今週末で上映が終わりそうなので、遅ればせながら三谷幸喜脚本と監督の「ザ・マジックアワー」を見た。

見たのはTOHOシネマズ、今日14日はトーフォー(東宝)の日ということで、1,000円で
映画が見られる貴重な日。しかもお盆休みと都合よく重なった。
ちなみに109シネマズの場合は、19日が割引日になっている。
1,000円ならという打算付きで見た映画だが、十分もとは取れたと満足している。
じゃ、1,000円じゃないと見ないのかと言われると辛いが、まぁこういった機会に
普段なら見ることがない映画と出会えるのも意義があることだと思う。
いい映画であれば次回は定価で見ようと思う訳だから。
これがきっかけとなってファンが増えるのであれば悪いことではないから、
こういう機会をもっともっと増やしてほしい。
さて肝心のザ・マジックアワーであるが、
映画好きが作った映画好きのための映画という感じがする。
何より精一杯真心こめて作っているという事が画面全体から伝わってくるところがいい。
さらに出演者も三谷氏の誠実さに惹かれて参加していると言う感じが
映画づくりの原点のスタイルを彷彿とさせて好感が持てる。
ビッグネームが揃った大味の映画が元来好きではない私であるが、
この映画はビッグネームがビッグネームで終わっていない、
それぞれの持ち味が存分に活かされている。
映画好きのつくる映画は画面からハートが伝わってくる。
それだけで映画好きは幸せな気分になれるのだ。
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決してメジャー作品ではないけれどじわじわと評価が上がってきている映画、「奇跡のシンフォニー」を見た。

代休をとったので久々に平日に映画館で映画を見たが、はたしてこれで元が取れるのかと
心配になるくらいの空き具合。広い客席に20人は入っていない。見る立場としてはゆったりできていいのだが・・・
原題は「AUGUST RUSH」、映画の中では8月の興奮と訳されていたが、それが日本人相手だと
奇跡のシンフォニーとなる。
ストーリー自体はまさにミラクルの連続なだけに、邦題の方がしっくりくる感じはするが、
ここまで意訳となると、はたして製作者の想いは如何なものだろう。
ストーリーは、展開が予測できて、いかにもお涙頂戴のありそうな話であるが、
それでも知らず知らず涙が湧いてきてしまうのは、一にも二にも監督の演出力、そして出演者の演技力のたまものだ。
冒頭にも書いたが、名前で観客を呼べるような俳優は出ていない。
にも関わらず見終わった後の感動が静かに余韻を残してくれる、
そんな映画が、本来あるべき姿だと思う。
説明はできないが、何となく勇気づけられた自分がいる。
この奇跡のシンフォニーを見て、あらためて映画の持つ力を実感した。
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久しぶりに涙を流さずにいられない映画に出会った。
「最高の人生の見つけ方」

監督、ロブ・ライナー。そして名優ふたり。
名優とは、ジャッ・ニコルソンとモーガン・フリーマン。
大金持ちだけど孤独なニコルソン。
夢から挫折したまま生きてきたが暖かい家族に恵まれているフリーマン。
このふたりでなければ恐らくこの感動は生まれなかっただろう。
というくらい、この映画でのふたりは、どんぴしゃのはまり役。
死ぬまでの期限を知った時、人は何を考えどう行動するのか?
ともすると重い暗いテーマであるが、最後の最後までポジティブに生を全うしたふたりには
拍手を送りたい気分になった。
同じ状況になった時、自分ははたしてどうだろうか?
大切なことは、後悔がないように今を精いっぱい生きること。
そして何より後悔なく生きようと思えば可能にできる今に感謝の気持ちを持つことだ。
幸いまだ自分の人生の期限は知らされていないのだから。
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映画版に続いて、ハチミツとクローバーのTVドラマが始まった。
映画で蒼井優が演じた主人公の花本はぐみ役は、TVドラマでは成海璃子が務める。
成海は若干15歳。早くからその才能に注目を集め、15歳といえども芸歴は長い。
大人っぽい顔立ちと雰囲気でとても15歳とは思えないが、しかしドラマを見るかぎり、15歳という年齢は隠せない。
演技だけでは何ともぬぐえない本来の若さは、やはり、しゃべる時やちょっとした仕草にあらわれてしまうようだ。
実年齢より少し若い設定は過ぎてきた経験で何とかなるようであるが、経験したこと無い少し上の設定というのは演技力でカバーするには正直無理があるのだろう。
ドラマはまだ中盤であるが、奔放な美大生というこの主人公の設定には、どうやら蒼井優に軍配が上がりそうである。
ちなみにその蒼井優が、4月スタートの日テレ系「おせん」(火曜・後10時)で連続ドラマ初主演することが決まったらしい。
人気コミックが原作ということであるが、若手きっての演技派、蒼井が今度はどんなキャラクターを演じるのか楽しみである。
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ヒュー・グラント、相変わらずの健在ぶりである。
おかしいけど、少し哀しく、最後は心温まる、そんな主人公を演じさせたら、相変わらず彼の右に出るものはいないと思う。
今回演じるのは、80年代に大ヒットを記録したが今は落ちぶれている元ポップスター。
相手役は、年齢を経て演技に磨きがかかってきたドリュー・バリモア。
彼女が演じるのは、姉の痩身ビジネスを手伝う今は、かつての経験で心に傷を持ち、文章を書くという才能を眠らさせたままでいる女性だ。
あるきっかけで彼が曲を書き、彼女が作詞をし、ある人気シンガーの新曲を手がけることになった。
そんなふたりが一緒に創作を始めた時にこんなやりとりがある。
「気軽に書いてみて、たかが歌詞だろう。」
「歌詞も大事だけど、メロディほどじゃない。」
「分かってない。メロディは第一印象よ。肉体的魅力やセックス。」
「でも、“相手の本当の姿を知ること”が歌詞よ。
二つが合わさって“魔法”が生まれるの。」
メロディと歌詞の役割を言いえた名言だ。しかもそこに恋愛観をさりげなく載せている。
自分の仕事である、広告づくりで言えば、ビジュアルとコピーの関係にも通じ、このくだりは心に響いた。
歌づくりを通してお互い悩みながら、やがてわかり合っていく、王道のラブストーリーではあるが、ヒュー・グラントとドリュー・バリモアの演技力、人生経験がこの映画にただのラブストーリーではない貴重な味わいを添えている感じがした。
大作ではないが、見終わった後に心の中に温かさが広がるいい映画である。
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