バーチャルとリアルの狭間で

名古屋の広告会社で、広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

1円パチンコとギャンブル性

現在、パチンコホールは法規制の影響もあって逆風の真っただ中にあり、
倒産する会社も出てきている。

仕事柄、パチンコホールのTVCMを企画・制作する訳であるが、景気の影響からか
なかなか企画が決まって行かない。
決まらない理由は戦略に迷いがあるから、それにつきるだろう。

さらには、集客を狙えば狙うほど上滑りする。
こういう時ほど地に足をつけて、本来の顧客サービス、
ホスピタリティの充実に注力することが早道だ。

そんな中、1円パチンコが人気を集めている。
店側の論理でいくと、一玉の値段が四分の一になるため、売上が大幅に
下がるリスクがあるが、その分お客はゆっくりパチンコ本来の楽しみを
満喫できる利点が生まれる。ギャンブル性を喜ぶお客にとっては物足りないのであろうが。

現在、1円パチンコを全国で展開中のダイナムは、低貸玉営業に転換したのを機会に
パーソナルシステムという台毎に出玉を計算できるシステムを導入。
球を運ぶのに必要な人員を大幅に削減し、浮いた人件費を接客サービスの向上に
あてていておおむね顧客からは好評だ。

ギャンブルそのものの社会性も問われる今、ビジネスとして社会で生き残るためには
こうした発想の転換、新たなサービスの創出が必要不可欠だ。

消費者金融同様、泣く人がいても儲かればいいという時代はとっくに終わっている。
そこに気がつかなければならない。

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テレビ局各社、スポット広告収入減、続く。

テレビ局各社から、2008年4─6月期の広告収入が発表された。

相変わらずスポット広告費の落ち込みが止まらないようだ。
その理由として、スポンサー企業が原料高の影響を受けた要因が大きいと
各社総じて分析しているが、本当にそれだけだろうか?

もっともらしい理由を探すのに四苦八苦しているというのが素直な感想だ。

インターネットの影響が大きいのは誰の目にも明らか。
決して原料高などと言う経済理由ではないのは間違いないのだが、
本音を吐いた時点で坂道を転げ落ちるように売上が激減するという恐怖があって
思ってもなかなか認めようとしないのだろう。

そんなテレビ局の事情はわからないでもないが、
気になることが1点。

それは利益減を受けて番組制作費の削減を声高々に宣言していることだ。
番組制作の大半は外部の制作会社に依存しているのが現状で、
上記の考え方は、イコール制作会社への外注費を削るということに直結する。

番組ねつ造問題で大いに苦しんだと思うが、どうもテレビ局には懲りない人が多いらしい。

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セミナーと出版、PULL型営業の決め手

最近急成長している会社の共通点を探してみると、
セミナーの開催と社長本の出版が躍進の原動力となっている。

いわゆるPULL型営業の2点セットだ。

以前(今でもこのスタイルの会社もあるが)のPUSH型営業は体力と気力が勝負。

足繁く通って、何とか仕事をもらう。
立場はあくまで下請けだろう。従って、値引きも日常茶飯事。

対するPULL型営業は、評判を聞きつけクライアントからこちらへやってくる。

セミナーに参加したり本を読んだり、で、
すでにどんな仕事ができ、どんな実績を残しているかもあらかじめINPUT済み。

その上の依頼なので、
何とか仕事を引き受けてもらえないだろうか、というお願いスタンスになる。
多少高くても成果を考えれば安い買い物だろう。

180度の違いはどこから生じるのだろう?

思うに、恋愛と同じように、第一印象が大切ということだ。
最初の出会い方によってその後の互いの立ち位置はおのずと決まってしまう。
つまり、下請けはどこまで行っても下請けのまま。

「何でもやりますので、仕事ください、お願いします」は、
今では逆効果になる、意地でも言ってはいけないセリフなのだ。

政治家のように、選挙期間中だけのお願いでは済まないのだから。

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売れる仕組み〜小さなサービスで大きく売り上げる

売り上げが上がらないのは営業が弱体化しているからだ。
そんな台詞がトップの口から平然と出てくるようになったら、
いよいよ会社は危ないと言われる。

売上が上がらないのは営業が弱いからでも社員がダメだからでもなく、
トップに戦略がないから。
言いかえればトップが「売れる仕組み」を作っていないからである。

それでは、売れる仕組みとはどう考えればよいのか?
仕組みを持っている会社とそうでない会社はどこが違うのか?など、
この本には、強い会社をつくるためのヒントがぎっしり詰まっている。

マーケティングについて書いた本は多々あるが、ここまでわかりやすく
ここまで実践的に、しかも中小企業向けに書いた本はありそうでない。

すでに発売から1年以上経過しているが、書店の棚をじっくり眺めて見つけた
良本である。

がんばることに疲れたら、読んでみるとよい。ひょっとしてがんばること自体が
間違っているかもしれない。そう気づかされる。






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CD販売が大変なことになっている。

前々からいろいろと言われていることであり、いまさらと言う感もあるが。

今週号の週刊エコノミストの特集が、音楽セールスについてである。

国内主要レコード会社16社のCD売上高は、
1996年に5062億円あったのが、2006年には3230億円に激減。

その結果、レコード会社にはリストラの嵐が吹き荒れているそう。

その原因として、レコード会社の消費者軽視が挙げられている。
中でもコピーコントロールCDの導入は決定的な失態と言ってもいいようだ。

複製を禁じた事は、その後のオープン化の流れを見事に断ち切ってしまった、
その結果が、今日にCD不況の大きな要因につながっていると。

アメリカではすでに次の大きな波が起こるつつあるらしい。

それは、音楽が丸ごとタダで合法的に聴けるというもの。
ここまできたか、という感が強いが、レコード会社が無くなることはなさそうだ。

しかし、いずれにしてもビジネスモデルの大きな転換を迫られていることは間違いがない。

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