松坂屋名古屋本店の「吉田拓郎展」に出かけた。

吉田拓郎といえば、わが高校時代のヒーロー。
初期の「人間なんて」「イメージの詩」「マークⅡ」などが特に好きな曲だった。
その拓郎も今や還暦を過ぎ、すっかりおとなしくなった印象であるが、
ライブ映像で、70年代、80年代のステージの様子を見ると、
これでもかというくらいエネルギッシュかつパワフル、音楽性もメッセージも独創的であったと
あらためて感心するばかり。
ちょうど時代は高度成長期にむかっていくところで、その時代ならではの熱気をまさに体現した人だ。
この吉田拓郎展、サブタイトルに「タクロニクル」とあるように、
彼の歴史を年代順に写真とレコード、CDの展示がメイン。
来場者をみると、やはり団塊世代が多いようであるが、中に混じって若者もちらほら。
彼らにとって、全盛期の拓郎はどう映るのか、聞いてみたい気分でもあった。
時代が移り変わって、ムンムンするような熱気に我を忘れてしまうような体験をする機会は
少なくなくなってしまったように思う。
残念に思うのと同時に、それが時の移り変わりというものだろう。
青春の真っただ中の中心にいた吉田拓郎。観終わった今、ちょっぴり感傷的で複雑な気分である。
テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ
熱烈なファンと言う訳ではないが、クラシックバレエの舞台を機会があって時々見る。
クラシックバレエは台詞がなく身ぶり、表情で展開を表現していくのであるが、
どうしても基のストーリを知っていないと今ひとつ舞台にのめりこめない。
わかりやすい解説本があったらいいのに、と思って探すのだが、
なかなかこれだというものが、見つからないでいた。
そんな中、刊行されたのが小学館の「華麗なるバレエ」DVDブックシリーズである。
過去にオペラや歌舞伎のシリーズを刊行しているだけに、
そろそろとクラシックバレエのシリーズも思っていた矢先だ。
第一弾として「白鳥の湖」、以降、
ジゼル、ロミオとジュリエット、眠れる森の美女、ドンキホーテ、コッペリア、ラ・シルフィード、
海賊、ラ・バヤデール、くるみ割り人形、と続々と刊行される。
いずれも定番中の定番であるが、バレエ芸術の見る百科事典とも言えるラインナップだ。
第一弾の「白鳥の湖」は、キーロフ・バレエ(マリインスキー・バレエ) の優美な舞台。
日本でなかなか根付かない“鑑賞するバレエ”、これを機会に
少しでもファンが増えるといいと思う。
テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ
仕事を早く終えて、ジュンク堂名古屋店へ行った。
本屋めぐりは若い時からの趣味と言ったところであるが、
2時間どころか休みだと3時間、4時間はあっという間に過ぎてしまう。
それと別に平日の本屋めぐりは、また別の楽しみがあり、
時間がぽっと空いて出かけることになったひと時は、至福の時。
まさに本好き以上に、本屋好きたる所以である。
この時間、本屋には若いビジネスマンの姿が多い。
最近の調査データーによると、若者の活字離れが著しいということであるが、
ところがどっこい若者が活字に戻っているのではないかという印象を受ける。
データよりも実体験を大切にすべきというのはこういうことだろう。
ところで今日は大収穫の日であった。
もともと火曜日は新刊の揃う日であるが、今日は特別。
欲しい本に次々と巡り合ったが、最終的に買ったのは4冊。
・クロスイッチ~電通式クロスメディアコミュニケーションのつくりかた
ちょっと前の「広告営業力」に続いてアドマン必読の1冊と見た。
電通の本としては「アドホックコミュニケーション」に次ぐ
教科書的なな本となりそうだ。
・壁を突破できる社長 できない社長
起業した後、創業社長がぶつかる壁とそれをどのように突破したかが書いてある。
前にも書いたが個人的にベンチマークしているワイキューブの安田社長が載っていた
ので買った。
・新宿駅最後の小さなお店ベルグ~個人店が生き残るには?
何冊か買うと、大抵一冊はこういう本を混ぜたくなる。
新宿駅のベルグという小さな小さな喫茶店兼居酒屋がどのように生き残りを
かけて商売をしてきたか、生き方のヒントとなる名言がそこかしこにある。
・自宅で日記を書いて月5万円を稼ぐ唯一の方法
ネット本。副収入を稼ぐ方法が書いてある本であるが、マーケティングの参考書としても
わかりやすくまとめられている。勉強会の教材としても活用できそうだったので。
さてどれから読もうか?もうひとつの幸せな瞬間である。
テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ
若い人は知らないかもしれないが、今から30年前、一大ブームを巻き起こした凄いゲームがあった。
それが、インベーダーゲームだ。
もちろんモノクロ画面、上から下りてくるインベーダーを攻撃を避けながらひたすら撃ち落とす。
当時私はその最前線の現場にいた。
いわゆる名古屋打ちという高得点をクリアできる特別な打ち方があり、その技を習得した日本で最も早い、おそらく数十人のうちの一人だったらしい。
もちろん当時はネットなどなく情報も隔離されていて、後になってわかったことであるが。
100円玉が尽きるまで、薄暗い喫茶店の2階のゲーム機の前でひたすら打ち続けた。
その当時からすでに30年が経った。
そして今、最新版が復活登場と言うことだ。
移り変わりが激しいゲーム機業界でも、どうやらリバイバルブームらしい。
テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ