アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

企業価値を考える ②必要なのは「つかみ」より「深み」。村尾俊介さんの著書より

事あるごとに読み返す、私にとってはバイブルともいえる1冊。それが本書「安売りしない会社はどこで努力をしているか?」です。

本書のテーマは、値段を下げる前に、できることはたくさんある。

そのとおり。というわけで小さな会社でもお金をかけなくてもできるアイデアが、たくさん紹介されています。

「会社全体のファンを増やす」について書かれた章で、私のお気に入りはタイトルにも掲げたこのページ。(以下、引用)


必要なのは「つかみ」ではなく「深み」


経営者とコーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気で話しをすると、誰が聞いても「心からの言葉だな」とわかる、すてきなストーリーがいっぱい出てきます。

「私は自分の事業が本気で、MADE IN JAPANの復活につながると思っています。だから・・・」

「僕は、人生をかけて、この業界に従事する人たちの社会的地位を上げてあげたいんです。だから・・・」

「だから・・・」の先は、どうやってそれに貢献するかにつながります。大それた事?そんなことはまったくありません。これで、いいのです。

こういうストーリーがあって、はじめて人は、その会社を「応援しよう」と心に決めるのです。

会議室では、インパクトやアイキャッチャーが必要ということで、よく「つかみ」という言葉が出てきます。でも、会社自体を、その地域・業界にファンがいっぱいのブランドにしていきたかったら、同時に「深み」も必要です。

「どうして私たちの会社は存在しているのか?」そんな想いを、ショートストーリーにして、チラシや封筒、名刺など、会社の印刷物に必ず印字していく。

それだけでも、小さな会社のブランド化に向けての、大きな一歩になります。

〜村尾隆介「安売りしない会社はどこで努力をしているか?」

安売りしない会社は

どうでしょう。経営とは続かなければ意味がありません。ハデな分どうしても「つかみ」に目が行きがちですが、本当に大切なことは、地道にあきらめず「深み」を作っていくこと。

それが他社が真似のできない独自価値になるのです。

老舗と言われる会社はすべてこれにあてはまるのではないでしょうか。

つかみといえば広告ですが、広告が効かなくなった、広告のニーズが減ってきた、その理由がわかるような気がします。


スポンサーサイト

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

企業価値を考える ①発想を縮小均衡から「成長志向」に変える。岩田松雄さんの著書より

岩田さんがザ・ボディショップの社長に就任した時、会社の方針のひとつが、「売り上げが2割減っても利益が出せる体質にしよう」だったそうです。


当時1店舗の売り上げが平均7000万円。5600万円になっても利益が出るようにする。

そのためには経費を削ることが必要で、社員を減らしアルバイトを増やす。トレーニングのコストがもったいないから減らす。出張には行くな。接客は「いらっしゃいませ」のレベルでかまわない。…厳しいコストカットこそすべてに優先する。などなど……

しかし、岩田さんの意見は違いました。


もとよりザ・ボディショップはブランドビジネスを展開している。言ってみれば価値で勝負をしているんです。したがってコストを下げて勝負するのではなく、いかに価値ある商品を満足して買ってもらえるかこそ本質であると。

そして岩田さんは、7000万円の売り上げを1億円にするにはどうすればよいか、という「発想の転換(Pradigm shift)を呼びかけました。

これにより、長年売り上げが低迷していたザ・ボディショップが見事な復活を遂げたそうです。

もちろんこれがすべてではありませんし、無駄なコストを削減すべきは当然ですが、肝心なのは無駄か無駄でないかの判断。価値を見失えば熾烈な価格競争が待っています。

本質を見極めて価値を上げることこそ、お客様に選ばれる企業の条件のひとつではないでしょうか。

511BONPkP2L.jpg


〜岩田松雄「スターバックスCEOだった私が伝えたい、これからの経営に必要な41のこと」

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。