ドラマであり、兄弟の葛藤を描いたヒューマンドラマであり、
大金をつかむか否かのサスペンスであり、
なにより人生を賭けた最上のラブストーリーでもあった。
今年のアカデミー賞で8冠を獲得したのは伊達ではない、そう実感した次第。

監督ダニーボイルは、ハリウッドではこの映画はできなかったと語っている。
いくつかの過激なシーンは間違いなく企画段階でNGになると。

全編インドロケ、有名な俳優は誰一人出ていない。
スターに頼らざるを得ないハリウッド映画に鉄槌をくらわした格好の
今回のアカデミー賞受賞だ。

印象的だったのはインドの計り知れない圧倒的なパワー。
まさに時代はアジア、インドへシフトしてきていることを目の当たりにした感じがする。

主演のふたりの才能を引き出した、ダニーボイル監督の演出力も見事だった。
スラムドッグミリオネア。映画好きであれば見ないという選択肢はない。
ファイナルアンサー?ファイナルアンサー。

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吉田類の酒場放浪記

地上波では無理でもBSなら成り立つ、そんなTV番組の典型が、
吉田類の酒場放浪記だ。

従来30分枠であったが、好調ゆえか、この4月から1時間枠に拡大された。

まず、この番組を支えているのが、吉田類氏の憎めないキャラクター。
ただの飲兵衛ではなく、知性も併せ持つ。
彼のキャラクターなくしてこの番組は成り立たないだろう。

毎回登場するのは、駅の裏道、路地に点在する地元密着の居酒屋。
必ず、名物料理という独自の強みを持っており、その強みが店の長い歴史を支えている。

この酒場放浪記以外にもBSには面白い番組がめじろおしだ。
制作費削減でどれも同じような番組になり危機的状況にある地上波。
いっそ、BSと入れ替えてしまえば、なんて思ってしまうのは私だけだろうか。

吉田類の酒場放浪記サイト

なお、4月20日に酒場放浪記の書籍も発売された。

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広告批評よ、さようなら。

広告批評が、ついに最終号。
30年の歴史に幕を閉じる時が来た。



世の中は、まさに不景気真っただ中、そんな中での休刊は、
まさに広告の時代の終わりを告げているかのようだ。

30年前といえば、ちょうど大学を卒業し、自分が右も左もわからない状態で
コピーライターとして世の中に飛び出した頃。
以来、宣伝会議、ブレーンとならんで、ずっと愛読書だった広告批評。
その存在はまさに広告が元気な時代の象徴だった。

広告はどこへ行こうとしているのか。ふたたび広告が元気な時代はやってくるのか。
広告批評の最終号を読みつついろいろなことを考えさせられた1日だった。

ともあれ、ありがとう、広告批評。そしておつかれさま、天野さん他スタッフの皆様。

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樋口裕一氏「読ませるブログ~心をつかむ文章術」

わかりやすさでピカイチの文章力を持つ書き手のひとり、樋口裕一氏。

その樋口氏が「おもしろいブログ」を書くためのコツを教える本、
「読ませるブログ」を書いた。



この本を読んで初めて知ったこと。そして驚いたこと。

この著者の樋口氏、実はつい最近までブログを始めていなかったという。

文章のプロともいえる存在でありながら、ブログを書いていなかった理由、
そのひとつがIT音痴ということだそう。

もうひとつは、逆に「文章のプロ」であるから。
お金をもらって文章を書くことを生業にしているだけに、ただで文章を書くことが
許せなかった、そんな理由のようだ。

そんな樋口氏であるが、ブログを始めて日が浅いにもかかわらず、
さすが文章のプロ、短期間にどうブログを書くべきかを掴んだようで、
読ませるブログを書く秘訣がわかりやすく紹介されている。

そのまま実践すれば、たちまちアルファブロガーに!

なんて簡単にいくわけはないが、そこそこ読ませるブログは書けそうな気がしてくる。

さっそく参考にしてみよう。

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小宮一慶氏「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」

「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」。
略して、ABC。
ABCを大切にするといいことがある、経営コンサルタント・小宮一慶氏の
提案が詰まった新刊がこの本だ。



軸にになっているのは、チューブの話。
人生とは1本の太いチューブの中を歩いているようなものだと小宮氏。

人には与えれた運命があって、そのチューブが短い人もいれば長い人もいる。
でも、チューブの長さが決まっていても、その幅のあるチューブの中のどこを歩くかは、
その人次第。
成功する人、運がいい人、人生がうまく行く人は、チューブの中でも
上の方の「幸せな場所」を歩き、反対の人はチューブの下の方の「不幸せな場所」を
歩くという。

すなわち人生の「幸せな場所」を歩く秘訣が、ABCだそうだ。

小宮氏の言っていることは至って当たり前のこと。でも、できそうでなかなかできないこと。
実るほど首を垂れる稲穂かな、という言葉があるが、
小宮氏が言っていることも同様のことだろう。
愚直でもひたすら目標を持って続けることによって、やらない人との差がいつの間にか
大きく開いている。

残りの人生がどのくらい残されているかわからないが、
自分自身の肝に銘じて歩んでいきたいものだ。

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新型プリウスの予約好調で生産拡大検討。

トヨタの新型プリウスの予約が2万台を超え、生産計画拡大を検討しているという。

苦境の自動車業界にあって、待望の明るい話だ。

当初トヨタは、3代目となる新型プリウスの国内販売を月1万台程度と想定していた。
ところが、4月1日に受け付けを始めた購入予約が2週間余りで2万台を突破する人気ぶり。
まさにうれしい誤算だろう。

もちろん今月からはじまった「エコカー減税」やエコカー購入補助金などが追加景気対策に
追加されたことも大きいと思うが、それ以上にエコカー自体の可能性に理解が
深まってきているからではないか。

ホンダ「インサイト」の好調な売れ行きに続いてのトヨタ「プリウス」の好調な予約状況。
さらに他社からもエコカーが続々と登場する予定。

もともとトヨタの不振のニュースから始まった感がある、愛知の不景気ムード。
トヨタにおんぶにだっこでは心もとないが、やはりトヨタあってのこの地区なのは確かだ。

トヨタはもちろん、この流れで自動車産業に活気が戻れば、他業界への好影響も大きいと思う。
追随する他社の戦略に期待したい。

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道幸武久氏「会社の寿命3年時代の生き方」

道幸氏2冊目の著作、「会社の寿命10年時代の生き方」をポケット版出版に際して
改題したのが本書、「会社の寿命3年時代の生き方」



人の寿命と同じように会社にも寿命があるとして、その寿命が10年であるとしたのが3年前。

それがこの3年の間にさらに短くなって、今や3年にまで縮んでしまったのではないか、ということで
改題したそうだ。

それくらい今の時代の企業経営は難しいものなのだ。
さぞや経営者は大変な思いをしていると察する。

さて、本書はそんな時代にあって、もう“ただのサラリーマン”では生き残れないとし、
確実に生き残るためには会社に頼らず自らの意思で自分自身を磨かなければならないと
道幸氏は主張、その手法を教えてくれる。

天下のトヨタですら必死の状況だ。大手企業とていつ何時窮状に置かれるかわからない。
その時自分のサバイバルを第一に考えたとしても誰も非難しないだろう。
自分自身も本書を読んで、あらためてまったなしで今こそ考えなければならない時だと思った次第。
もちろん思うだけでは何も始まらない、行動が伴わなければ。

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不景気なのに?不況ゆえに?長尺CM増加中。

景気後退の影響が顕著なマスコミ業界。
企業にとっても、TVCM出稿もできる限り削減したい、というのが本音ではないだろうか?

そんな中、長尺CMがじわりじわりと増えてきている、というニュースを見つけた。

ユニリーバ・ジャパンに至っては、テレビ東京系列局でヘアケアブランド「LUX」の
5分間の長尺CMを放映し始めたという。(まだお目にかかっていない)
ハリウッド女優のキャサリン・ゼタ・ジョーンズさんを起用、3月発売の新商品をPRするもの。

もともとインターネット向けに制作した短編映画を「ブランドの持つ世界観を、
ネットを利用しない人にも伝えたい」(広報マネジャー)ということでCM向けに再編成。

インターネットが進展して、理解促進を目指しての長尺動画コンテンツが
当たり前になった感があるが、そうした影響がTVCMにも及んでいるのだろうか。

もっとも不況で空き枠も多いことが予想されるだけに、逆に長尺にも
柔軟に対応できるのではと思う次第。

不況が長引けば、好況時には想像できなかった意外な長尺ものが出現する可能性もある。

TV/広告業界にとっては新たな可能性に取り組むチャンスかもしれない。

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広告代理店、コップに残された水は?

コップ半分の水。まだ半分残っていると見るか、もう半分しか残っていないと見るか。
考え方によって、会社の考え方がわかるという。

そのように見ると、広告代理店(特に中小の)のコップの水は、はたしてどれくらい
残っているのだろう。

おそらく、もう半分は残っていまい。
でも、今立ち上がれば、まだコップの水は残っている状態であることは間違いない。

広告代理店がインターネットをビジネスに取り込もうと思った場合、
常に問題となるのは、1件当たりの規模の小ささだ。
マスメディアをハンドリングする場合と比べ、ひと桁は確実に違う。
よって数を効率よく集めることができるかにかかっている。

その時問題になるのは、長年大きなビジネスで楽に商売してきたことによる価値観。
この価値観を変えられない限り、ネットビジネスで売上を立てることは難しいだろう。
ここに広告代理店の最大のジレンマがあるのだ。

そうこうしている間に、広告ビジネスとは無縁であった会社が
いつしか競合相手となって、大きく影響を与えてくる。

そう考えると、コップの水はもうほとんど残されていない。
喉をうるおす水は限りなくゼロに近いのではないか、ネット社会の進化のスピードを考えると、
空になるのもそう遠い日ではないだろう。残された時間は少ないのだ。

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成功社長の企画書

何を持って成功というのか、少し微妙な感じはするが、
「成功社長の企画書」という新刊(文庫)を読んだ。



登場する成功社長は、

ゼットン株式会社 代表取締役 稲本健一氏
株式会社クリークアンドリバー 代表取締役社長 井川幸広氏
プラウドグループ 代表兼CEO 唐澤誠章氏
サイボウズ株式会社 代表取締役 青野慶久氏
幼児活動研究会株式会社 代表取締役 山下孝一氏
ネットイヤーグループ株式会社 代表取締役兼CEO 石黒不二代氏

以上、6名の社長。あまりマスコミに登場しない人も含め、いずれも一家言持つ社長ばかり。

さて、この本は、よくある企画書の書き方についてのノウハウ本ではない。

企画書を武器に、どのようにしてビジネスを切り開き企業を成長させてきたかを
それぞれの体験・キャリアをもとに丁寧に語ってくれている。

なかでもフリーのドキュメンタリー映画のディレクターとして、とかく感覚的になりがちの
世界に論理性をもとに数々の実績を刻んできた、まさしくドキュメンタリー映画に
なりそうな話には感銘を受けた。

これで524円+税しかも書き下ろし。昼マック1回分で買える、まずその値段に驚き。
そして内容の濃さにもう一度びっくり。
不景気下にぴったり、お得感いっぱいの1冊だ。

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クルマの乗らない人への景気刺激策。

あまりに天気がよいので、クルマを置いてバスで街に出た。

そこで思うこと。

政府の景気刺激策として、ETC補助や高速道路の割引、環境対応車への買い替え補助、
などなどクルマの購入や利用を促す対策が目白押し。
自動車産業、自動車関連産業の落ち込みが激しいので、雇用維持を含めての
緊急対策の色合いが強いが、トヨタなど大手自動車メーカーからの要請も強いからではないか。
まぁ不況にも近い状況なのでいたしかたないが、
少しクルマ社会に片寄りすぎではないかと思ったりもする。
特に高速道路の割引は、世界的な二酸化炭素削減の動きに逆行しているようにも。

同じように、クルマを利用しない人にも策が考えられないのはどうしてだろう。

常々思うのは、デパートの駐車割引。
駐車割引があるのなら、バス・地下鉄で来る人への交通費割引があっても
いいのではないか?買い物をした人への帰りの交通費分の割引とか。
仮に、国がその分を負担することになったとしても、大した額にはなるまい。
その割引で少しでも来店する人が増えれば売上げも上向き、景気対策には持って来いだ。

そんな観点で考えれば、大盤振舞いをしなくても、もう少し現実的な
景気刺激策がいくつでも浮かんできそうなものだ。

現実的には無理かもしれないが、そんなことを考えた1日だった。

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比較検索型から指名検索型へ。神田正典氏のビジネスチェンジ論。

神田正典氏の新連載が、THE21で始まった。
脱・マーケティング時代のロジカルシンキング進化論。

テーマは「日本のビジネスモデルは大転換期を迎えている。」

神田氏が最近気づいたこととして
「今、人々から高い支持を受けている事業は、集客努力などしていない。
従来通りの営業活動に力を入れている企業は、今後時代遅れになる」と。

今すぐではないであろうが、神田氏のこのビジネスチェンジ論は、イコール営業不要論にも
つながる。営業テクニックを磨いている人にとっては聞き捨てならない話だ。

たとえば、キッザニア東京。たとえばディーンアンドデルーカ。たとえば、デザインタイド。
表立った広告をしていないのに、いつの間にかお店には人が集まっている。

ちょっと待てよ。営業不要論というより広告不要論ではないか。

SEM全盛の今、企業は検索エンジンの比較検索の世界で競争優位に立つために、
しのぎを削っている。
一方、キッザニア東京やディーンアンドデルーカなどは、直接、会社名や店名を検索で
打ちこまれるため、他社と比較検索されることがなく、はじめから競争が存在していない。

今市場で圧倒的なポジションを獲得しているビジネスは、すべて指名検索で
検索されていることを知らなければならない。
だからこれらの企業は「営業や広告をしなくても、顧客を集めることができる」というわけだ。

広告で認知を上げる、グッドイメージを構築することも、指名検索を促す
重要な方法というのが広告業界の常識だと思うが、
それと神田氏の主張はどう違うのか?おそらくはお金のかけどころ、
価値観が変わってきたということだと思うが。

比較検索から指名検索へ移行するためのキーワードは物語だと神田氏。
初回はここまで。次回以降の記事が楽しみだ。

PHP BUSINESS THE21 2009年5月号より

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ボブ田中氏「アイデアの出し方」

ボブ田中氏は、大手広告代理店勤務のクリエイター。
大手ってどこ?ボブって名前だけど、外国人じゃないよね?
おそらくペンネームだと思うが、謎が多い人物。

そのボブ田中氏が前作「殿様ブランディングで、売れる・儲かる」に続いて
書いた新作が「アイデアの出し方」。



最近クリエイターが書くアイデア開発本がいくつか出ているが、
その中で、わかりやすさではピカイチ。

本人が言うように、アイデアは特別な人だけが生み出せるものではなく、
誰でも簡単に、楽しく生み出すことができるもの。
それはセンスや才能などではなく、必要なスキル、効果的なアプローチ方法を
身につけることで可能になると。

そんな観点で、本書では、ボブ田中氏が実体験でつかんだアイデアの出し方、
はたまたツールの使い方を、かみくだいて教えてくれている。

その中のいくつかを紹介しておく。

・メンター思考法
 自分が尊敬する人になりきって、その人だっったらどのように考えるかを
 思い浮かべる思考スキル
 たとえば、直属の上司や先輩といった、自分がその人の考え方の思考や
 判断パターンを知っている人が対象になる。

 田中氏は、このメンター思考法を発展させて、自分とは異なるさまざまな職業に
 あてはめて、商品開発のアイデアはその職業の人になりきって考えることをしているという。
 もしも、警察官だったら・・・
 もしも、アーティストだったら・・・

アイデアは人間に残された最後の資源。使っても使っても決して無くなることは
ありません。
地球にも優しい資源「アイデア」をもっともっと活用しましょう。
そんな気分にさせてくれる1冊である。

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ヤフー、GyaOを子会社化。今秋には動画サービスを統合。

広告業界に所属する私にとっては、青天の霹靂のような驚きのニュース。

この4月1日から、USENのGyaO事業部から切り離されて、独立した子会社となったばかりの
株式会社GyaO。数日しか経たぬ間に、株式の51%をヤフージャパンに売却し、
ヤフージャパンの子会社になることが発表された。
2強とも言える最大のライバル同志の統合である。

鳴り物入りで始まった無料動画配信サービスであるが、
うわさ通り、広告収益に依存する内情は厳しいようで、統合により、より一層の効率化、
ビジネスの拡大を目指すらしい。

発表によると、最終的には、広告配信、課金システムなども統合させ、
日本最大級のオフィシャル映像配信プラットフォームの構築を行うとしている。

また、発表の中で気になったのは、この背景には、ユーチューブでの著作権に触れる配信が
常態化していることがあるようで、著作権をクリアした日本でたった二つのサービスの統合で
あることが強調されている。

さて広告会社の人間としての感想であるが、これによりほぼTVのビジネスモデルを
継承したインターネットの無料動画配信サービスの市場が寡占化される。
競争相手がなくなるということは、広告ビジネスとしては望ましい姿でないように思うが
どうだろう。

一方で、ユーチューブ、ニコニコ動画の急成長もあり、著作権法の見直しも進んでいる。

最終的には、ユーザーが決めることだ。動き出す巨大戦艦の将来は決して明るくないと
思うし、それはそのまま広告業界の未来にイコールのようにも思える。

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仕事は、志事。

仕事という字は、仕える事と書くが、私の場合は、志の文字を使い、志事と書きます。

経営コンサルタント、水谷宗弘氏はそう語る。
水谷氏の新刊、「あなたの会社の赤字は1年で解消できる。」の中の一節だ。



「仕事」には、文字通り「仕える仕事」。「会社に仕える」「上司に仕える」というような意味に
取れ、言われたことを言われたようにやっているような印象がある。

対して、「志事」には、「志を持って事を成す」という意味があり、組織やチームのメンバーが
それぞれ志を持って自分の役割に望めば、これほど強い組織はないという。

他人任せか、主体的か、その違いだけで、結果は驚くほど違ってくるだろう。

どうせ働くなら、主体的でありたいし、部下には主体的であって欲しい。
そう願うばかりだ。

この本の話に戻るが、本題は目標管理がいかに大切で重要であるかについてだ。

どのように具体的に目標を立て、実行していくか、
実践レベルでの実例を多数紹介し、わかりやすく教えてくれる1冊である。

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クリエイティブを生み出す場所。

TBWA HAKUHODOのオフィスは、なんとボウリング場の跡地だということを
ケンプラッツの記事を読んで知った。

TBWA HAKUHODOは、日米の広告会社、博報堂とTBWAワールドワイド(米・ニューヨーク市)が60%と40%の比率で出資する合弁会社。
さすが外資が入っているということで日本の広告会社とは考え方がひと味違う。

さて、このオフィスだが、ボウリング場と言うことで、ワンフロアが広く天井も驚くほど高い。
つまりそれだけ自由度が高いと思われる。

TBWA HAKUHODOオフィス
↑オフィスの中心にキッチンが。

自由度が高いということは、クリエイティブなアイデアを盛り込むには持って来いで、
つまりこういう場所がアドマンの理想郷と言うことになるのだろう。

こういうクリエイティブな環境を持つ広告会社と戦わなければならない、
日本の伝統的な広告会社は大変だ。(特に中小の)

自分がクライアントなら、クリエイティブを評価する一つの方法として、
間違いなくその環境を見て判断するであろう。

クリエイティブはクリエイティブな環境から生まれる。間違いない。

ボウリング場跡地が“創造的破壊”の作戦本部、TBWA HAKUHODO

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鳥内浩一氏「1億積んでも学びたい 売れる仕掛け」

失礼だが、ケバケバしい品のなさそうな装丁。1億という表現も何となく胡散臭い印象。
(私の好みもあるかもしれない)

ちょっと前の私なら恐らく手にも取らなかっただろう。

そんな第一印象だったのが、この本、鳥内浩一氏の「1億積んでも学びたい 売れる仕掛け」。




たまたま偶然ではあるが、手に取って数ページ読んだところ、
見た目とは大違いで、純粋なマーケティング本であった。

本の中心は、誰もが再現でき成果が出せるという、氏ならではのマーケティング法則。

世の中で成功した会社の共通項を整理して、実践できる「5つの武器」として紹介している。

1.ケース・・・国内、海外を問わず、売上を急上昇させた成功事例
2.フォーミュラ・・・その事例から導き出せる売上向上の「方程式」
3.テンプレート・・・「方程式」をあなたのビジネスに適用する実践ツール
4.ショートストーリー・・・ノウハウを自分のものにするための実例紹介
              +
       最大のカギ「マインドセット」

最大のカギ「マインドセット」とは、
「心構え」であり、「信念」であり、「考え方」であり、「価値観」であるとし、
具体的には、売れるという「確信」、売れて当然と思える「自尊心」、
価格を上げる「勇気」、お金を受け取る「謙虚さ」、価値を提供する「執着心」であると
鳥内氏は言っている。

この5つの法則に置き換えて、具体的な企業の成功事例をつぶさに分析している。
豊富なケーススタディは、そのまま自社に置き換えても大丈夫のような具体性がある。

そうか、そういうことか。ある意味、目から鱗である。
冒頭にも述べたが、実の多い1冊だけに、見た目とのギャップがもったいないと思う次第。

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役職者の役割とは。

会社を変わってすでに何年か経つが、今の会社に入った当初から気になることがあった。

それは、やたら役職者が多いこと。そして、役職者が役職をよく理解していないと
思われることだ。

本来、会社における役職というのは、少なければ少ないほど、
権限と責任が明確になって良いというのが持論であるが、
この会社は、その逆を行っているような気がしてしかたがなかった。

その結果として、それぞれの役職の違いの境界線があいまいになって、
あるべき責任を果たせていないように思う。
さらには、個人の数字を追いかけさせるため、どうしても部下の指導や、
成長させようという意識が後回しになり、個人プレーを優先してしまう。

役職というのは、もちろん高くなればそれだけ部下の数も増え、
面倒を見る労力も余分にかかるわけだが、
別な視点で役職ごとの違いを考えてみると、
個人的には、会社の先をどこまで見ているかの違いではないかと思う。
係長が1年後までであれば、課長は3年先、部長であれば少なくとも5年先くらいまでは
視野に入っていないとまずいのではないか。

役職が待遇改善のためのものになってしまっては本末転倒だ。

伸びている会社は、共通して組織がフラットで役職も少ないように思う。
この違いはどこから生まれるのか、一度じっくり考えてみたい。

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スレッショルドを超えろ。坂本桂一氏の成功力。

成功とはなにか?過去いろいろな本を読んできたが、
坂本氏の考える成功というのは、ずばり「スレッショルドを超えること」。

スレッショルドとは、これを超えると状態が変化する項目ということで、
日本語で、閾値(しきいち)とも言うらしい。

坂本氏は、スレッショルドを、この新刊「坂本桂一の成功力」の中で、
砲弾に例えてわかりやすく説明している。



砲弾を地面と平行に発射した場合、

勢いよく飛び出した砲弾も、最後は地面に落下。
しかし、発射速度が秒速およそ7.9キロメートルを超えると、その砲弾は落下することなく、
永遠に地球の周囲をまわり続ける。
これがいわゆる人工衛星で、この人工衛星になれる最小速度のことを第一宇宙速度と言う。
つまり、この第一宇宙速度が、単なる砲弾と人工衛星を分けるスレッショルドなのだ。
同様に、第二宇宙速度、第三宇宙速度も存在する。

これを受けて、坂本氏は、成功と失敗の境目は、このスレッショルドを超えたか超えないかの
言い換えに過ぎないとしている。

スレッショルドを超えてはじめて具体的な変化を手にすることができるのであって、
どんなにスレッショルドに近づいたかと言って、そこに到達できなければ、
その行為は何も生み出さないに等しいとする。

厳しい話であるが、確かに、2位と1位が天国と地獄ほど違うというのは、
まさにスレッショルドを超えることがいかに難しいかを表しているのではないか。

坂本氏は、スレッショルドを超えるのは、意志の力のみとし、
成功するまで決して諦めない心が肝心とする。

成功するまで諦めない、確かにその通り。

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