アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

本日限り、夕刊紙「名古屋タイムズ」

創刊62年の歴史を誇る名古屋市を中心に発行する夕刊紙「名古屋タイムズ」が
きょう31日、歴史の幕を閉じた。

スポーツや芸能など地元密着の記事で人気を博したが、
広告収入の減少などを理由に廃刊に追い込まれた。

新聞の不振を語るとき、夕刊の購読率がうんぬんされるわけであるが、
そんな中ではいちばん打撃を受けるのが夕刊紙であろう。

子供の頃、自分はプロレスファンだった時期もあり、名古屋タイムズは
愛読紙だった時もあった。

そんな昔を振り返ると残念な思いも強いが、世の流れだろう、
名古屋タイムズの廃刊も止むを得ないとも考える。

ネット新聞として存続を模索するという道もあったのだろうが、潔く廃刊としたのは、
ベストな選択かも知れない。

それにしても62年の歴史がこうも簡単に幕を閉じることに一抹の淋しさを覚える次第。

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オバマ氏、プライムタイムで30分のテレビ広告。

アメリカの大統領選挙までいよいよ秒読み段階となった。

民主党オバマ氏が優位と伝えられているが、
ブラッドリー効果なるものがあって、予想ほど票が獲得できないという説もある。

そんな最後の追い込み状態にあって、オバマ氏が勝利を不動のものとすべく勝負に出たようだ。

なんと、29日午後8時より30分間にわたり、CBS、NBC、FOXの大手テレビネットワークで
自らの主要政策を包括したテレビ広告を放送。

プライムタイムで30分を独占することは異例中の異例で、
放映枠の料金は、1局約1億円とも言われている。

いかにテレビ放送の価値が下がっているアメリカの話とは言え、
日本では想像もできない、放送枠の使い方。
見た人のインパクトもさぞや大きいと想像に難くない。

選挙において、ネット全盛の時代のように言われているが、
テレビの影響力がまだまだ大きいことを再認識させるニュースだった。

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アメリカの高級紙、ついに日刊紙から週刊紙へ。

インターネットの影響で、新聞が大幅に部数を落としている。

新聞の危機が叫ばれている中、象徴的なニュースに遭遇した。

アメリカで100年の歴史を持つクリスチャン・サイエンス・モニターが、
購読者が減少している日刊紙を来年4月に廃刊、週刊誌に移行し、
日々のニュースはインターネット版での配信に切り替えるという。

慢性的な赤字を抱えていることが理由で、日刊紙のネット配信への全面切り替えは
アメリカでは地方紙を除き初めてらしい。

いよいよ、新聞の危機が現実のものとなってきた。
クリスチャン・サイエンス・モニターの選んだ道は、この先、
同様の新聞社にとって王道的なものとなるだろう。

いずれにしても、今手を打たないとますます大変なことになることは
容易に想像できる。

同業もしくはマスコミ関係者にとって衝撃的なニュースであるが、
いち早くその道を選択したクリスチャン・サイエンス・モニター社は、
賞賛に値するかも知れない。

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人の2倍やって人並み、人の3倍やって人以上。

マラソンランナー、高橋尚子が残した言葉である。

この言葉の意味は深い。

彼女は間違いなく天才だと思うが、天才が人と同じことをやっていてはただの天才で終わる。
世の中にひとりきりの真の天才であるためには、さらに2倍、3倍の練習量が必要だということだ。

イチローしかり、真の天才ゆえに、天才にしかわからない高みが見えるのだろう。

その高橋尚子は、今日を持ってマラソンから引退を表明した。

「走る心がきれいな人」だと野口みづきは言う。
確かにそのとおりだ。

日本新記録、オリンピック金メダル、数々の栄光の歴史。
その一方で、数々の挫折と苦難の歴史。

それでもあきらめないひたむきな心。

引退しても、彼女の走りは、いつまでも多くの人の心に刻み続けられるだろう。

おつかれさま、高橋尚子。

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大学生の特権、タダコピ。

最近、大学生をターゲットにクロスメディアをコミュニケーションデザインするとき、
よく使われているツールが、タダコピというサービス。

せんじつはテレビ番組「アッコにおまかせ」でも紹介されている。(HPによると)

タダコピは大学に設置してあるコピー機のコピーを無料で提供する代わりに、
裏面に企業の広告を表示するというもの。

広告と引き換えに、大学生は無料でコピーをとることができる。

現役学生たちが中心になって立ち上げた学生ベンチャー企業、オーシャナイズが始めた。

首都圏、関西圏、中部圏の46大学に導入されており、
学生が大学にいる時間に唯一アプローチできる媒体として、多くの企業に利用されている。

もちろん、メリットばかりではない。著作権との兼ね合いや
紙という資源を無駄に消費させるとしてタダコピ導入を見送る大学もあるという。

そういった点を除き、おおむね大学生にとってはメリットが多いサービスであろう。

女子大生という情報に敏感なターゲットにアプローチした永谷園の成功事例もある。
クリエイティブが起点となるキャンペーンにはうってつけだけに、
クリエイターの腕の見せ所かもしれない。

但し、ローカルレベルで見るといろいろと表現上の制約が多いだけに広告主への普及には
今しばらく時間がかかりそうだ。

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ポタジエの柿沢安耶氏、ついに情熱大陸に。

まさに時の人。
オーガニック野菜を使ってケーキをつくる、パティシエ「柿沢安耶」氏。

このところさまざまなメディアで取り上げられているが、ついに今晩の情熱大陸にまで進出した。

情熱大陸に登場ということは、彼女の活動がマス的に認められて、ある種その道のトップととして
評価が定着するということだ。
それだけ一般人にも与えるインパクトは大きい。

いささか下世話であるが、彼女がTV的だと感じるのは、ビジュアルの良さも多分に
影響していると見る。

人気が出る人に共通しているのはビジュアルの良さとともに、
時流に乗ることが大変上手だと言うこと。
もちろん意識的に時流に乗ろうとしても上手くいくとは限らない。
計算づくではなく直観でそれを手にしてしまう。
ある種の生まれ持った才能だろう。

気づいたら世の中、マクロビブーム、デザートも自然志向。
そんな時流が彼女を表舞台へ登場させた。
運の良さも才能かも知れない。

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ハンティングからガーデニングへ。

ハンティングからガーデニングへ。

先日も少し紹介したが、今田純氏が書いた「届く、当てる、的を射る~エンゲージメント時代の広告心得帖」に出てくる一節だ。



この言葉を提唱したのは、早稲田大学商学部教授の恩蔵直人教授。

マスからリレーションへのマーケティングパラダイムのシフトを象徴的に言い表した名言だ。

獲物を打ち倒す事ばかり続けていると、マーケティング本来の「売れ続ける仕組み」を
つくることができないとし、種まきから始める関係づくりの重要性を説いている。

マーケティングで中心的に使われる「戦略」という言葉自体が、
戦争での戦いから生まれたものであり、その基本は勝ち負けにある。

とすれば、ガーデニングはまさに対極にある言葉で、
戦わないことが前提である。

ガーデニング=戦わない経営。
ここでもまたそのキーワードが登場した。

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レストランの食べ残しも、MOTTAINAI。

TVのニュースで、ドギーバッグについて知った。

アメリカでは、ドギーバッグという習慣があって、すでに定着しているとか。

ドギーバッグとは、レストランで食事をした際、食べ残してしまったものを、
家に持ち帰るための専用のパッケージ。
もともと犬に食べさせるためのものであったため、ドギーバッグと呼ばれるようになったらしい。

そのドギーバックが日本でも徐々に活用され始めているようだ。

時代は、MOTTAINAIへシフト中。
特に日本はアメリカ的生活様式の模倣ですっかり日本らしさを失ってしまった。

そんなライフスタイルに疑問符が打たれて、もう一度日本らしさを取り戻そうというのが
昨今の日本人の意識だろう。
このドギーバッグは、そんな時代の価値観にぴたっとはまってしばらく注目が
集まりそうだ。

それにしても、このドギーバッグがアメリカ発とは、皮肉的。

↓持ち帰り専用容器「ドギーバッグ」の一例

ドギーバッグ

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藤巻幸夫氏のオリジナルブランド「CRUM」

もと伊勢丹のカリスマバイヤーにして、その後、福助の再生を託されて社長に転身するなど、
華麗なキャリアをもつ藤巻幸夫氏が、新たに長年の夢だった、
自らのブランド「CRUM」を立ち上げた。

CRUMのシャツ

CARREAUX(チェック )
RAYUES VERTICALES(ストライプ)
UAYUES HORIZONTALES(ボーダー)
MNI(無地) (メンバーのイニシャル、ニックネーム) の
フランス語の頭文字をとって、
CRUMと名づけたと言う。

CRUMは、藤巻氏が昔からこよなく愛する、
シャツとトートバッグをオリジナルで展開するブランド。

ベーシックだけど、質の高さが売り、品良く着られそうだが、
値段はちょっと高め、輸入の高級シャツほどではないが。

今は、東京・西麻布の自社ビル「クルコト」でのみ入手できる。

ブランド「CRUM」は、「クルコトプロジェクト」の第一弾プロジェクトということで、
今後も新しいけど普遍的なデザインや商品を提案していくとの事。

CRUMもそうだけど、これからどんなモノやサービスが登場してくるか?
常に世の中をあっと言わせてきた藤巻氏だけに、楽しみである。

CRUMのWebサイトはこちら

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真木よう子は、使いたい女優№1か?

今が旬と言ってもいい、女優・真木よう子。
CM演出家が、TVドラマ演出家が、スチールカメラマンが。
一度は起用してみたいと考える女優であろう。

TVCMでもひっぱりだこで、
資生堂のインテグレートのTVCMでは、ザヒットパレードの名曲とともに
華やかなミュージカル女優を演じている。

そして、もう一本は、リプトンのザ・ロイヤルのTVCM
「寺田がザ・ロイヤルを飲んでるなんて生意気」という決め台詞のあれである。



個人的には、少し無理をして快活に振る舞っている資生堂のCMより、
彼女らしいイメージ全開のリプトンのTVCMの方が好み。

寺田と彼女の関係は?彼女の職業は?いろいろと詮索したくなる造りで、
想像を膨らませてくれる。

真木よう子、思いのほか(と言っては失礼だが)、息が長い女優に進化しそうだ。

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広告クリエイターに刺さるのはどっち?広告新刊本2冊をゲット。

会社帰りに行きつけの書店を覗いたら、広告本大収穫の1日となった。

まず、翻訳本で1冊。
「費用対効果が23%アップする 刺さる広告―コミュニケーション最適化のマーケティング戦略 」
レックス・ブリッグス (著),グレッグ・スチュアート (著)である。



「広告の半分が無駄になっていることは知っている。わからないのは、どの半分なのかと
いうことだ。」というおなじみの言い回しに対して、リサーチデータをもとに科学的な
アプローチを試み、勘と経験に頼らない真に消費者の心をとらえる広告をどう実現するかを
説いている。

もう一冊は、大学教授が書いた
「届く、当てる、的を射る。―エンゲージメント時代の広告心得帖」
今田 純 (著)



こちらは理論をベースに、今、心に刺さる広告はどう考え、どう創るかを
わかやすく体系的に解説している。

さて、広告クリエイター・マーケターの心に刺さる1冊となるのはどっちだろう。

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とある住宅会社の、再スタート。

愛知県の西三河、岡崎に岡崎住宅と言う住宅会社があったが、この春、
経営難に陥り、民事再生法の適用を受けた。

その事業を受け継いで、新たに11月より再スタートを切るのが、
「オカザキホーム」だ。

オカザキホームの新社長は、元銀行マンの新美輝夫氏。
3年前に注文住宅建設のアキュラホーム(東京)に移り、現在はアキュラホーム常務も兼務する。

民事再生法適用の申請時に約120人いた従業員は、今は約80人になったという。

再生にあたっては、アキュラホームが展開するJAHBnetに加盟し、工務店支援を受ける。

JAHBnetは、アキュラホームの社長、宮沢俊哉氏が、自ら切り拓いた住宅建築のノウハウを
全国の工務店に提供するネットワークだ。

参加により自社だけでは実現できなかった、満足度の高い住宅を適正な価格で
提供できるように。

宮沢社長とアキュラホーム、JAHBnetの設立の経緯は、
社長が入社式で鉋をかける理由~アキュラホーム・宮沢俊哉の「日本住宅維新」に詳しい。



住宅会社再生のプロ、新美氏、JARBnetの力を借りてオカザキホームは
見事復活再生できるか。

市場は逆風真っただ中だけに、新美氏の手腕に注目が集まる。

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価格を下げるのではなく、価値を上げる。

前にも少し紹介したが、浜口隆則氏と村尾隆介氏の共著による
「だれかに話したくなる小さな会社」の中にある言葉である。



価格を下げるのではなく、価値を上げる。

値段を下げて売る事はたやすい。ただし、短期的にはうまくいったとしても、
その結果として会社の利益が減り、すぐにまた価格競争に巻き込まれ、
経営不安を永遠に拭い去ることができない。

だから少し大変でも、会社の価値を上げる努力をして、ファンを増やす事を
続けていくことが大切であると。

確かに、仕事において値引きを要求されることは多々ある。
その時に「わかりました」と即答するような営業マンは、
永遠に成長できないだろう。
それが社員が幸せに暮らしていくために適正な利益ならなおさらだ。

個人の事しか考えていないか、会社全体の事まで考えているか?
その時の対応で、その人間の器すらわかるのだ。

浜口隆則氏と村尾隆介氏の共著による
「だれかに話したくなる小さな会社」には、
ほっとできるような心温まるエピソードがいっぱいに詰まっている。

他社と戦うことがばかばかしくなる、
戦わない経営こそ、すべての会社が幸せになると実感できる。

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売れる法則、勝間本。

東京出張の折、時間があったので、丸ビルのABC(青山ブックセンター)丸ビル店に
寄ったところ、さすがオフィス街、勝間和代のコーナーが入口に作られていた。

勝間和代と言えば、書いたビジネス本は軒並みベストセラー。
それだけではなく、彼女が薦める本までが売れ行きを大幅に伸ばしており、
熱烈なファンがカツマーと呼ばれるがごとく、世の中にカツマー旋風を巻き起こしている。

というわけで、ABCの勝間コーナーでは、彼女が最近週刊ダイヤモンドで
紹介した本を中心に平台に並ぶ。

マイクロトレンド、
ダイバーシティ、
サラリーマン合気道、
サービスブランディング etc

毎月の本代が15万円という勝間和代氏。
そのすべてが肥やしとなって現在の彼女ができあがっていることがわかるだけに、
彼女の生き方に賛同する者には、勝間本は説得力がある。
それが売れている最大の要因だろう。

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山岸二郎氏「ペンだけで30日後に行列をつくるすごい裏ワザ」

山岸二郎氏、最近新刊を出した。
タイトルは「なぜルパン3世は泥棒なのにヒーローなのか?」



この本のタイトルに惹かれて思わず手に取った。
著者の山岸氏にしてみればしてやったりだろう。

待てよ、確か山岸氏と言えば・・・・
自身の蔵書をあらためて見返してると、あった。
前作にして山岸氏はじめての著書「ペンだけで30日後に行列をつくるすごい裏ワザ」。



そうそうこれ。

1年前に買ったはいいけど、何となくよくある一攫千金ものと感じ、ほとんど読まないままに
ほかって置いた。

今回あらためて読み返してみたけれど、タイトルとは裏腹に、
メッセージで他者との違いを際立たせるにはどう考えたら良いのか。
そのエッセンスが実に端的に要領よくまとめられている。

広告屋としては考える部分も多いが、広告にお金をかけないと集客できないと
考えている飲食店オーナーにはまさに目から鱗であろう。

ペン1本で十分人を惹きつけ売上をつくることができる。
その実践的なヒントが満載だ。

1年前はなぜかぴんとこなかった。
当時の気分を振り返ってみると、もう少し広告的であったのか、
この1年で随分自分の考え方が広報的に変わってきているような気もする。

飲食店オーナーにはもちろんであるが、
最近自分のつくるコピーがどうも広告的で嘘っぽいと思うコピーライターにも
スランプを脱出するいいヒントになるかも知れない。

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鍵は不祥事対応力。信頼できる会社、信頼できない会社。

東京経済大学の駒橋恵子准教授と関沢英彦氏の共著による
「信頼できる会社、信頼できない会社」を読んだ。



関沢氏は元博報堂社員、そして博報堂生活総合研究所の所長。
広告会社の酸いも甘いも嚙み分けている。

本著は、特に不祥事が起きた時の対応を、
雪印乳業、不二家、松下電器産業などの例をあげて解説されている。

不祥事が発生したとき、企業の命運を担うのは、初動の対応である。

この時点でのホンの少しの差が、天国と地獄ほどの差を生んでしまう。

いい例が、雪印乳業社長の「私は寝ていないんだ」発言だろう。

たった一言で雪印乳業は奈落の底に落ちた。

こういった状況の時に、どう考えどう行動するか?
企業のコミュニケーション戦略という観点からわかりやすく教えてくれる。

すべての広報責任者が今一度自社の現状を見直すのに、格好の一冊となりそうだ。

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お犬様御用達「クリエイティブヨーコ」、オンワード傘下に。

景気下降の中で、衣料の売れ行きも低迷気味。
しかしながら、相変わらずのペットブームで、犬用服の売れ行きだけは好調に推移している。

そのペット服市場を牽引しているのが、長野県に本社がある「クリエイティブヨーコ」。
ちょっと変わった社名であるが、伊東洋子社長の名前から来ているよう。

現在、国内店舗は「ペットパラダイス」など146店。
2008年9月期の売上高は86億円、営業利益は7億円を見込む優良企業である。
まだペット服市場に本格参入して8年ほどで急成長を遂げている。

そんな好調な業績にあって、このほど発表されたのが
アパレル大手、オンワードの傘下入り。

普通に考えれば「なぜ?」というオンワード樫山の傘下入りであるが、
今後の海外展開を目論んで、その先駆的存在のオンワードの力を借りて
さらに加速させたい想いのようだ。

将来を見据えたオンワードの傘下入りは、前向きな株売却に見える。
しかしながら、既存ブランドとの連動、新たな市場開拓への他社パワーの利用など、
オンワードにとってのメリットばかりが目につく。
クリエイティブヨーコ側に表向き以外の何らかの傘下入りしなければならない事情があったのか。
今後の動向を見ていきたい。

クリエイティブヨーコオフィシャルサイト

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だれかに話したくなる会社の「砂時計の法則」

広告会社は小さくても総合と名乗る以上、なんでもできることを売りにしてきた。
マス広告からチラシ、イベントなど、広く浅くが通用した時代が長くあった。

しかしその総合性が逆にじゃまをして、なんでもやります=何ができるの?と
顧客からの信用を少しづつ失っていく結果になっている。

私自身は、専門特化、1点突破がこの苦境を乗り越える最善の道であると主張するも、
会社からは、そんな事をしたら、ただでさえ少ないクライアント数が
さらに少なくなってしまう、という不安の声しか聞こえてこない。

そんな折、こんな本の中でこんな法則を知った。

浜口隆則氏が書いた、「だれかに話したくなる小さな会社」。
その中の「砂時計の法則」。



この「だれかに話したくなる小さな会社」の中で、浜口氏はこう書いている。(以下、引用)

今、多くの業界で「なんでもやっている」「総合サービスを提供している」で
商売を続けていくのは難しくなってきた。
現在は、かれーうどんを食べに、「カレーうどんの専門店」に行くというピンポイントの時代。

でもフォーカスの話になると、事業も、お客様の層も、絞り込むのは自分の首を絞めるようで
怖いと考える経営者は多い。入口が狭くなって、お客様が減っていく会社の姿は、
誰にとっても恐怖。

そんな時は、砂時計をイメージしてもらうと良いかも知れません。
やりたいことがたくさんあっても、まずは絞り込んで、定めた世界でいちばんになる、
そこで、ある程度のブランドを確立することができれば、将来の展開が何倍も楽になってくる。

ブランドや競合関係によっても異なるが、まずは2年。
2年間、ある小さな分野の専門家として自社を演出していく。
その仕事を専門家として徹底していく。
世間にその顔だけを見せていく。
仕事に関わるすべての人たちに、とことん伝えていく。
そうすることで、あなたの会社は「なんでもやっていたころ」に比べ、
ぐんとブランドに近づくはず。
(以上、引用)

この本の中に出てくる会社は、小さいながら狭い分野でナンバーワンの会社ばかり。
「砂時計の法則」をまさに実践した会社だ。

大きくジャンプするためには、一度膝を曲げて小さくなって力を蓄えて、
せ~ので思い切り地面を蹴り、全身で伸びる。
そんな感覚にも似ている。
砂時計の真ん中のいちばん細いところ、自分で探すとしたら何だろう。
とりあえずそこをよく考えてみよう。

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弱者の戦略は、№1戦略。

マーケティングの世界では有名なランチェスター戦略。

そのランチェスター戦略の実践者、栢野克己氏が書いた本が、「弱者の戦略」だ。



弱者が強者と同じように行動をしていては、100%勝ち目はなく、
強者に勝つためには、1点突破、いわゆる選択と集中しかない。
弱者は狭い範囲での№1を目指す。これである。

その好例として、「福一不動産」の話が載っている。

福一不動産の古川社長は、よくある街の不動産屋であったが、
やずや創業者の矢頭宣男の主宰する「21世紀生き残りセミナー」に参加した日を境に
それまでの営業方針を、営業範囲を半径500mに限定、
地域密着型の営業に大きく方向転換させた。

究極の1点集中。

その結果、超地域密着の営業が功を奏し、年商750万円が
粗利2億円までに急成長を遂げた。

ともすると営業範囲を広く広く構えて営業しようと考える人が多いが、
範囲が広くなるほど行動範囲も広くなり効率が悪くなる。
理想は会社の近くだけで利益を確保できることだ。

業種業態によっては商圏は広くなるが、どうやって狭めるかには、
すぱっと切り捨てる経営者の勇気が必要だろう。

いずれにしても中小企業は、“狭く深く”がキーワード、これしかない。

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大前研一氏「目がティーボ(Tivo)化している」

大前研一氏が書いた最新刊「サラリーマン再起動マニュアル」に出てくる言葉。



ティーボ(Tivo)とは、アメリカで普及しているTV番組をハードディスクに録画できる機器で、
再生時にCMをスキップできることが特徴だ。

それと同じように、人々は新聞や雑誌を読んでいる時に目が広告を飛ばす癖が
ついてしまっている、と大前氏は書いている。

目がティーボ化する、とは言い得て妙。いかにも印象的なフレーズを残す才能に溢れた
大前氏ならではの言葉らしい。

さらに大前氏は、人々の広告を飛ばす癖を読み取って、
あらゆる企業は広告宣伝戦略を変えよ!と断言する。

その大前氏、1943年生まれだから今年65歳。
その時代を捉える目はいささかも衰えない、この本を読んでそう感じた。
30代~40代のビジネスマンを対象に書いた「サラリーマン再起動マニュアル」であるが、
50代~60代の熟年世代にも勇気を与えてくれる一冊。

平成維新の会を立ち上げ、東京都知事、衆議院議員選挙と、国を変えるべく
動いたがその志は形にならなかった。

しかし今にして思えば、その時大前氏が当選していれば、もう少し日本と言う国は
違う形になっていただろう。そう考えるといささか残念な気がする。
日本国民に先を読む目がなかったと言うことだ。

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広告批評10月号、表紙は“3種類の宮崎あおい”が楽しめる。

来年4月号の30周年記念号を持って休刊となる広告批評。

そんな広告批評が休刊を前に新たな取組みを試みた。

10月号の表紙は、女優宮崎あおいが務めるが、なんと3種類用意されているのだ。

広告批評表紙宮崎あおい

たまたま訪れた書店では、そのうちの1種類しか置いてなかった。

恐らく宮崎あおいファンは、何店か書店をはしごすることになるのだろう。

それにしても、休刊が秒読みというタイミングでのこの試み、

その心意気に拍手を送りたい。

余談だが、この3冊をコレクションすると、のちのちプレミアムがついたりするのだろうか?

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4,50代向けポパイ「ポパイ・オイリーボーイ」、12月に新創刊。

みんな大きな少年になった。をキャッチフレーズに、元祖版ポパイが新創刊する。
発売は12月。新雑誌名は「ポパイ・オイリーボーイ」だ。

ポパイ・オイリーボーイ

ポパイと言えば、自分の青春時代はポパイとともにあった、と言っても言い過ぎではないほど、
特別な存在で、ポパイが発信するカルチャーやファッションにどっぷりであった。

特にファッションについては、ブルックスブラザースやJプレスのアイビーファッションや
シェラデザイン、パタゴニアのアウトドアファッション、レッドウイングのワークブーツなどなど、
さまざまな流行をポパイから学んだ世代である。

その元祖ポパイ世代に向けての、“あのブームよ再び”を狙った新創刊と思うが、
はたしてどうだろう。

確かに、ジュリアナ復活などリバイバルブームではあるが、
リバイバルというだけでは、この出版不況の中、長続きしないような気がしてならない。

創刊時のスタッフがライターとして多数参加するのも新創刊の話題のひとつのようだが、
新しい中年カルチャーを創れるほどのパワーが残っているのか・・・・

青春時代のバイブルでもあった雑誌だけに、個人的にはいい想い出とともに
心の中にそっとしまっておきたい気もする。

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西江肇司氏・何故シリーズ第二弾、「何故あの会社はTV型サイトにするのか?」

株式会社ベクトルの代表取締役、西江肇司氏が書いた
「何故あの会社はTV型サイトにするのか?」を読んだ。



西江氏の前著は、「何故あの会社はメディアに紹介されるのか?」。



すなわち「何故あの会社はT型サイトにするのか?」は西江氏の何故シリーズ第二弾、というわけだ。

前著では、広告に対してとかく広報の重要性を説き、わりやすくPRの考え方を
教えてもらった。

西江氏は別会社でPRタイムズというニュースリリース配信のASPシステムを
提供しているが、まさにこの本はその仕組みのバックボーンとなる考え方を提示している。

そう考えるお、今度の「何故あの会社はTV型サイトにするのか?」は、前著同様に
今後のPRの主流となっていくであろうビデオPRの考え方を説いたものと理解できる。

私自身も今後のWebサイトは動画の活用が鍵を握ると考えているが、
まさに動画使用をどうするかで頭を悩ませている人にとっては、
多くの先行事例の紹介も豊富で、わかりやすい1冊である。

どうせならこの機会の2冊セットで読んでみると、PRの現状から未来が
俯瞰できるかもしれない。

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「NAGOYA DESIGN WEEK(NDW)2008」、まもなく開催。

デザインでつくるヒト・モノ・マチをキャッチフレーズに、NagoyaDesignWeek2008が、
10月15日~26日まで、名古屋各所で開催される。

資料によると、昨年まで「名古屋のデザイナーズウィーク」として開催されていたものを、
名古屋市とデザイン事業推進委員会が主催する「名古屋デザインウィーク」と
連携実施することで更にパワーアップしたとの事。

資料を読む限りでは意図がよく理解できないが、まぁ、同じような名前のイベントが
いくつもある状態よりはすっきりした感じなので、一歩前進というところか。

とはいえそんなイベントが開催されていること自体知らない人が多いのでは、
内容以前の問題だ。まずは広めることに力を入れるべきだろう。

内容は、資料を見ると、建築・インテリアのイベントが中心のようだ。
名古屋もしくは周辺の主だった家具メーカー、インテリアショップが協賛についていることで
読み取れる。

名古屋デザイン博は遠い昔、デザイン都市宣言もあった。

名古屋をデザインの街として売り出す事は長年の構想のようだが、
どうも地に足がついていない。
このイベントが新たなムーブメントのきっかけになればと思う次第である。

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出版不況の救世主となるか、勝間和代氏。

最新刊、「読書進化論」を書いた勝間和代氏。

ポジティブでシンプルな、目標へ一直線の勝間氏の本は、読んでいて
スカッとする。そして、読後は、何か動かなければという想いに駆り立てられる。



この読書進化論は、本の読み方、本を読むことのメリットなどを自身の体験を中心に
書いている。

勝間和代氏の本が実践的なのは、明確な目標を設定し、その目標までのプロセスを
何段階かに分け、一つ一つのステップは明日からでも取り組めること。
その継続により、いつしか目標に近づいているというわけだ。
勝間氏いわく、大切なのは「目標」ではなく、「目標を明日できる行動に落として明示すること」だ、と
している。

この読書進化論には、勝間氏の提案を実践した人たちの経験談も数多く取り上げられている。

そんな勝間和代氏が、初出版以降一貫してメッセージしてきていることは
「本への投資を惜しむな」ということ。

自分もその意見には同感でポジティブに受け止め、気になった本はまず買い求めるという行為が
日常的になった。

読書の魅力、そして読書のメリットがひとりでも多くの人に理解されれば、
少なくとも本を読まない人が減るということはないだろう。
そういう意味で、勝間和代氏のような広める役割の人がひとりでも増えることを願う。

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日産MURANOに登場する名工クレイモデラー、木村誠。

おそらく知る限り、自動車メーカーのTVCMにクレイモデラーが登場するのははじめてだろう。

そのTVCMが、日産自動車のMURANOのTVCMだ。



クレイモデラーとは、デザイナーが描いたスケッチを立体で表現するクリエイター。
今回登場するクレイモデラー木村誠は、日産入社以来クレイモデル制作一筋に今日まで来た男。
平成16年度、厚生労働省が選出する卓越した技術者の証、「現代の名工」にも
日産のクレイモデラーとして選ばれた。

デザインと言えばデザイナーが登場するというのが常套手段であったが、
あえて日のあたりにくいクレイモデラーという存在にスポットライトを当てたこと。

そして、日本のモノづくりの技術力が再評価されている今、タイムリーであること。

そんな点で新鮮さを提供しながら、
地味ではあるが長期的なブランドづくりに主眼を置いたこのCMには好感が持てる。

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「広告」から「売る仕組み」へ。次世代マーケティングプラットフォームが語ること。

マスメディアの未来について、説得力を持って予測できる人は少ない。

そんな中で、湯川鶴章氏は、梅田望夫氏と並んで、その的確な予測で双壁だと考える。

ふたりの共通点は海外生活が長く、より大きな視点で世の中の変化を見ることができることだ。

その湯川鶴章氏が新刊を出した。タイトルは「次世代マーケティングプラットフォーム」。




この本で氏はマスメディアの未来をこう結論づける。

今起こっている変革は、もはや広告と言うひとつの企業活動の枠組みだけで
語れるものではない。
経済全体のあり方まで変えるような大きな津波なのである。

つまり広告という存在自体をうんぬんするレベルでは、到底津波を乗り切ることは
できる訳がないと言われているに等しい。

クリエイティブ優先の「広告」から、
自動化されたマーケティングプラットフォームによる「売る仕組み」へ。

その時、広告代理店・アドマンはどうなっているのだろう。
恐らく、今やっていることのかけらも残っていないだろう。

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